理想のマイホームを手に入れるため、中古物件の購入後にリノベーションする予定なら、プランニングには力を入れたいところです。
しかし、プランニングとは聞き慣れない用語であり、何をすることなのか、イメージが浮かびにくいかと思います。
そこで今回は、リノベーションのプランニングとは何かにくわえ、プランニングをする際のコツと物件購入のタイミングについても解説します。
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リノベーションのプランニングとは
リノベーションのプランニングとは、これからおこなう工事のプランを立てることです。
具体的に決めていく内容としては、まず間取りが挙げられます。
購入時点での中古物件の間取りは、リノベーションによって変更可能です。
購入時点ではいまひとつだった物件でも、間取りを自分好みに変更できれば、良い住まいとなる可能性があります。
理想的なマイホームを手に入れるチャンスなので、最初の段階では予算や技術の問題は気にせず、希望の間取りを自由に考えてみましょう。
間取り以外の決定事項
リノベーションのプランニングにおける決定事項とは、間取りだけではありません。
新居に使用する建材や設備の仕様も、プランニングの段階で決めていきます。
建材や設備のグレードを高めれば、高級感があって設備も多機能な住まいに仕上がります。
仕上がりの良し悪しよりも費用の安さを優先するなら、グレードをおさえることが大切です。
いずれにしても、建材や設備の仕様はリノベーションの方向性を左右するポイントなので、希望に合うものをしっかり選びましょう。
このほかには、内装のデザインやコンセントの位置などもあわせて決めていきます。
なお、プランニングは専門家であるプランナーと相談しながら進めるため、不明点は遠慮なく尋ねることをおすすめします。
プランニングの重要性
理想のマイホームをお探しの方にとって、プランニングは楽しい作業となりますが、工事にあたっての重要性は忘れずに押さえたいところです。
物件での工事は計画的におこなわれており、プランが確定しないうちは着工できません。
プランニングに時間がかかるほどリノベーションが長期化し、新生活の開始時期が遅れてしまいます。
入居までの待ち時間を少しでも短縮できるよう、プランニングではスピードを意識しましょう。
入居後に満足できる設計を効率良く決めるために、プランニングのコツは要チェックです。
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リノベーションのプランニングのコツ
リノベーションのプランニングのコツは、以下のとおりです。
適切な予算を立てておく
リノベーションでどのような工事が可能かは、物件の条件だけでなく、予算によっても決まります。
予算が曖昧では、実施可能な工事を判断しにくくなるため、まずは適切な予算をしっかり立てるのが基本です。
予算を決めるときのコツは、家族でしっかり話し合うことです。
生計を同じくする家族から同意を得ていないと、工事にかける金額をめぐって、あとでトラブルになりかねません。
現在の収支や、見込みの借り入れ可能額などをもとに、適切な予算を家族で立てましょう。
あわせて、リノベーションする住宅をまだ持っていないときは、物件の購入にも多額の費用がかかります。
そのため、リノベーションの予算を立てるときは、物件の購入費用も考えておかなくてはなりません。
予算を立てる段階で、物件の購入費用を見落としていると、以後に資金が不足するおそれがあります。
希望する内容に優先順位を付ける
プランニングの段階では、広々としたLDKをつくる、キッチンを対面式にするなど、さまざまな希望が浮かぶものです。
しかし、予算には限りがあるため、リストアップした希望のすべてはなかなか叶いません。
用意できる予算のなかで理想の住まいを手に入れられるよう、希望した内容に優先順位を付けるのも大事なコツです。
優先順位の付け方には「譲らない条件」「できるだけ入れたい条件」「余裕があれば入れる条件」の3つに分ける方法があります。
リストアップした希望を上記3つのカテゴリに振り分けておくと、どの条件を優先すると良いかを判断しやすくなります。
なお、希望に関する優先順位も家族間で異なるケースがあるため、事前にしっかり話し合って決めるのもコツのひとつです。
ライフスタイルの変化を考える
住人にとっての良い住まいとは、本人や家族のライフスタイルによって決まる一面があります。
物件の購入やリノベーションから長い時間が経つと、家族構成やライフステージが変わり、住み心地が当初と違って感じられるものです。
たとえば、子どもの独立後に空室となった子ども部屋を持て余し、物置き場となっている事例は珍しくありません。
将来的にも間取りや設備などに無駄が出ないよう、今後のライフスタイルの変化を織り込んでおくのはプランニングのコツです。
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リノベーションのプランニングと物件購入はどちらが優先なのか
プランニングが終わらないと工事には入れませんが、そもそもリノベーションとは自分の物件に対しておこなうものです。
まだ物件を持っていないなら、どこかの段階で購入しなくてはなりません。
プランニングと物件購入はどちらも重要であり、両方を並行して進めるのが基本です。
物件を先に購入するのは問題?
物件を先に購入するとプランニングには集中できますが、工事の方向性が物件の条件に縛られてしまいます。
確定した工事のプランの内容が、先に購入した物件の条件に合わなかったとしても、物件の返品は不可能です。
そのため、先に購入を済ませると、物件の条件のほうに工事を合わせる形となり、希望がうまく叶わないおそれが出てきます。
プランニングをある程度進めてから物件の購入に入ると、想定しているプランを基準にした物件選びが可能です。
工事に都合の良い物件をうまく選べる点から、希望のリノベーションを進めやすくなります。
くわえて、プランニングを並行して進めておくと、物件選びへの同行を設計者に依頼できます。
設計者が実際に同行すると、現段階でのプランが叶うかどうかをプロの目線で判断してもらえるため、より安心です。
プランニングの期限
リノベーションのプランニングは物件購入と並行して進めたいところですが、住宅ローンの本審査までには終える必要があります。
物件を購入してからすぐにリノベーションに入るときは、工事にかかる費用をまとめて借りるのが一般的です。
そのため、住宅ローンの本審査では工事にかかる費用がチェックされており、金額の詳細を金融機関に提示しなくてはなりません。
プランニングが終わっていないと工事の内容が確定せず、費用も未定となります。
工事の費用が未定では、住宅ローンの本審査に入れず、物件の購入手続きが止まってしまいます。
住宅ローンでは物件の購入資金だけを借り、工事にかかる費用はリフォームローンなどで別途工面しても問題はありません。
しかし、住宅ローンでまとめて借りたほうが金利や手数料などはお得であり、工事の費用を別途借りるのは効率的とはいえません。
少しでもお得に費用を借りられるよう、リノベーションのプランニングは並行して進めつつ、住宅ローンの本審査までには終えるのがおすすめです。
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まとめ
リノベーションのプランニングとは、間取りや建材・設備の仕様など、これからおこなう工事のプランを具体的に決めていく手続きにあたります。
実施にあたってのコツは、家族と話し合いながら適切な予算を立てたり、希望する工事の内容に優先順位を付けたりすることです。
物件購入との優先順位に大きな差はなく、両方の手続きを並行して進めるものですが、住宅ローンの本審査までにはプランニングを終えるのがおすすめです。
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株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建て・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。