生活の満足度を高めるため、住宅をおしゃれで自分好みのデザインにリフォームしたいと考える方は少なくありません。
そのような場合には、内装やインテリアのデザインに重点を置いたデザインリフォームがおすすめです。
今回は、デザインリフォームとは何か、デザインリフォームのメリットや必要な費用についてご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
住宅のデザインリフォームとは
デザインリフォームは、住宅の内装やインテリアのデザインにこだわったリフォームのことです。
デザインリフォームの特長や通常のリフォームとの違いについて見ていきましょう。
デザインリフォームとは住宅のデザイン性を高めるリフォーム工事
デザインリフォームとは、住宅のデザイン性を高めて機能性を引き立たせるためにおこなうリフォームのことです。
建物の内装やインテリアに施主の好みやライフスタイルを反映し、細部までこだわって追求していきます。
そのため、施工を請け負う業者やデザイナーにはそれ相応の実力が必要であり、しっかり業者選びをする必要があるでしょう。
デザインリフォームの特長
デザインリフォームの特長は、細かい部分まで施主の要望を反映させられることです。
「シンプルモダン」「和風モダン」「アジアンテイスト」といった大まかなデザインの傾向だけでなく、細かな建材なども反映させられます。
ペットのために自然由来の建材を使いたい、カフェやバーのようなキッチンにしたい、子どもの成長やライフスタイルに合わせて間取りを変えたいなどの要望にも対応可能です。
住宅に対して細かいこだわりがある場合や、細部まで機能性を求める場合におすすめのリフォームとなっています。
通常のリフォームとデザインリフォームの違いとは
一般的なリフォームの目的は、デザイン性の向上よりも建物の原状回復や機能回復のための修理がメインとなります。
一方で、デザインリフォームは通常のリフォームよりもさらに住宅のデザインを重視するリフォームです。
雨漏りの修理やシロアリの駆除・対策、柱や壁の強度回復をメインに考えている場合は通常のリフォームが良いでしょう。
内装やインテリアをおしゃれに、高いデザイン性を持たせたものに変えたい場合はデザインリフォームがおすすめです。
ただし、デザインリフォームの場合は通常のリフォームと違い、デザイナーにデザインを依頼する必要があります。
そのため、デザインリフォームをおこなう場合は、通常のリフォームよりもお金がかかることが多いです。
▼この記事も読まれています
リノベーションで人気のミッドセンチュリーとは?特徴やコツをご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
デザインリフォームのメリット
デザインリフォームには、通常のリフォームとは異なるメリットが存在します。
中古物件にリフォームを施せば、新築よりも安く好みの住宅に住める可能性が高いです。
また、新築住宅を購入するよりも選択肢が広がる場合もあります。
自分好みの個性的な住宅に住める
デザインリフォームを実施すれば、自分好みでほかの住宅と異なる個性的な住宅に住める可能性が高いです。
住宅のデザインにも流行り廃りがあり、中古住宅の多くは建てられた当時の流行りにしたがって建てられています。
そのため、今あらためて見ると「そこまで好みではない」と感じる方も少なくはありません。
デザインリフォームを施せば、間取りや設備だけでなく内装についてもオーダーメイドのデザインでリフォームできます。
そのため、個人の理想のライフスタイルや好みに合わせたデザインにでき、他の住宅のデザインを流用することなく個性的な住宅にできるのです。
新築住宅でも注文住宅であれば細かくこだわって内装などのデザインを決められますが、建売住宅の場合はあまり個性がありません。
建売住宅の場合は新築住宅でも間取りが決まっており、デザインも周囲の住宅とほとんど同じになるため、中古住宅のデザインリフォームのほうが理想どおりにできる可能性があります。
物件の選択肢が広がる
デザインリフォームのもうひとつのメリットは、新築住宅と中古住宅の両方が選択肢に入るため選択肢が広がることです。
新築住宅のみに絞って住宅を購入しようとすると、空いている土地や建売住宅があるエリアが限られてしまいます。
デザインリフォームを前提に住宅を探す場合は中古住宅でも構わないため、物件の選択肢が大きく広がるのです。
建物にかかるお金が安くなる分、需要が高く人気があるエリアや駅近くなどの利便性が高いエリアも候補に入れられます。
リフォームで間取りや内装、設備を入れ替えられるため、中古住宅の間取りなどを気にする必要はほとんどありません。
住宅の購入価格を抑えて良い立地の住宅を購入したい方にとっては、デザインリフォーム前提で中古住宅を購入するのがおすすめです。
▼この記事も読まれています
古民家をリノベーションする魅力とは?費用や活用できる補助金をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
デザインリフォームにかかる費用とは
デザインリフォームをするには、デザイン料や工事費用などさまざまな費用がかかります。
住宅のデザインリフォームに必要な費用について、詳しく見ていきましょう。
工事費用とは別にデザイン料がかかる
通常のリフォームと異なり、デザインリフォームの場合は専門のデザイナーにデザインを依頼します。
そのため、工事費用とは別にデザイナーに依頼するためのデザイン料が必要になるため、トータルでかかる費用が高いです。
住宅全体に関するデザインであれば建築士や設計士に、インテリアのデザインもこだわりたい場合はインテリアデザイナー、インテリアプランナー、インテリア設計士に依頼する場合もあります。
窓などの一部の装飾にこだわりたい場合は専門のプランナーに依頼したり、色のバランスを整えたい場合はカラーコーディネーターに依頼したりするのもおすすめです。
施工を依頼する業者にどのようなデザイナーが在籍しているのか、どのようなデザインを得意としているのかについて調べておきましょう。
デザイン料の相場は工事費の約5~25%
デザインリフォームのためのデザインをデザイナーに依頼する場合のデザイン料は、工事費用の約5~25%が相場とされています。
多くの業者では工事費の10~20%前後に設定している場合が多く、個人住宅では10万~50万円ほどが相場です。
ただし、リフォームの場合は工事費用やデザイン料だけでなく、出張料や諸経費がかかることも少なくありません。
工事全体では、築年数1年のマンションをリフォームして259万円、築年数10年の一戸建て住宅をリフォームして296万円かかった事例があります。
デザインだけでなく間取りを大きく変更する工事では1,000万円以上の費用がかかるため、どのような工事をおこなうかによって費用への考え方が異なるでしょう。
見積もりの範囲はしっかり確認する!
リフォームをおこなう場合は、デザインリフォームでなくても工事の内容を相談して見積もりをとります。
通常は施工契約を締結してからはじめて費用が発生しますが、場合によっては見積もり段階でも費用が発生するのです。
詳細な図面を作成してもらった場合や、仮にデザインを作成してもらった場合などは、契約に至らなくても設計費やデザイン料を請求されます。
そのため、見積もりをとる場合には細かな設定やデザインにどこまで無料で対応してもらえるのか、お金がかかるならいくらなのかをしっかり確認しておきましょう。
なお、1つの業者で作成してもらった図面やデザインを他の業者に持ち込んで施工してもらうのは、デザインを作成した業者の許可がない限り避けましょう。
無断で図面やデザインを持ち込むと、もとの業者から損害賠償を受ける可能性があります。
▼この記事も読まれています
スケルトンリフォームで後悔しないために知っておきたい情報をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
まとめ
デザインリフォームとは、住宅のデザインを重視したリフォームのことです。
自分の好みやライフスタイルにあわせて細かいところまでこだわることができ、中古住宅も選択肢に入るため購入住宅の選択肢が広がります。
また、工事費用とは別にデザイン料がかかるため、見積もり時に価格をしっかり聞いておきましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買戸建て一覧へ進む
株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建て・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。