家のなかに太陽の光をたくさん採り入れることができるサンルームに、憧れを抱く方は多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、マイホームにサンルームを設置するメリットや費用、注意点を解説します。
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初めに、マイホームにサンルームを設置するメリットと活用方法についてご紹介します。
サンルームとは?
サンルームとは、屋根や開口部がガラス張りでできたスペースのことです。
太陽の光がたっぷり入るので、洗濯物を干したり、日向ぼっこをしてお子さまと過ごす場所としては最適な空間です。
他の部屋とは違う特別な雰囲気を作り出せるので、椅子や机を置いて優雅なひと時を過ごすのもおすすめです。
サンルームを設置することで、マイホームでの暮らしがより豊かなものになるでしょう。
テラス囲いとは?
「テラス囲い」は、サンルームの種類の1つで、外にあるテラス屋根に囲いを設置したものを言います。
費用が安く、短い日数で設置できるのが特徴です。
しかし、気密性や断熱性は劣ります。
サンルームの予備知識として、テラス囲いも覚えておきましょう。
サンルームのメリット①:花粉の影響を受けない
サンルームのメリットは、洗濯物を干す際に花粉の影響を受けないことです。
花粉の季節に外で洗濯物を干すと、花粉が付着した状態の洗濯物を取り込むことになるため、室内に花粉が入るのを防ぐことはできません。
花粉の時期の洗濯物は、花粉症の方にとって大きな悩みの1つでしょう。
室内に干す方法もありますが、湿度が上がってしまい、カビの原因となります。
他にも、生乾きのにおいがするなど、室内干しには多くのデメリットがあるのです。
しかし、サンルームを設置することで、外干しとほぼ同じ条件で花粉を防ぎながら洗濯物を干すことができます。
PM2.5の付着を防ぐこともできるので、アレルギーのある方にとってもマイホームにサンルームを設置するメリットは大きいのです。
サンルームのメリット②:応接間として利用できる
先ほどもご紹介したとおり、太陽の光が入るサンルームは、特別な雰囲気を作り出せる空間です。
たとえば、机と椅子を置いて応接室として利用することができます。
開放感のあるあたたかい空間で、お客様をゆっくりもてなせるおすすめの活用方法です。
サンルームに設置するインテリアにこだわることで、おしゃれな応接室を作ることができるでしょう。
マイホームに応接室がない方は、ぜひ検討してみてください。
サンルームのメリット③:アウトドアリビングになる
庭に面した位置にサンルームを設置することで、リビングと庭をつなげたような「アウトドアリビング」として活用することができます。
アウトドアリビングの活用方法はさまざまで、庭で遊ぶ子どもを見守ったり、一緒に遊んだりすることができるでしょう。
バーベキューの際には食材を置いておくスペースとして活用することも可能です。
このように、マイホームにサンルームを設置することは、ご家族の時間を充実させることにも繋がるでしょう。
マイホームにサンルームを設置する費用はいくら?
マイホームにサンルームを設置すると費用はいくらになるのか、目安を解説します。
サンルームを後付けする費用の目安とは?
サンルームを後付けで設置すると、4.5畳~8畳の大きさで約300万円~600万円の費用が発生します。
他にも、付帯工事で約50万円~100万円追加費用がかかるケースがあります。
ただし、サンルームの種類の1つである「テラス囲い」の場合は、約40万円で設置することが可能です。
大きさやタイプによって費用は変わるので、サンルームの設置を検討する際は、予算をしっかり立ててご家庭に合ったサンルームを選択しましょう。
費用の目安をタイプ別に確認しよう!
サンルームには、1階に設置するタイプや2階に設置するタイプなどがあり、種類が豊富です。
タイプごとのご説明と費用の目安を解説しますので、ご自身がマイホームに設置したいサンルームはどのタイプか、チェックしてみてください。
床がついてるサンルームの費用の目安
1階に取り付けるサンルームで、床がついているため室内の延長空間として利用できます。
スリッパを履き替える必要がないので、出入りがしやすく使い勝手が良いのが特徴です。
費用の目安は、6畳で70万円~110万円です。
床がつかないサンルームの費用の目安
1階に取り付けるサンルームで、タイルやコンクリートの上にサンルームを設置するタイプです。
屋根がある場所で保管したい自転車や、ゴミ箱などを置くのに便利なのがこのタイプです。
費用の目安は、6畳で65万円~90万円です。
取り付ける場所にコンクリートやタイルがない場合は、別途工事費用が必要ですので注意してください。
そのため、マイホームの構造によっては、床がついてるサンルームより費用が高くなることもあるでしょう。
バルコニーを囲うサンルームの費用の目安
すでにある2階のバルコニーに囲いを設けて、サンルームにする方法です。
奥行制限などがあるので、取り付けが可能かどうかは、業者に確認する必要があります。
費用の目安は、55万円~70万円です。
バルコニーとサンルームを設置する場合の費用の目安
2階にバルコニーがないマイホームの場合、バルコニーとサンルームを一緒に設置することも可能です。
方法として、1階から柱を伸ばすか、屋根の上に設置する方法があります。
費用の目安は60万円~75万円です。
バルコニーの設置を検討している方は、サンルームの設置もあわせて検討してみると良いでしょう。
マイホームにサンルームを設置する注意点を解説!
マイホームにサンルームを設置する際は、注意点も押さえておきましょう。
注意点①:固定資産税が高くなる
サンルームを設置すると、建物表題変更登記が必要になります。
床面積が増える分、固定資産税が高くなるので注意しましょう。
設置する前に、固定資産税がいくら増加するのか考慮しておくことが大切です。
注意点②:メンテナンスが必要
サンルームの注意点は、メンテナンスが必要になることです。
とくに、屋根部分の掃除がしにくいため、メンテナンスに苦労するでしょう。
汚れが付着しにくい種類の屋根もあるので、メンテナンスに時間をかけたくない方にはおすすめです。
また、雪がよく降る地域では、雪下ろしの問題があります。
設置する前に、どのようにメンテナンスをするかよく計画しておきましょう。
注意点③:家の保証を受けられない可能性がある
サンルームを増設する場合、家の保証を受けられなくなる可能性があります。
サンルームの設置工事では、壁に穴をあけることもあります。
そのため、家の性能が保証できなくなるのです。
サンルームを増設する際は、家を建てた工務店に保証について確認すると良いでしょう。
注意点④:設置目的を明確化する
せっかくサンルームを設置しても、使う機会がなく物置になってしまうケースがあります。
設置費用やスペースを無駄にすることになりますので、避けたいケースです。
設置前に「なにに使うのか」「どこに設置するのか」をよく考えましょう。
設置目的を明確化することで、物置になることなくサンルームの空間を有効活用できるでしょう。
工夫次第で、さまざま活用方法があるのがサンルームの魅力です。
設置後は、スペースを無駄にすることなくサンルームのある暮らしを楽しんでくださいね。
まとめ
マイホームにサンルームを設置するメリットや費用、注意点を解説しました。
太陽の光が入るサンルームは、洗濯物を干す空間やくつろぎ空間、アウトドアリビングとして活用することができます。
費用は大きさやタイプによって異なるので、よく考慮したうえでご自身のイメージに合ったサンルームを設置するようにしましょう。
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