不動産の購入は多くの方にとって、人生で大きな買い物の一つといえるでしょう。
とくに購入後長い年月住むことになるマイホームは、慎重に検討してスムーズに購入したいと考えている方がほとんどではないでしょうか。
しかし初めて不動産購入を検討するときには、流れや進め方が分からず迷ってしまうとお悩みの方もいるかも知れません。
そこで今回は不動産の購入を検討している方に向けて、購入の流れや注意点だけでなく購入前の内覧についてもご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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弊社へのお問い合わせはこちら不動産購入前に知っておきたい!購入までの流れとは?
不動産をスムーズに購入するときには、購入を検討してから引き渡しまでの流れを知ることがポイントの一つです。
流れを把握することで、いつまでに何をすれば良いのかをイメージしながら資金計画を立てることができるでしょう。
不動産購入には大きく分けて4つの流れがあります。
事前準備
不動産購入を考えたときに最初におこなうのは、資金計画と希望エリアの情報などを収集する事前準備です。
購入を希望するエリアの相場や、実際に売り出している物件の価格を調べて必要な資金を割り出しましょう。
必要な資金が把握できたら、自己資金や住宅ローンなどの借り入れ額や返済方法などの資金計画を立てるのがおすすめです。
物件を探す
事前準備で希望のエリアや資金計画ができたら、実際にインターネットや売り出し広告をチェックしていきましょう。
どうしても譲れない条件に優先順位をつけて探すと、気になる物件を見つけやすいかも知れません。
気になる物件が見つかったら、問い合わせをして実際に物件の見学や内覧をしましょう。
新築物件であれば、モデルルーム見学をおこなっているケースもあり、中古物件でも内覧の予約をして物件を確認することができます。
売買契約の手続き
物件探しで希望の物件が見つかったら、購入を申し込み売買契約の手続きを進めます。
不動産の購入時には住宅ローンを利用することが多いため、申し込みと同時にローンの審査を受けることがほとんどです。
また新築のマンションなどでは、申し込みした時点で、数万円ほどの申し込み証拠金がかかることもあるため事前に確認しておきましょう。
住宅ローンの事前審査後に、購入する不動産物件の内容や重要事項説明を受け納得したうえで契約に進みます。
しかし売買契約後に解約する場合は手付金は戻ってこないほか、状況によっては違約金が発生することもあるため注意が必要です。
住宅ローンを利用する場合は、売買契約後に正式に住宅ローンを申し込みます。
決済と物件の引き渡し
住宅ローンの手続きが終了したら、手付金をのぞいた購入金額の残金決済をおこない物件の引き渡しに進みます。
入金の確認ができたら物件の鍵を受け取り、不動産登記をおこない名義を変更するなどの手続きを済ませましょう。
不動産購入時の一般的な流れは上記のとおりですが、支払い方法や物件の状況などにより手続きが多少異なるケースもあります。
購入したい物件が見つかったら、事前に今後の流れについて不動産会社に確認するようにしましょう。
不動産購入前に知っておきたい!購入時の注意点とは?
不動産購入をおこなうときには物件の選び方や資金計画が重要です。
購入前に問題ないと考えていても、購入後にトラブルが発生しないようにいくつかの注意点に気を付ける必要があるでしょう。
購入時の初期費用
不動産を購入するときには物件の代金だけではなく、不動産取得税や登録免許税などの税金や引っ越し、司法書士への手数料などの諸費用がかかります。
諸費用の目安は、不動産購入価格の5~7%ほどです。
また住宅ローンを利用する際には、頭金不要のフルローンを利用することもできます。
しかしそのような場合には借入額が多くなるだけでなく、利息を含めた返済額も増えてしまいローン返済が厳しくなることも考えられるでしょう。
返済できる額をあらかじめ計画し、状況によっては物件金額の見直しをする必要があるかも知れません。
不動産購入の資金計画を立てるときには、諸費用やローン返済も考えておこなうことも注意点の一つです。
不動産物件の災害リスク
マイホームなどの不動産物件を選ぶときには、物件の間取りや立地、周辺環境などを基準に選ぶ方も多いかも知れません。
しかし不動産物件を選ぶときの注意点として「災害リスク」も忘れてはならない大事なポイントといえるでしょう。
災害時のリスクには洪水などの水害や地震のほか台風などの風による被害も考えられます。
不動産にとっては災害のダメージはとても大きなリスクです。
物件を選ぶ際には自治体で公表しているハザードマップで、物件にリスクがどの程度あるのか事前に確認しておきましょう。
資産価値を知っておく
不動産を購入するときには、将来的に売却するときにできるだけ資産価値が下がらないエリアを選ぶのもポイントの一つといえます。
エリアを選ぶときの注意点としては、買い物環境や利便性の良さだけでなく今後の開発などを加味して資産価値が下落しにくい特徴のエリアかどうか検討するということです。
購入時には売却のことを考えない方も多いかも知れませんが、ライフスタイルの変更によって住み替えなどをおこなうことも考えて物件を選ぶと良いでしょう。
不動産購入前に知っておきたい!物件の内覧とは?
不動産の購入をおこなうときには、物件選びが重要です。
とくに中古物件を購入する際には、物件の内覧は欠かせないポイントといえるでしょう。
内覧とは購入前に物件の内部を見学し確認することで、マンションや一戸建てに関わらず、すべての物件を内覧することができます。
物件を選ぶときの内覧ポイントは大きく分けて3つです。
●外観などの建物の外側
●内装などの建物の内側
●周辺環境
内覧時には物件の外観や建物周りなどの外側も忘れずにチェックしましょう。
マンションなどの場合はエントランスやエレベーター、自転車置き場などの共用部分がどうなっているかだけでなく、管理費や修繕費の状況も確認するのがおすすめです。
一戸建ての場合でも、外壁や敷地の手入れ状況のほかゴミ捨て場所などもチェックしておきましょう。
物件の室内に関しては、内装・日当たり・風通し・眺望など現地でなければ分からない部分をしっかりチェックすることが重要といえます。
とくに水回りや設備は、今後リフォームや入れ替えが必要になる可能性もあるため売主に修繕についてヒアリングをおこなうと良いでしょう。
さらに購入を検討する物件では、可能であれば時間や曜日を変えて周辺の環境をチェックするのがおすすめです。
通勤通学時の印象や近隣の騒音、治安などを実際に確認し、引っ越した後の生活をイメージすることも物件を選ぶポイントの一つといえます。
また内覧数は条件の優先順位を決めて5件ほどに絞ると、希望の物件を見つけやすくなります。
条件を絞らずに多くの物件を内覧すると、どのような物件が良いのか迷ってしまい最適な物件を選ぶのが難しくなってしまう場合もあるでしょう。
内覧前に希望する物件の条件やイメージを持つのが物件を選ぶ際のポイントといえるのではないでしょうか。
まとめ
不動産の購入をおこなうときには、購入の流れを知り資金計画や物件の選び方などのポイントに気を付けることで失敗の少ないスムーズな購入を進めることができるでしょう。
また人生の大きな買い物でもある不動産購入は、将来の売却を考えて物件を選ぶのも注意点の一つです。
不動産の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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