現在派遣社員として働いている方のなかには、そろそろマイホームを購入したいと考えている方もいると思います。
しかし「派遣社員は住宅ローンが組みにくい」と聞いたことがあり、不安に感じている方も多いでしょう。
そこで今回は、派遣社員でも住宅ローンが組めるのか、派遣社員が住宅ローン審査に通りにくいといわれる理由や、審査に通る条件やコツをご紹介します。
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派遣社員が住宅ローン審査に通りにくい理由
派遣社員として働いていると、住宅ローン審査に通りにくいと聞いたことがある方もいると思いますが、その理由がなぜなのか、よくわからない方は多いと思います。
ここからは、なぜ派遣社員は住宅ローン審査に通りにくいのか、その理由についてご紹介しましょう。
派遣社員はリストラにあいやすい
派遣社員が正社員に比べて住宅ローン審査に通りにくい理由の一つは、正社員よりもリストラにあいやすい点にあります。
派遣社員は一般的に契約期間が決まっている「有期雇用」が多く、無期雇用の正社員に比べると雇用が安定しないと見なされがちです。
派遣社員は、時には派遣先の判断によって契約更新されずに任期満了となるケースがあります。
派遣先の経営状況が悪化し、リストラが実施される場合、派遣社員はその人員整理の対象になりやすい立場にあると言えます。
現在の派遣先が任期終了となり、新しい派遣先が決まらない場合は、収入が途絶えてしまい、返済が困難になるリスクがあるでしょう。
派遣社員は収入が不安定だとみなされる
派遣社員が住宅ローン審査に通りにくいもう一つの理由は、収入が不安定だと見なされる点です。
派遣社員は有期雇用のため、雇用契約がいつ終了するかが不明であり、長期にわたって安定した収入が見込めないと判断されがちです。
住宅ローンは20年、30年と長期にわたって返済を続けるものであるため、雇用の長期継続が約束されていない派遣社員は不利になりやすいでしょう。
派遣社員が対象外の住宅ローンもある
金融機関によっては、最初から派遣社員を対象外とする住宅ローンがあるため、注意が必要です。
国土交通省が発行した「令和4年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」によると、派遣社員を対象外とする制限を設けている金融機関もあります。
しかし、すべての住宅ローンがそのような制限を設けているわけではなく、借り入れ条件に雇用形態に関する項目を含まない住宅ローンも存在します。
派遣社員がマイホームを購入し、住宅ローンの利用を考えているのであれば、まずは雇用形態にこだわらないタイプの住宅ローンを探してみることがおすすめです。
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派遣社員が住宅ローン審査に通る条件とは
派遣社員が住宅ローン審査に通るためには、まず住宅ローン審査に通る条件について知る必要があります。
ここからは、住宅ローン審査に通る条件についてご紹介しましょう。
住宅ローン審査に通る条件「年齢」
住宅ローン審査において、重点的に見られるのは、安定した収入が確保でき、月々の返済が継続できるかどうかです。
その観点から「年齢」は重要なポイントといえます。
一般的に、借り入れ時の年齢の下限は20歳、上限は75歳未満と定めている金融機関が多いです。
年齢が若すぎると、会社でのキャリアが不安定であることを理由に審査に通りにくくなることがあります。
反対に、年齢が高すぎると、完済時の年齢が定年退職後となり、安定した収入が見込めないことを理由に審査が通らない場合もあります。
住宅ローン審査に通る条件「勤務年数」
住宅ローン審査に通る条件の一つが「勤務年数」です。
勤務年数が長いほど、安定した収入を得ていると判断され、住宅ローン審査が通りやすくなると言われています。
多くの金融機関が、住宅ローン融資の条件を勤務年数1~3年以上と定めています。
国土交通省が公開した「令和元年度民間住宅ローンの実態に関する調査」によると、勤務年数の条件を「1年以上」とする金融機関が多くありました。
さらに、正社員であっても、転職履歴が多い方や転職したばかりの方は不安定だと見なされ、住宅ローン審査に影響が出ることもあります。
ただし、退職と再就職の間のブランクの扱いなどは金融機関によって異なるため、転職したばかりでも問題ないケースもあります。
住宅ローン審査に通る条件「年収」
住宅ローン審査において、ほとんどの金融機関が審査項目に「年収」を挙げています。
ただし、その多くは年収100万円~200万円以上を条件としているため、金額としては大きな問題はないと考えられます。
ただし、住宅ローン審査における基準となる年収は借り入れ金額に応じて変動するため、希望する借り入れ金額が大きくなると、求められる年収も高くなるでしょう。
さらに注意すべき点として、年収によって総返済負担率の条件が厳しくなることがあります。
たとえば、フラット35では、年収400万円未満の場合は30%以下、年収400万円以上の場合は35%以下が総返済負担率の基準となります。
そのため、年収300万円の場合、年間返済額は90万円以下にする必要があります。
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派遣社員が住宅ローン審査に通るコツ
派遣社員の方でも住宅ローン審査に通るには、いくつかのコツがあります。
ここからは、派遣社員の方が住宅ローン審査に通るためのコツについてご紹介しましょう。
派遣社員が住宅ローン審査に通るコツ「年齢」
派遣社員が住宅ローン審査に通るコツとして、なるべく若いうちに契約を申し込む方法があります。
年齢が高くなると、派遣社員に限らず住宅ローン審査には通りにくくなるため、20代から30代の終わりまでに申し込むことをおすすめします。
仕事を始めたばかりの時点では、勤務年数が不足する可能性があるため、勤務1年から3年経過し、仕事が安定してきた頃に申し込むのが望ましいです。
さらに、年齢が高くなると、さまざまな病気のリスクも高まるため、健康な若いうちに申し込んでおくと安心です。
派遣社員が住宅ローン審査に通るコツ「頭金」
派遣社員が住宅ローン審査に通りやすくなるコツとして、頭金を多く入れる方法があります。
借り入れ金額が大きいほど審査が厳しくなるため、頭金をできるだけ多く入れて借り入れ金額を減らすことで、審査に通りやすくなる可能性があるでしょう。
頭金の目安は、借り入れ予定額の10%以上とされています。
ただし、新居を購入する際には、住宅の購入にかかる費用以外にもさまざまな費用が必要になるため、手元に一定の余裕を残した上で頭金を用意することが重要です。
派遣社員が住宅ローン審査に通るコツ「信用情報」
信用情報は、住宅ローン審査を受ける上で重要なポイントのひとつです。
住宅ローンの審査に申し込む前に、クレジットカードや住宅ローン以外の借入金、借金は返済しておくことが重要です。
借金を残したまま住宅ローン審査を受けると、審査に通らない可能性があります。
また、過去にクレジットカードの支払いで遅延があった場合、その情報は信用情報に記録されるため注意が必要です。
信用情報は基本的に5年で消えるため、遅延があった場合は5年経過してから住宅ローン審査に申し込むことをおすすめします。
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まとめ
派遣社員でも住宅ローンに申し込むことは可能ですが、派遣社員は収入や雇用が不安定な面があるなどの理由により住宅ローン審査に通りにくいといわれています。
住宅ローン審査に通る条件として重視されるのは収入や年齢、勤務年数などです。
派遣社員が住宅ローン審査に通るコツとして、若いうちにローンを申し込む、頭金を多く入れる、信用情報に気を付けるなどがあります。
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株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建て・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。
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