
所有する空き家が、もしネズミの住処になっていたらと不安に感じていませんか。
人の出入りが少ない空き家はネズミにとって住みやすい環境であり、そのまま放置すると深刻な被害に繋がりかねません。
本記事では、空き家でネズミ被害を放置するリスクから予防策、ネズミの駆除方法までを解説いたします。
大切な資産である空き家をネズミ被害から守りたい方は、ぜひ本記事をご参考になさってくださいね。
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空き家放置が招く被害

空き家のネズミ被害には主に、「建物の構造的な損傷」「衛生上の問題」そして「火災リスク」です。
まずは、空き家に発生するネズミによって起こる、これらの被害について解説していきます。
建物強度の低下と高額な修繕コスト
空き家は人の気配がないため、ネズミにとって活動しやすい環境となります。
柱や梁、土台など、建物を支える重要な木材部分がかじられ、気づいたときには強度が落ちているケースは少なくありません。
断熱材も巣作りの材料にされるため、気密性や断熱性が低下し、結露やカビ、腐食の原因にもなります。
さらに、水道管やガス管がかじられると漏水やガス漏れにつながり、建物全体の劣化を一気に進めてしまいます。
修繕には壁や床の解体、柱の補強、配管の交換などの大掛かりな工事が必要となり、数十万円から数百万円規模の出費になるケースもあるため、注意しましょう。
配線損傷による漏電火災リスクと早期発見
ネズミは電気回線をかじることがあり、銅線がむき出しになると、ショートや漏電が起きやすくなります。
天井裏や壁の中はホコリやネズミの巣材が溜まりやすく、火花が引火しやすい危険な環境です。
空き家で電気が通っている状態であれば、ネズミが配線をかじったことが原因で火災につながる可能性もあります。
さらに、空き家の場合は発見が遅れやすいため、気づいたときにはすでに炎が建物全体に広がっているケースも珍しくありません。
原因不明とされる火災のなかには、ネズミが配線を損傷したことが原因と推測される事例もあるため、早期の点検と対策が欠かせません。
糞尿・菌による健康被害
ネズミは多くの病原菌や寄生虫を持ち、移動しながら糞尿をまき散らすため、空き家全体を汚染してしまいます。
乾燥した糞尿はホコリと一緒に空気中へ舞い、吸い込むことで、食中毒や重い感染症につながる危険があるのです。
また、ネズミに寄生するイエダニやノミも室内へ侵入し、人を刺して強いかゆみや皮膚炎を引き起こします。
糞尿や死骸はアレルギーの原因にもなり、喘息や鼻炎を悪化させる可能性もあるため軽視できません。
糞・足跡・かじり跡などのラットサインを少しでも見つけたら、すでに衛生状態が悪化しているサインです。
その際には、専門家による駆除と消毒を早急におこなうことが重要です。
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ネズミの侵入と定着を防ぐための対策

