
長年暮らしているマイホームの床の傷や汚れが気になり、フローリングの張替えリフォームについてお困りではありませんか。
床のリフォームには多様な工法や床材が存在するため、ご自身の生活スタイルやご予算に合った最適な選び方が分からず悩んでしまいますよね。
本記事では、フローリング張替えで失敗しないための基礎知識として、3つの工法や素材ごとの特徴、気になる費用の相場について解説します。
ご自宅の床リフォームを成功させて、ご家族全員が心地よく過ごせる理想の住まいを実現したい方は、ぜひご参考になさってくださいね。
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失敗しないフローリング張替えの3つの方法

フローリングを張り替える際、まずはどのような工法があるのかをおさえる必要があり、その方法には主に重ね張りと全面張替え、部分補修の3つがあります。
まずは、それぞれの工法の特徴や、失敗しないための選択基準について詳しく解説していきます。
メリットが多い重ね張り
重ね張りは、既存の床材をはがさず、その上に新しいフローリング材を施工する、リフォームで広く用いられる工法です。
解体や廃材処分の工程を省けるため、一般的な住宅なら1〜2日ほどで完成し、費用も比較的抑えやすいでしょう。
また、床が二重になることで防音性や断熱性の向上が期待でき、生活音や足元の冷えが気になる住まいにも向いています。
ただし、施工前には床の沈み込みや床鳴りを確認し、点検口などから下地に傷みがないか丁寧に調べる必要があります。
さらに、床材の厚みだけ床面が高くなるため、敷居との段差やドアの開閉に支障が出ないよう、建具調整まで含めて相談してください。
根本から直す全面張替え
全面張替えは、古い床材を撤去し、必要に応じて下地から補修したうえで新しい床を仕上げる方法です。
床鳴りや沈み込みが広範囲にある場合は、表面だけでなく根太や構造用合板の状態まで直接確認できる点がきわめて大きな強みでしょう。
また、水漏れ跡や腐食、断熱材の劣化などを早期に見つけられるため、住まいを長く維持するうえでも有効です。
工期は数日から1週間ほどかかりますが、下地を整えることで床全体の強度を高め、段差の解消にも対応できます。
そして、床下を開ける機会を生かして断熱材の追加やバリアフリー化を同時に進めれば、将来を見据えた快適な住環境につながるでしょう。
傷を直すための部分補修
部分補修は、床全体を張り替えず、傷やへこみ、窓際の雨染みなどが生じた限られた範囲だけを直す方法です。
直したい場所が限定され、周囲の床がまだ良好であれば、数時間から半日ほどで施工でき、費用も抑えやすいでしょう。
ただし、同じ品番の床材を用意しても、既存部分の日焼けや経年変化により、補修箇所との色差が目立つ場合があります。
そのため、新しい板を下地へ確実に固定するだけでなく、周囲の色合いや木目になじませる専門的な補修技術も重要です。
事前にサンプルや施工例で仕上がりを確認し、色差が許容できるか施工会社へ早めに相談しておくと、完成後の違和感を減らせるでしょう。
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ライフスタイルで選ぶ床材の種類と特徴

