建売住宅を購入する際は、間取りや設備に加えて細かな仕様まで確認しておくことが大切ではないでしょうか。
なかでも、見落としがちなポイントとして、カーテンレールの有無は入居後の生活に影響する可能性があります。
標準装備されていない理由や、自分で取り付ける場合の費用・方法について事前に知っておくと安心です。
この記事では、建売住宅のカーテンレール事情を中心に、追加工事やDIYでの対応方法まで詳しく解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
建売住宅にはカーテンレールがない場合がある
建売住宅を購入した後、実際に住み始めるまでに「思ったより準備が必要だった」と感じる方は少なくありません。
その中でも多くの購入者が驚くのが、カーテンレールが付いていないケースです。
見た目は完成していても、カーテンが設置できず慌てるという声もあります。
ただし、物件によっては標準装備されている場合もあるため、購入前に仕様書や現場で確認しておくことが大切です。
販売図面やパンフレットにカーテンレールの表記がない場合は、担当者に直接確認しましょう。
カーテンレールはオプション扱いであるケースが多い
カーテンレールがオプション扱いとなる主な理由は、販売価格を抑えるためのコスト調整と、購入者が後から好みの内装を選べるようにするための配慮です。
内装の自由度を残すことで、ロールスクリーンやブラインドを選びたい方でも追加工事を最小限に抑えられます。
建築コストカットの一環として省かれることがある
建築コストを少しでも下げるため、細かな部材を省く手法が採られ、その一環としてカーテンレールが外される場合があります。
一棟で見ると小さな部品でも、複数窓分を合計すると意外に大きな金額になるため、ハウスメーカー側の判断で削減対象になりやすいのです。
北側小窓は、断熱フィルムを併用することで快適になります。
施主の好みに合わせて後付けできるよう配慮されている
レールの位置やデザインは住む人の好みが分かれるため、購入者が自由に選択できるよう未設置とするケースも少なくありません。
たとえば、天井付けにしてスッキリ見せたい場合と、壁付けにして装飾レールを強調したい場合では施工方法が異なります。
あらかじめ省いておけば、後から選択肢を狭めずに済むというメリットがあります。
▼この記事も読まれています
3階建て住宅を購入!メリット・デメリットや建てる際の注意点を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
カーテンレールを追加工事する場合の費用目安
建売住宅を購入した際、内装が完成しているように見えても、カーテンレールが設置されていないことに気付く方は少なくありません。
この場合、後から自身で追加工事をおこなう必要があり、思わぬ出費や手間が発生することもあります。
本記事では、カーテンレールの追加工事にかかる費用や依頼の流れ、依頼時の注意点について詳しく解説します。
オプション工事としての追加費用の目安
取付工賃は窓の大きさと数で変動しますが、基本料金は5千円〜1万円、追加は窓1枚あたり4千円〜8千円が目安です。
複層ガラスや掃き出し窓など、大きなサッシに設置する場合は、作業時間が延びるため追加料金が上乗せされることもあります。
一般的な戸建て(窓10か所程度)で、合計5万円〜10万円が相場になります。
カーテンレール本体のグレードやデザインによっても総費用が変わるため、複数の見積もりを比較しましょう。
取付工賃に加えて繁忙期(3〜4月、9〜10月)は予約が取りづらく、割増料金が設定される場合があります。
カーテン専門店のフェアを活用するとレール本体を割引価格で購入できることもあるため、時期と店舗選びがコストダウンの鍵になります。
ハウスメーカーや工務店へ依頼する場合の手順
ハウスメーカーや工務店に相談すると、構造を熟知した指定業者が担当するため安心です。
設置したい窓とレールの種類をリストにして伝えると、見積もりがスムーズになります。
引き渡し前であれば、クロス貼り前に下地補強を追加できる場合もあり、ビス留め強度を高められるメリットがあります。
工事日程は鍵の引き渡し日と調整が必要になるため、余裕を持って依頼しましょう。
またメーカー経由の場合、部材の色や質感を既存建具と合わせやすい点や、施工後の総合保証を受けられる点も見逃せません。
業者に依頼するメリットと注意点