前章では、ネズミ被害のリスクについて述べましたが、被害を未然に防ぐ対策もご紹介します。
ここでは、ネズミを侵入・定着させない、空き家管理の対策について解説いたします。
侵入経路の見つけ方と補修方法
ネズミ対策の基本は「侵入口を塞ぐこと」で、空き家では小さな隙間でも侵入されやすくなります。
成獣のネズミでも直径約1.5cmの穴があれば通れるため、基礎や換気口、配管周り、屋根の隙間まで丁寧な点検が欠かせません。
とくに、ラットサインが残っている場所は通り道の可能性が高いため、重点的にチェックしましょう。
補修には金属製の素材を使うことが重要で、ステンレス金網やスチールウール、防鼠パテなどが効果的です。
基礎のひび割れはモルタルで埋め、大きな穴は金属板で固定し、物理的に侵入を遮断することがポイントです。
不要物撤去と定期清掃
侵入口の封鎖と合わせて、ネズミが「食べ物」と「巣材」を得られない環境を作ることが重要です。
食品類は、未開封でも食い破られるため空き家には残さず、冷蔵庫も含めてすべて空にして清掃しましょう。
新聞紙や段ボール、布類は巣材になるためできるだけ撤去し、残す場合は頑丈な収納ケースに密閉します。
また、室内はホコリやゴミも巣材になるため、管理訪問時は換気と清掃をセットでおこなうことが大切です。
外周も、雑草や落ち葉が放置されると隠れ場所になるため、庭の手入れもネズミ対策として欠かせません。
低コストで導入できる忌避剤や超音波機器
物理的な対策にくわえて、市販の忌避剤や超音波機器を併用すると、予防効果を高められます。
忌避剤の設置型は天然成分を使った製品が多く、1〜3か月ほど効果が続くため交換も簡単です。
スプレー型やくん煙剤は即効性はありますが持続性は短く、あくまで補助的な用途として使うのが適しています。
超音波機器は、人には聞こえない高周波でネズミを遠ざけるものの、超音波は壁を通りにくいため部屋ごとに設置が必要です。
また、長期間同じ周波数だとネズミも慣れてしまうため、周波数が自動で変わる機種を選び、基本の侵入口封鎖と併用することが大切です。
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発生したネズミを駆除するための3つの方法

ここまで、ネズミ被害のリスクと予防対策を解説しましたが、すでに発生してしまった場合の駆除方法もおさえておきましょう。
最後に、発生してしまったネズミを駆除する、3つの方法について解説していきます。
殺鼠剤の特徴と安全性を考慮した配置
殺鼠剤(さっそざい)は、ネズミに毒餌を食べさせて駆除する方法で、成分により「慢性毒性」と「急性毒性」の2種類があります。
空き家の場合は警戒されにくく、継続して食べさせることで効果が出る「慢性毒性」タイプが適しています。
設置する場所は、糞・足跡・黒ずみなどのラットサインがある壁際、天井裏、床下などの通り道が基本です。
ただし、誤食防止のため、ペットや野生動物が入る可能性がある場合は、毒餌を置くための容器のベイトボックスを使いましょう。
設置場所は記録し、訪問時に薬剤が減っていれば補充しつつ、死骸が見えない場所で腐敗するリスクがある点も把握しておくことが大切です。
粘着シートや捕獲トラップの設置・回収手順
捕獲トラップは、粘着シートやスナップトラップを使って直接捕獲する方法で、死骸の処理が必要になります。
粘着シートは、壁沿いや通り道に複数枚を隙間なく敷き、飛び超えられないように配置するのが効果的です。
スナップトラップは即効性があり、餌を置く側を壁に向けて設置すると、高い捕獲率が期待できます。
なお、放置すると腐敗やウジ発生につながるため、最低でも1〜2週間に1回は確認と回収が必要です。
処理をおこなう際にはマスクと手袋を着用し、袋は二重にして密閉し、周辺は消毒して衛生状態を保ちましょう。
専門業者に依頼するメリット
専門業者への依頼はもっとも確実で、安全に駆除を進められる方法です。
専門業者は、被害状況の調査やネズミの種類の特定をおこない、強力な薬剤やプロ仕様の資材で、侵入口の徹底封鎖まで実施してくれます。
さらに、糞尿の清掃や消毒、ダニ・ノミ対策、再発保証などのアフターサービスが受けられる点もメリットです。
費用は被害状況によって異なりますが、一般的な一戸建てで5万円〜30万円ほどが目安となります。
信頼できる業者を選ぶには、複数社の現地調査と相見積もりを取り、作業内容と保証内容を明確に確認することが重要です。
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まとめ
放置された空き家では、ネズミが柱や配線をかじり、建物の強度低下や火災のリスクを高め、糞尿による衛生問題も引き起こします。
被害を防ぐ基本は、金網やパテで侵入口を塞ぎ、不要物を撤去して餌場や巣材をなくし、忌避剤なども併用して管理することです。
すでに発生した場合、殺鼠剤やトラップで対応も可能ですが、根本的な解決と消毒のためには、専門業者への依頼が最善策となるでしょう。
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株式会社リードホーム
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