リノベーションを成功させるためには、適切な業者選びが欠かせません。
契約前の見積もり内容をしっかり確認し、信頼できる業者かどうかを確認することは大切です。
そこで今回は、リノベーションの見積もりをとるときの事前準備について、ポイントや注意点を解説します。
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リノベーションの見積もりをとるときの事前準備
リノベーションは、各住宅の状況や顧客の要望に合わせておこなうため、定価を決めることは難しいです。
そのため、適正な見積もり価格を得るには事前準備が重要になります。
ここでは、リノベーションの見積もりをとるときに事前に準備しておくと良い3つの項目を解説します。
家のデータ
リノベーションの見積もりをとるときは、家全体やリフォームをしたい箇所のデータを提供する必要があります。
初めに、家の図面や間取り図のコピー、リフォーム箇所の写真など家に関する資料を整理しておきましょう。
また、見積もりでは業者から以下の点を聞かれることがあるため、スムーズに答えられるように準備しておくことがおすすめです。
●築年数
●面積
●構造
●これまでのリフォーム歴
屋根や外壁などのリノベーションをするときは、足場を組む必要があり、別途費用がかかることがあります。
隣家との間隔も測っておくと、正確な費用を算出するのに役立ちます。
予算
リノベーションは、おこなう範囲や使用する材料などによって、費用が大きく変動します。
あらかじめ予算を決めておけば実現可能な範囲の見積もりが出しやすくなります。
予算を検討するときは、追加工事などによりさらに料金が発生する可能性も念頭におきましょう。
予算は希望額と上限額をそれぞれ決めておくことがおすすめです。
見積もりのときは希望額だけを業者に伝え、上限額はオプションが生じたときの予算として用意しておくのが望ましいです。
複数の業者に見積もりをとるときは、同一の予算を伝え、条件を比較検討しやすくしましょう。
要望
見積もりのときにリノベーションの要望を明確に伝えられるよう、まとめておくことが大切です。
リノベーションのコンセプトや実施箇所、現状不便な点などをリスト化しておきましょう。
また、要望に優先順位を付けておく必要があります。
耐震工事や老朽した箇所の補修など、安全に関わる箇所は最優先にする必要があるでしょう。
その他の箇所については、リノベーションの目的に応じて優先順位を決めていきます。
要望を伝えるときは、なぜその工事をしたいのかについての背景や意図もあわせて伝えましょう。
たとえば「〇〇を収納したいのでこの場所に収納スペースを設けたい」などの説明を加えます。
背景や意図が伝わると、業者はプロの目線からより良い提案をしてくれるかもしれません。
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リノベーションの見積もりでチェックしておきたいポイント
リノベーションの見積もりが出たら、詳細までしっかりと確認してから契約を決める必要があります。
ここでは、見積もりでチェックしておきたい3つのポイントを解説します。
要望が反映されているか
見積もりをとるときは、リノベーションをしたい箇所やその理由などを業者に伝えます。
見積もりが出されたら、伝えた要望が内容に反映されているかをしっかりチェックすることは重要なポイントです。
内容を確認するときは、なるべく対面で説明してもらうことをおすすめします。
要望を理解したうえでなぜそのプランを提案したのか、丁寧に説明してくれる業者には安心して依頼ができます。
デザインや設計プランの微妙な調整で費用が変わるケースもあるため、予算と要望のバランスをとって提案してくれる業者がおすすめです。
金額の詳細な内訳が記載されているか
見積もり金額の詳細な内訳まで確認することは重要なポイントです。
見積もり書によっては、詳細を記載せず「一式」と書かれているケースがあります。
内訳が明確でないと、資材や工事内容に見合わない金額が設定されていたり、不要なオプションが付けられたりしていても気づかない可能性があります。
また、見積もり書の金額は安いものの、工事開始後に見積もりに含まれていない追加料金を請求される可能性もあるかもしれません。
さらに、資材は購入時期によって価格変動が起こることがあるため、見積もりの有効期限を確認しておくことも大切なポイントです。
アフターサービスは充実しているか
見積もり書のもうひとつのチェックポイントは、アフターサービスです。
施工完了時には気づかなかった不具合が後になって見つかるケースがあります。
施工箇所に不具合が生じたときは無料で対応するなどのアフターサービスが付いていると、万一のときに安心です。
不具合に対する対応範囲や保証期間など、詳細まで確認しておくようにしましょう。
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リノベーションの見積もりをとるときの注意点
リノベーションの見積もりをとるときは、確認しておきたい注意点があります。
ここでは、3つの注意点について解説します。
相見積もりは同じ条件でとる
業者選びの参考にするために、相見積もりをとるケースがあるでしょう。
相見積もりはすべての業者に対し同じ条件でとることが、注意点のひとつです。
見積もりで提示される費用は、資材や設備の違いによって大きな違いが生じます。
それぞれの業者に異なる条件を伝えると正確な比較ができなくなるため、注意が必要です。
とくにリノベーションは各業者によって建物の価値や暮らしやすさの考え方が異なるため、提案する内容も異なることがあります。
そのため、相見積もりをとる前に依頼内容を明確にまとめ、より要望に近い提案をしてくれる業者を選ぶことがおすすめです。
相見積もりは2~3社に絞る
適正価格を把握するために複数の業者から相見積もりをとるのは良い方法です。
しかし、相見積もりは2~3社程度に絞ることがおすすめです。
見積もりでは毎回業者と打ち合わせをおこない、家の状態や要望などを詳細に伝える必要があります。
多くの業者と見積もりをおこなうと、それだけ多くの時間や労力が必要になります。
見積もり結果が多すぎると内容の整理が難しくなり、業者の選別もしにくくなるかもしれません。
多数の見積もりをとってもっとも安いところにするなどの選び方はおすすめできません。
2~3社程度の業者とじっくり打ち合わせをし、対応や説明の丁寧さなどをよく見極めて選ぶことがおすすめです。
他社の見積もりを見せない
見積もりを依頼するときに、他社でも相見積もりをとっている旨を伝えることは問題ありません。
ただし、価格交渉の材料として他社の見積もりを見せることは避けましょう。
自社の見積もりも他社に流されるのではと感じ、業者からの心象が悪くなる可能性があります。
結果として、より良いアドバイスをもらえなかったり、価格交渉をさせてもらえなかったりするかもしれません。
同じ設備や資材を使っても業者によって仕入れ値は異なるため、見積もり金額に違いが出るのは当然のことです。
そのため、他社の価格を引き合いに出して価格交渉をすることは望ましくありません。
リノベーションの依頼は、家の安全や暮らしやすさに関わる重要な事柄です。
重要な工事を任せる業者と良好な関係を築くためには、顧客側も誠実な対応を心がけることをおすすめします。
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まとめ
リノベーションの見積もりをとるときの事前準備として、家の資料、予算や要望などをまとめておくことがおすすめです。
見積もりを見るときは、要望が反映されているか、価格の詳細な内訳が記載されているかなどのポイントをチェックしましょう。
見積もりをとるときの注意点として、相見積もりは同じ条件でとること、見積もり書を他社に見せないことなどが挙げられます。
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株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建て・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。