建売住宅を購入するときの注意点として、エアコンが付いているかどうかの確認が挙げられます。
多くの建売住宅ではエアコンを引き渡し時に取り付けていないため、自分で用意しなければなりません。
そこで今回は、建売住宅にはエアコンがないケースが多いのか、その理由や取付工事の方法、設置するときの注意点をご紹介します。
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建売住宅にエアコンがないのはなぜか
建売住宅には、エアコンが付いていないケースがほとんどです。
あらかじめその理由を把握していれば、建売住宅の購入で失敗するリスクも少なくなるでしょう。
建売住宅にエアコンがない理由①オプションに含まれるため
建売住宅にエアコンがない理由のひとつは、エアコンがオプションに含まれるためです。
標準仕様に含まれていない設備であり、購入時にも設置されません。
建売住宅を購入するときにエアコンを設置したいなら、オプションを付ける必要があります。
依頼する業者やエアコンを取り付ける場所によって多少金額に差があるものの、エアコンの取付費用は約3万円と言われています。
これにくわえ、エアコンの本体費用がかかるので、ある程度余裕のある資金を準備しておかなければなりません。
建売住宅にエアコンがない理由②備品として扱われるため
エアコンや照明器具などの家電は、一般的に備品として扱われます。
そのため、自分で購入し、自分で設置するのが基本です。
施工会社によってはエアコンの取付がオプションになっているケースもありますが、基本的には業者の手配も自分でおこないます。
状況次第では、建物の建築中にエアコンの取付ができるケースもあるでしょう。
ただし、設置費用が高額になることはデメリットです。
さらに、隠蔽配管にしてしまうと、10〜20年後にエアコンを買い替えるときに再利用できなくなる可能性があります。
建売住宅にエアコンを設置するときは、取付タイミングや設置方法を慎重に検討する必要があるでしょう。
間違ったタイミングや方法でエアコンを設置すると、住宅の劣化にも繋がりかねません。
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建売住宅でエアコンの取付工事をおこなう方法
建売住宅におけるエアコンの取付工事には、いくつか方法があります。
それぞれの特徴をしっかりと押さえておけば、エアコンの取付で失敗する心配もなくなるでしょう。
余計な費用を負担しないためにも、3つの取付方法を確認しておくことが大切です。
ハウスメーカーに依頼する方法
建売住宅にエアコンを設置する方法として、まずハウスメーカーに依頼する方法があります。
もっとも手間がかからないため、エアコンの取付を急いでいる方やすぐに引っ越したい方におすすめです。
引っ越し後にはエアコンが使える状態になっており、快適な生活がすぐに始められます。
また、エアコン設置が住宅設備費用に組み込めるのもメリットです。
ハウスメーカーでエアコン設置をおこなえば、住宅ローンから費用を賄える可能性もあります。
しかし、費用が高めに設定されていたり、選べるエアコンの種類が限られていたりとデメリットも多く存在するのが特徴です。
エアコンの取付方法は、買主の好みや生活スタイルなど条件に合わせて選択することをおすすめします。
機能面で不満があるなど条件に合っていないときは、ハウスメーカーに依頼する以外の方法を検討してみましょう。
家電量販店で購入する方法
エアコンを家電量販店で購入してから設置する方法があります。
どの店舗で購入するかによりますが、ハウスメーカーより商品の種類が多い傾向にあります。
家族構成やライフスタイルに合わせた快適なエアコンが購入できるでしょう。
設置に関しても、家電量販店で頼めるため、手間もかかりません。
ケースによっては、取付費用が価格に含まれている可能性もあり、大幅な費用削減が可能です。
エアコン設置で少しでも費用を抑えたい方は、家電量販店に依頼するのも一つの選択肢として考えてみましょう。
インターネットで購入する方法
もっとも費用を安くできる可能性がある方法は、インターネットで購入する方法です。
ただし、業者の手配も自分でおこなわなければなりません。
手間より費用を削減したい方は、自分で探す方法が向いています。
購入する商品や設置するタイミングを見定めれば、低コストでエアコンの取付が可能です。
エアコンを自分で購入する予定がある方は、それらも考慮して建売住宅を選ぶ必要があります。
より快適な暮らしを実現させるためにも、譲れない条件や妥協しても良いポイントはあらかじめ把握しておきましょう。
建売住宅の購入でエアコンの有無を重視するなら、初めからエアコンが設置されている物件を探すのもおすすめです。
何を優先するのか、建売住宅を購入前に整理しておく必要があります。
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建売住宅にエアコンを設置するときの注意点
建売住宅にエアコンを設置するなら、事前に3つの注意点を知っておく必要があります。
とくにエアコンの設置費用は高額になりやすいため、失敗しないようポイントを押さえておくことが大切です。
注意点①取付タイミングは慎重に決める
エアコンの取付タイミングには、建築中と建築後の2種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、どちらが良いとは一概にはいえません。
建築中にエアコンを設置すれば、引っ越しと同時にエアコンが使えます。
しかし、建築費が嵩む可能性があるので注意が必要です。
費用を抑えたいなら建築後がおすすめですが、すぐにエアコンを設置できるとは限りません。
年末などの繁忙期は工事の予約が埋まっており、数週間待たされる可能性があります。
すぐに工事ができなければ、エアコンなしの生活を一定期間送らなければなりません。
快適な暮らしをするためにも、建築後のエアコン工事は早めに予約を取りましょう。
また、エアコンの動作確認には、電気の開通が必要です。
引き渡し後に電気がとおっていないと、エアコンの動作確認がおこなえません。
エアコン工事を依頼するときは、電気が開通しているか事前に確認しておきましょう。
注意点②配管の穴あけは慎重におこなう
エアコンを設置するには、配管の穴あけ工事が必要です。
この作業は家の耐力性や安全性に関わる大きな問題にも発展する可能性があるため、慎重におこなわなければなりません。
工事をおこなう前には、筋交いや柱・電線の位置を入念に確認しておきましょう。
これらの確認を怠ると、電線を切断してしまうなどの思わぬ事故が起こります。
誤って筋交いや柱に穴をあけてしまうと、家屋の耐久性を損なう原因にもなるので注意が必要です。
エアコン設置で重大なトラブルが起きないよう、配管の穴あけ工事は慎重におこないましょう。
注意点③3階建てのエアコン取付は高額になりやすい
一般的に、3階建てのエアコン工事は費用が高額になりやすいのが注意点です。
これは、室外機を地上に設置することが要因となります。
部屋から地上まで配管を延ばして下すため、作業が難航しがちです。
ケースによっては足場代も必要になるので、通常のエアコン工事より高くなる可能性が高いでしょう。
3階建てでエアコンを設置しようと考えている方は、余裕のある資金計画を立てることをおすすめします。
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まとめ
建売住宅にエアコンがない理由は、オプションに含まれるためです。
建売住宅の購入でエアコンを設置したいなら、ハウスメーカーに依頼する方法や家電量販店・インターネットで購入する方法があります。
注意点として、設置タイミングの決定や穴あけ工事は慎重におこなう必要があるでしょう。
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株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建て・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。
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