中古物件の不動産購入を考えている方のなかには、購入後にリフォームを検討している方も多いのではないでしょうか。
とくに築年数の古い物件では、価格が安い代わりに設備などが劣化しているケースも見られ、リフォームが必要な物件も多いかも知れません。
しかし中古物件のなかには、すでにリフォーム済みの状態で売りに出されている物件もあるため、どちらを選ぶと良いのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
ここでは中古物件の購入を検討している方に向けて、リフォーム済み物件と購入後にリフォームする場合の比較や、それぞれに向いてるケースについてもご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら中古物件のリフォーム比較!リフォーム済み物件のメリットとは?
リフォーム済み物件とは、以前居住していた方が退去後に修繕や設備の入れ替えなどをおこない、きれいな状態で売りに出している物件のことです。
簡単な傷や汚れの補修を行う表層リフォームから、室内全体を新築物件のように仕上げるフルリフォームまで内容は多岐に渡ります。
このようなリフォーム済み中古物件にはいくつかのメリットがあります。
完成した物件を直接確認できる
リフォーム済みの中古物件のメリットとして、すでに完成している物件を確認できるということが挙げられるでしょう。
購入後にリフォームする場合と比較して、完成している物件を直接確認できるため購入後の生活もイメージがしやすいといえます。
またリフォーム後にイメージと異なるといったトラブルが発生しにくいのもメリットの一つです。
新築に比べてリーズナブルに購入できる
リフォームの状況にもよりますが、リフォーム済み中古物件は新築物件と比較して安く、きれいな物件を購入できるのが大きなメリットです。
とくに水回りの設備を入れ替えている物件では、新築物件と同様の最新設備が導入されていることも多く、見た目だけでなく使い勝手も良い物件がリーズナブルに購入できます。
さらに購入価格は税金の計算にも関わってくるため、できるだけ税金などの費用を抑えたい方にとってもリーズナブルできれいなリフォーム済み中古物件はおすすめといえるかも知れません。
資金計画を立てやすい
リフォーム済みの中古物件は購入後にリフォーム費用がかからないため、購入価格や諸費用の目安がつきやすく資金計画を立てやすいのもメリットといえるでしょう。
購入価格以外の諸費用は購入価格の6%から10%が目安と考えられているため、事前に予算を立てておくと良いかも知れません。
また金利の安い住宅ローンの利用だけで済むため、返済計画を分かりやすく進めることができるのも魅力といえます。
リフォーム済み中古物件のデメリット
メリットの多いリフォーム済み中古物件ですが、一方でデメリットもあります。
リフォームの内容が自分の好みやライフスタイルに合っていない場合は、立地が良くても購入を考えるのは難しいかも知れません。
またリフォームをしていても建物の構造部分は築年数と同じだけ年数が経っているため、構造上劣化している箇所があることも知っておくべきでしょう。
もちろん適切な補強をしている中古物件もありますが、外からは分からないため補修歴などを確認し慎重に検討する必要があります。
中古物件のリフォーム比較!購入後リフォームのメリットとは?
中古物件を選ぶときにはリフォーム済みの物件ではなく、購入後に自分でリフォームする方法も一般的です。
リフォーム済みの中古物件と比較して購入後にリフォームする際のメリットについてもご紹介します。
自分の好みに合わせてリフォームできる
中古物件を購入後にリフォームする際のメリットとして、自分の好みに合わせた内装や設備を決められることが挙げられるでしょう。
また予算に合わせてこだわる部分やそのまま使用する部分などを選べるのも魅力の一つです。
リフォーム済み物件と異なり、ライフスタイルに合わせてマイホームをデザインできる楽しみが広がるともいえます。
購入物件の幅が広がる
中古住宅を購入後にリフォームをおこなう場合は、立地や構造、築年数などの条件が合えば内装や設備はあまり気にする必要はありません。
そのため予算内で多くの物件を候補に挙げられるのがメリットといえます。
リフォーム済みの中古物件では見つからなかったエリアでも、条件に合った物件が見つかるなど購入物件の幅が広がるでしょう。
建物の状況が分かりやすい
リフォームされていない中古物件は、もともとの状態が分かりやすいのもメリットの一つといえるでしょう。
もとの状態を見ることで、建物の問題点や見えない部分の様子も確認することができます。
そのためリフォーム済み物件では気付かないような劣化部分に気付くことができ、見た目に惑わされず慎重に購入を検討できるのではないでしょうか。
購入後にリフォームするデメリット
中古物件購入後のリフォームは、自分の好みに合わせてリフォームできるなどのメリットも多いのですがデメリットもあります。
購入後にリフォームをおこなう際には、中古物件購入時に完成した状態を見られないため生活のイメージが掴みづらいのもデメリットの一つです。
また購入してからリフォームをおこなうため、すぐに入居できず時間がかかってしまうこともあるでしょう。
さらに購入価格のほかにリフォーム費用の計画も立てる必要があり、利用できるローンも2つに分かれるため資金計画を立てづらいのもデメリットといえるかも知れません。
中古物件のリフォーム比較!向いてるケースとは?
リフォーム済み中古物件と購入後にリフォームをおこなう2つのケースには、それぞれメリットやデメリットがあります。
リフォーム済み物件が向いてるケース
●新築よりも安価にきれいな物件を購入したい
●購入予算のなかで物件の購入を検討している
●スムーズに入居を進めたい
完成した物件を確認でき、自分でリフォームする時間や費用をかけたくない方や新築物件よりもリーズナブルにきれいな物件を購入したいと考えている方にはリフォーム済み物件が向いてるといえるでしょう。
また購入予算をあらかじめ決めており、その予算内での購入を検討している方もリフォーム費用がかからないリフォーム済み物件がおすすめです。
購入後のリフォームが向いてるケース
●自分の好みやライフスタイルに合わせてリフォームしたい
●希望のエリアで中古物件を購入したい
●間取りの変更など大きな変更を予定している
その一方で、自分の好みやライフスタイルなどこだわりのあるリフォームをおこないたい方や希望のエリアで物件を購入したい方は購入後にリフォームする方法が向いてるといえます。
とくに間取りの変更やフルリフォーム、リノベーションを検討している方は安く中古住宅を購入し新築のようにリフォームすると良いでしょう。
中古物件を購入するときには、リフォーム済み物件と購入後のリフォームのメリットやデメリットを比較し、自分に合った方法を選ぶのがおすすめです。
まとめ
中古物件は新築物件と比較してリーズナブルにマイホームを手に入れることができる方法の一つです。
築年数はそのままですが、リフォームやリノベーションをおこなうことで新築物件のようにきれいな物件に住むことができるでしょう。
リフォームされた中古物件に住むにはリフォーム済み物件を購入するほか、物件を購入してからリフォームをする方法もあります。
中古物件の購入とリフォームを検討している方は、それぞれのメリットやデメリットを比較して自分に向いてるリフォームのタイミングを選ぶのがおすすめです。
マイホームの購入を検討する際にぜひ参考にしてみてくださいね。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら