マイホームを初めて購入するときは、「どれくらいの期間がかかるのか」「どのような流れで手続きが進むのか」を事前に把握しておくと、計画が立てやすいです。
本記事では、一戸建て(建売住宅)における購入までの流れと期間、契約から引き渡しまでの流れと期間、注意点についてご紹介します。
一戸建ての購入を検討している方は、ぜひ参考になさってください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
一戸建て購入までの流れとかかる期間について
一戸建て(建売住宅)の購入にかかる期間は、一般的に約3か月~1年です。
注文住宅の場合はさらに時間がかかりますが、今回は建売住宅に焦点を当ててご紹介します。
建売住宅の購入までの流れは、以下のとおりです。
①資金計画を建てる
まずは、どんな一戸建てを購入したいかを決めて、必要な予算を算出しましょう。
一般的には、自己資金(頭金)と住宅ローンの返済可能額を合わせた額が予算の目安です。
手取り収入の25%以下をローンの返済額とすると、無理なく返済することができます。
ただし、購入後のメンテナンス費や固定資産税を考慮する必要があります。
現在の家賃と同じ額を返済額に設定すると、生活が厳しくなることがあるので注意が必要です。
購入にかかる諸費用(印紙税、登記費用、仲介手数料など)も忘れずに資金計画に含めましょう。
②物件選び
次に、予算内で希望する条件に合った物件を探します。
インターネットや不動産会社を利用して情報を集め、立地や間取り、設備など、自分にとって重要な点をリストアップして優先順位をつけましょう。
③物件の内覧
内覧は、実際にその家で生活することを想像しながら、部屋の広さや日当たり、周辺環境をチェックする重要なステップです。
キッチンや浴室など、気になる点はリストアップしておき、内覧時に確認しましょう。
④購入申し込み
気に入った物件があれば、売主に購入の意向を伝えるため、購入申込書を記入して渡します。
購入申し込みの際は、申込証拠金(2万円~10万円程度)が必要な場合もあるため、事前に確認しましょう。
なお、申込証拠金は、売買契約が成立しなかった場合には返金されます。
⑤契約条件の調整
契約内容については、価格や支払い条件などの細かな点について交渉することができます。
条件に合意したら、売買契約を進めます。
⑥ローンの事前審査
住宅ローンを利用する場合は、金融機関で事前審査(仮審査)が必要です。
年収や勤続年数などをもとに返済能力が評価され、審査結果が通知される流れです。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
一戸建ての契約から引き渡しまでの流れとかかる期間について
一戸建てを購入する際、契約から引き渡しまでの流れとかかる期間について押さえておきましょう。
建売住宅の場合、契約から入居までの期間はおよそ1か月が一般的です。
以下でそのプロセスを詳しく見ていきましょう。
①売買契約と住宅ローンの本審査
住宅ローンの事前審査に通過した後に、買主と売買契約を進めます。
売買契約時には物件の重要事項に関する説明があるため、不明点は遠慮なく質問しましょう。
次に、売買契約後に住宅ローンの本審査がおこなわれます。
本審査の際には、住宅ローン申込書や住民票、源泉徴収票などの書類が必要になります。
本審査の期間は、通常7~10日程度です。
なお、火災保険への加入も住宅ローンの契約の一部となります。
②物件の最終確認(立ち会い)
住宅ローンの本審査に通過し、金融機関とのローン契約が完了したら、物件の最終確認をおこないます。
建物の状態を細かくチェックし、不備があればその場で補修を依頼しましょう。
建物に不備があった場合、補修に時間がかかることもあるため、念入りにチェックすることが大切です。
また、家具の配置や搬入経路のサイズも確認しておくと、引っ越しがスムーズになります。
③引き渡しの手続き
物件の立ち会いや補修などが終了したら、引き渡しの手続きに進みます。
引き渡し時には、売主と司法書士、仲介の不動産会社が同席します。
引き渡し証に署名・押印し、残代金と諸費用を支払う流れです。
新築一戸建ての場合、所有権移転登記や所有権保存登記などの手続きが必要となります。
これらは、自分で法務局に申請することも可能ですが、専門的な知識を要するため、司法書士に依頼することが一般的です。
司法書士に支払う手数料は約5~6万円が相場となります。
④入居と引っ越し
物件の引き渡しが完了すれば、いよいよ入居することができます。
引っ越し業者の手配や家具・家電の購入を進めましょう。
新たに購入する家具や家電は即日納品されないこともあるため、入居日に間に合わせるには余裕を持って手配することが大切です。
なお、引っ越し業者は新年度が始まる3月~4月と、転勤が決まる9月~10月が繁忙期です。
繁忙期は、なかなか予約が取れず、料金も高くなりがちなため、ご注意ください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
一戸建てを購入する際の全体的な期間と注意点とは?
一戸建てを購入する際、全体的にかかる期間や注意点を理解しておくことが大切です。
かかる期間や注意点を考慮して計画を立てれば、スムーズな購入プロセスを実現できます。
一戸建て(建売住宅)の購入プロセスは、一般的に約3か月~1年を要します。
物件探しの期間は個人によって異なりますが、建売住宅はすでに建設された家と土地がセットで販売されているため、比較的スムーズに購入や入居が可能です。
ただし、人気の物件は早く売れてしまうこともあるので、過度に悩みすぎずに決断することが大切です。
最後に、一戸建て(建売住宅)の購入時における注意点をご紹介します。
注意点①売買契約後のキャンセルが難しい
通常、売買契約時には購入価格の約10%を手付金として支払います。
キャンセルする場合、タイミングによって手付金が返ってこない上に、追加で違約金が必要になることもあります。
したがって、売買契約前には購入するかどうか、慎重に検討しましょう。
注意点②アフターサービスの内容を確認する
建売住宅のアフターサービスは、ハウスメーカーや工務店が提供する保証サービスです。
法律で建売住宅の構造耐力上主要な部分と雨漏りに関しては10年間の保証が義務付けられています。
会社によっては上記に追加して長期無料保証などのサービスを提供しています。
アフターサービスの有無と内容は、長期的な住み心地に影響を与えるため、注意が必要です。
たとえば、壁紙の剥がれや床鳴りに対して2年間無償で修繕するサービスや給排水設備や電気設備の故障、建具の変形や破損に対する対応などのサービスがあります。
各項目ごとに保証期間が異なるため、購入前にしっかりと確認しましょう。
定期的な点検サービスがあれば、問題を早期に発見し修理費用を節約できます。
売買契約前にアフターサービスの詳細を確認し、ご自身のニーズに合っているかをチェックしましょう。
また、保証期間内に問題があれば早めに報告することが重要です。
注意点③住宅ローン審査
住宅ローンは、複数の金融機関で審査を申し込むと、審査に落ちるリスクが分散できます。
また、事前審査に通過しても、すぐにローン契約を締結する必要はありません。
住宅ローンの金利や返済期間などを各社で比較検討し、最適な条件の住宅ローンを選びましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
まとめ
一戸建て(建売住宅)の購入までの流れにかかる期間は、平均して約3か月~1年です。
売買契約から引き渡しまでにかかる期間は約1か月となるため、比較的に早い期間で入居が可能です。
購入する際は、売買契約後にキャンセルが難しい点や、アフターサービスの内容と保証期間、住宅ローンの審査についてご注意ください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む

株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。