前章では張替えの方法について述べましたが、ご自宅に合った床材を選ぶことも、重要になります。
ここでは、ライフスタイルに合わせた床材の種類と、それぞれの特徴について解説します。
王道のフローリング材
フローリング材は、主に複合フローリングと無垢フローリングに分けられ、日常での使い勝手や、見た目から伝わる質感が異なります。
複合タイプは合板の上に天然木の薄板や木目調シートを重ねており、湿度や温度による変形が少ない実用的な床材です。
また、傷や汚れに強い商品や床暖房対応品、滑りにくい仕様も多く、子どもやペットのいる家庭に選ばれています。
一方、無垢タイプは天然木を切り出した1枚板で、木の温もりや豊かな木目、素足で触れた際の心地よさが魅力でしょう。
ただし、水分や乾燥の影響を受けやすいため、濡れたら早めに拭き、定期的にオイルなどで手入れすることが大切です。
水まわりに強い床材
クッションフロアは、塩化ビニル樹脂で作られたシート状の床材で、水や油が染み込みにくくとくに掃除しやすい点が特徴です。
裏面のクッション層には適度な弾力があり、足腰への負担をやわらげるため、キッチンでの長時間の立ち仕事にも向いています。
また、日々の汚れをさっと拭き取りやすく、洗面所やトイレなどの水まわりでも清潔な状態をより長く保ちやすいでしょう。
木目調やタイル調などデザインの選択肢も豊富なので、内装の雰囲気に合わせて手軽にコーディネートできます。
ただし、冷蔵庫や棚など重い家具を長期間置くとへこみやすいため、合板や保護板を敷いて荷重を分散させてください。
傷に強いフロアタイル
フロアタイルは、硬質な塩化ビニル樹脂をピース状に加工した床材で、傷やへこみに強く扱いやすい点が魅力です。
クッション層がないため大型家具を置いても跡が残りにくく、土足で使う空間や人の出入りが多い場所にも適しています。
また、印刷技術の向上により木や石の質感をリアルに再現した商品が多く、空間をより手軽に上質に見せやすいでしょう。
万が一、一部に傷や汚れが付いても、そのピースだけを交換できるため、今後の補修費を比較的抑えやすくなります。
さらに、カッターで切れる商品や置くだけで施工できるタイプもあり、DIYで自由に模様替えを楽しみたい方にもとくにおすすめです。
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フローリング張替え費用の相場と注意点

ここまで張替え工法や床材の特徴を解説しましたが、もっとも気になる費用のことも、しっかりとおさえておきましょう。
最後に、フローリング張替えにかかる費用相場や、見積もり時の注意点について詳しく解説していきます。
床材ごとの費用目安
一般的な6畳、約10㎡の部屋では、複合フローリングの重ね張りが約7万〜17万円、全面張替えが約8万〜18万円です。
全面張替えは古い床の解体や下地処理が必要になるため、同じ床材でも重ね張りより費用が高くなる傾向にあります。
また、無垢フローリングの全面張替えは約11万〜28万円以上が目安で、樹種や板の厚み、施工方法によって金額が変わるでしょう。
クッションフロアは約3.5万〜7万円と比較的手頃で、材料費と施工費の両方を抑えやすい選択肢です。
ただし、部屋の形状や下地の傷み、既存床の撤去範囲でも費用は変動するため、現地調査後の見積もりで総額を確認しましょう。
防音性能による追加費用
マンションでは、管理規約によってLL-45やLL-40など、階下への音に配慮した床材が指定される場合があります。
L等級は数値が小さいほど高い遮音性能を示し、指定を満たさない床材では工事の承認を得られないこともあるでしょう。
また、防音仕様のフローリングを選ぶと、一般的な床材より6畳あたり約3万〜5万円の追加費用がかかります。
無垢材の下に防音マットを敷く場合は、1㎡あたり約4000〜8000円を見込み、材料費と施工費を確認することが大切です。
さらに、床の厚みが増すとドアの開閉や隣室との段差に影響するため、管理規約と納まりの両方を施工前に確認しましょう。
見落としがちな付帯費用
床のリフォームでは、床材や施工費のほかに、廃材処分費や巾木交換費、家具移動費などの付帯費用がくわわる場合があります。
全面張替えの廃材処分費は約1万〜2万円、巾木の交換費は約1万〜1.5万円が一般的な目安となるでしょう。
また、家具の移動には約5000〜1.5万円かかり、ピアノなどの大型品は専門業者への依頼費用が別途必要です。
そのため、見積書では付帯工事の項目と数量を確認し、追加料金が発生する条件まで事前に十分に詳しく聞いておくことが欠かせません。
工事時期や床材の支給方法によっても総額は変わるため、納期や保証の扱いも含めて施工会社と相談してください。
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まとめ
フローリングの張替えを失敗しないためには、工期が短い重ね張り、根本から直す全面張替え、手軽な部分補修の3つの工法から最適なものを選ぶことが重要です。
床材には定番のフローリング材をはじめ、水まわりに強いクッションフロアや傷に強いフロアタイルなどがあり、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
実際の張替えにかかる費用は床材や工法によって大きく異なりますが、防音性能による追加費用や廃材処分などの付帯費用も事前に確認しておくと安心でしょう。
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