2LDKの間取りにリノベーションを施すことを前提に、中古住宅を購入する方もいらっしゃるかと思います。
しかし、「2LDKに中古住宅をリノベーションするメリットはあるの?」「費用はどのくらいかかるのか?」など、疑問に思う方は少なくないでしょう。
そこで今回は、2LDKの間取りの特徴に加えて、間取りを2LDKにリノベーションするメリットとデメリットと、費用の目安についても解説します。
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2LDKの間取りの特徴
2LDKといっても、いったいどのような間取りなのかがイメージしづらい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでまずは、2LDKの間取りの特徴について解説します。
2LDKの間取りの特徴はLDKが10畳以上
2LDKとは、リビング・ダイニング・キッチンのほかに部屋が2つある間取りを指します。
2つの居室は寝室や書斎、子ども部屋、ゲストルームなど、さまざまな方法で活用できる点が特徴です。
2LDKの広さの目安は、不動産公正取引協議会によって定められており、少なくともLDKが10畳(約16.2㎡)以上なければなりません。
居室が2部屋以上あっても、そのほかのスペースが10畳に満たない間取りは2DKに分類されます。
2LDKの間取りに向いている方の特徴①1人暮らし
2LDKは、1人暮らしの方にも向いている間取りです。
居室が2つあるため、1部屋を寝室、もう1部屋を仕事部屋として活用できます。
リモートワークをするとなった場合でも、無理なく対応できるようになる点が特徴です。
また、1部屋を趣味の空間として活用すると、より生活の質が向上するでしょう。
2LDKの間取りに向いている方の特徴②2人暮らし
2LDKの間取りが向いている方の特徴として、カップルや夫婦などが挙げられます。
LDKのほかに居室が2つあるので、それぞれが1部屋ずつ使ったり、1部屋を寝室、もう1部屋を仕事部屋などとして使ったりすることも可能です。
ゆとりのある生活を送りたい2人暮らしの方にとって、2LDKの間取りは向いています。
2LDKの間取りに向いている方の特徴③3人家族
夫婦のほかに子どもが1人いる3人家族にも、2LDKの間取りはおすすめです。
子どもが小さいうちは1部屋を3人の寝室に、もう1部屋を収納部屋などとして活用できます。
また、1部屋を夫婦の寝室、もう1部屋を子ども部屋としても活用できるので、子どもが大きくなっても困ることは少ないでしょう。
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間取りを2LDKにリノベーションするメリット・デメリット
間取りを2LDKにリノベーションする際は、メリットだけではなく、デメリットもあります。
リノベーションしたあとの後悔を防ぐためにも、どのようなメリットやデメリットがあるのかを事前に確認しておきましょう。
メリット①部屋の広さを調節しやすい
家の間取りを2LDKにリノベーションするメリットのひとつは、各部屋の広さを調整しやすいことです。
たとえば、3LDKや4LDKの間取りから2LDKにリノベーションすると、2部屋を確保しながらも広いLDKを実現できます。
また、水回りや玄関スペースも広く取れるので、よりゆとりのある生活を叶えられます。
メリット②ライフスタイルに合わせやすい
LDKを最低限の面積とし、各部屋を広く設計することも可能です。
たとえば、寝室は広めに、書斎は狭くといった要望も叶えられます。
造り付けの本棚を置く、大型のクローゼットを設置するなど、ライフスタイルに合わせたリノベーションができるところは大きなメリットです。
デメリット①収納スペースが不足する
2LDKにリノベーションする際は、居室が2つとなるので、将来的に収納スペースが不足する恐れがあります。
家に住む期間が長くなるほど荷物は増えていくものなので、初めから十分な収納スペースを確保しておくと安心です。
また、2つの居室の面積を少し大きめに設計し、ウォークインクローゼットなどを設けるリノベーションもおすすめです。
デメリット②プライバシーを確保しにくい
夫婦2人、子ども2人の4人家族では、子どもが小さいうちなら2LDKでも十分対応可能です。
しかし、子どもの成長に伴い、少しずつ住みにくくなっていく点は否めません。
また、男の子と女の子のときは、それぞれに個室を与えられないことによって、プライバシーの問題が生じる恐れもあります。
デメリット③エアコンの設置が難しい
1LDKから2LDKに間取りをリノベーションする際は、新たに設けた個室にエアコンの設置が難しいというデメリットがあります。
壁に設置されたエアコン配管用のスリーブの数が、もともとの間取りに合わせて配置されているためです。
エアコンを新たに設置するには、壁に穴を開けなければなりませんが、ケースによっては管理組合からの許可が下りないこともあります。
そのため、間取りを2LDKにリノベーションする際は、エアコンをどうするのかをあらかじめ考えておくことがポイントです。
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間取りを2LDKにリノベーションする費用相場
マイホームを購入したあとに、間取りを2LDKにリノベーションすることを検討している場合、事前にいくらくらいの費用がかかるのかをおさえておくことが大切です。
ここでは、間取りを2LDKにリノベーションする際にかかる費用相場について解説します。
リノベーション費用を左右するポイント
一口にリノベーションといっても、作業内容や工事の規模、設備のグレードなどによって費用は大きく異なります。
たとえば、施工面積が広くなるほど資材も必要となるので、必然とリノベーション費用が高くなりがちです。
また、クロスや床材、キッチンなど導入する設備のグレードが高いほど、リノベーション費用も高くなってしまう点に注意しましょう。
2LDKにリノベーションする費用相場
2LDKにリノベーションする際にかかる費用相場は、1㎡あたり15万円ほどといわれています。
たとえば、50㎡の広さの家の間取りを2LDKにリノベーションしようとすると、750万円ほどの費用が必要です。
また、和室を洋室へ変更するなどの大幅なレイアウト変更が伴うと、費用は1㎡あたり25万円ほどにまで跳ね上がります。
間取りを2LDKにリノベーションする際の費用をおさえる方法
費用をできる限り抑えるには、スケルトンリノベーションではなく、表層リノベーションを検討することがポイントです。
骨組みだけを残して一から造り直すスケルトンリノベーションとは異なり、表層リノベーションでは壁紙やフローリングなど目に見える箇所だけを改修するところに特徴があります。
築年数が古い家だと配管が傷んでいるケースが考えられるので、スケルトンリノベーションが好ましいものの、築浅の家なら表層リノベーションで希望の住まいを実現可能です。
また、水回りの位置を変更しないことも、リノベーション費用を抑えるポイントとして挙げられます。
水回りの位置を変更すると、新たに配管しなおす必要性が出てくるため、どうしてもコストがかさみやすいです。
そのため、できる限りリノベーション費用を抑えたいのなら、大幅な間取りの変更はしないほうが賢明です。
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まとめ
2LDKは、2つの個室と10畳以上のLDKを備えた間取りであり、1~3人家族の住まいとして向いています。
既存の家の間取りを2LDKにリノベーションすると、各部屋の広さを調整できるなどのメリットがありますが、収納スペースの確保やエアコンの設置が難しくなる点がデメリットです。
また、間取りを2LDKにする際のリノベーションの費用相場は、1㎡あたり約15万円ですが、施工面積や使用する建材や設備などのグレードによって費用は大きく異なります。
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株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建て・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。