外部業者に依頼すれば、豊富な商品から選べるうえ、採寸から施工まで一括で任せられます。
専門のコーディネーターが同行するサービスもあり、家具や床材の色に合わせたコーディネート提案を受けられる点も魅力です。
依頼先を選ぶ際は、費用だけでなく保証やアフターサービスも比較しましょう。
施工保証が付く期間や、修理対応の範囲は業者によって異なるため、契約前に必ず確認してください。
見積書の中に、施工後の点検費用や出張費が含まれているかもチェックしておくと、追加請求の回避につながります。
▼この記事も読まれています
一戸建て購入時の全体的な流れとかかる期間の目安についてご紹介!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
自分で建売住宅のカーテンレールを取り付けるのは可能なのかと取り付ける方法について
建売住宅を購入した後、カーテンレールが付いていないことに気づき、自分で取り付けたいと考える方もいらっしゃいます。
ここでは、DIYでの取り付け方法と注意点を紹介します。
DIYでの取り付けは可能だが注意が必要
カーテンレールをDIYで取り付けることは可能ですが、下地のない壁にビスを打つとネジが効かず、壁を破損する恐れがあります。
必ず下地位置を確認し、石膏ボードアンカーを使う場合でも荷重を意識して固定してください。
電動ドライバーを使用する際はトルクを弱めに設定し、ビス頭をなめないよう慎重に作業することがコツです。
作業前には、保護メガネや手袋を着用し、脚立を安定した床面に置くなど安全対策を徹底しましょう。
採寸の正確さが仕上がりを左右する
DIYでカーテンレールを取り付ける場合に、仕上がりを左右するのは採寸です。
窓枠幅と高さを複数回測定し、水平器で取り付け位置を確認することで見栄えと操作性を確保できます。
採寸ミスがあるとカーテンが床を引きずったり、開閉時に壁へ干渉したりするため、可能であれば二人以上で確認し合うと安心です。
レールを壁付けにする場合は、窓枠幅より左右150ミリ程度長めに取ると遮光性が高まり、外からの視線も遮りやすくなります。
カーテンレールの種類と取付方法の選び方
代表的なレールは、次の三つです。
●装飾レール:デザインを重視
●機能レール:開閉の滑らかさを優先
●ダブルレール:遮光用とレース用を一体化
設置場所と目的に合わせて選定し、天井付けか壁付けかを決めたうえで対応する金具を選びましょう。
ロールスクリーンやプリーツスクリーンに変更する場合は、サイズ計測方法が異なるため取扱説明書を必ず確認してください。
工具はメジャー、水平器、下地探し、電動ドライバー、プラスドライバー、鉛筆、掃除機を用意するとスムーズに作業できます。
DIYに自信がない場合は、部分的に業者へ依頼する方法も検討しましょう。
施工後はレールを手で軽く揺らし、ぐらつきがないか必ずチェックしてください。
問題がなければカーテンを吊り、一度全開閉してスムーズさと荷重耐性を確認すると安心です。
小さなお子さまやペットがいるご家庭では、コードレスカーテンやチャイルドセーフティ機能付きの商品を選ぶと事故防止に役立ちます。
▼この記事も読まれています
新築一戸建てを買うなら知っておきたいこどもエコすまい支援事業をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
まとめ
建売住宅ではカーテンレールが標準装備されていないことが多く、入居前にオプション工事の有無を確認する必要があります。
追加工事を依頼すればスムーズに設置できますが、費用を抑えたい場合はDIYで取り付けることも可能です。
DIYを選ぶ際は、正確な採寸と適切なレールの選定が重要となるため、事前にしっかり準備を整えておきましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む

株式会社リードホーム
城南・都心エリア(目黒区、港区、渋谷区、世田谷区、大田区、品川区)の中でファミリータイプの居住用土地、一戸建て、マンションに特化した売買専門の不動産会社です。
多様化する家探しのニーズに応えるため、お客様の視点で物件を客観視しベストなご提案をできるよう日々励んでおります。
■強み
・他社には無い未公開物件情報ルートを確保
・住宅資金のご相談も一任して頂ける体制
■事業
・売買物件(土地 / 戸建て / マンション)
・不動産売却(仲介 / 買取)