児童館は小学生が放課後あそびに行く場所と思われがちですが、実は未就学児や乳幼児でも気軽にあそべる施設なのです。
目黒区の児童館では乳幼児向けの活動や子育て講座などが頻繁に開催されており、同じ年代の子をもつ保護者の交流の場にもなるでしょう。
この記事では、目黒区の児童館でどのような子育ての取り組みが実施されているのか、小さい子を持つ保護者にぜひ知っていただきたい児童館の概要をご紹介いたします。
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児童館は一般利用者向けに開放されており、乳幼児向けの遊具や絵本などが置いてある部屋もあります。
そのため一般利用でも楽しめますが、目黒区では児童館を利用して保護者や子どもたちがより交流を深められるような子育て活動を実施しています。
現在は感染症対策のためほとんどが事前登録・予約制で、散歩がてら立ち寄ることは難しいですが、保護者同士の交流を深めたい方は要チェックです。
目黒区の子育て活動①乳幼児のつどい
目黒区の児童館でおこなう「乳幼児のつどい」とは、親子でかんたんな体操や音楽あそびを楽しむ子育て活動です。
絵本の読み聞かせやベビーオイルのマッサージなど、実施する児童館によって活動内容はさまざまであり、専門の先生も来て本格的な知識を学べることも。
子どもと楽しく遊ぶだけでなく、離乳食や産後のヘアーケアなど保護者にとっても有益な情報になる子育て講座も同時に開催されています。
あそびを通して子どもの創造性や協調性を高めることが目的ですが、同じ乳幼児を持つ保護者の仲間づくりの場としても重宝されています。
現在は情勢により定員制となっており、事前予約にて参加可能です。
急遽中止になる可能性もあるため、開催日や内容は目黒区のホームページにて随時確認しましょう。
目黒区の子育て活動②乳幼児クラブ
乳幼児クラブは年齢別で集まり、工作や手あそびなど対象年齢に合わせた内容で楽しむ親子参加型の集まりです。
乳幼児のつどいと似た内容ですが、異なる点は参加に登録が必要であることと、より保護者同士の交流が大きな目的であることです。
子どもにさまざまなあそびを体験させるよりも、同じ年の子どもたちで楽しく遊びながら友達づくりをしていくことも目的の一つで、親子で交流を深めていきましょう。
開催日は週に一度で、各児童館に空きがあれば途中入会も可能であるため、気になる方はぜひお近くの児童館へ問い合わせてみてください。
目黒区の子育て活動③ベビー活動
ベビー活動とはその名のとおり、その年度の4月2日以降に生まれた乳児が対象となる子育て交流活動です。
家でできるふれあいあそびや道具を使ったスキンシップなど、保護者が乳児とのふれあい方を学べる機会にもなるため、第一子を迎えた保護者にはとくにおすすめの活動です。
活動期間は9月から翌年の3月で、月2回の開催となります。
現在は2週間前の事前申し込みで参加できて、予約は開催場所である「区民センター児童館」で受け付けています。
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目黒区児童館のランドセル来館概要
ランドセル来館とは、小学校からの帰宅途中で自宅に帰らず、ランドセルを背負ったまま児童館へ行ける子育て制度です。
児童館の一般利用は一度帰宅してランドセルを置いてから行くことが基本ですが、ランドセル来館では学童クラブと同じく下校後そのまま児童館へ向かえます。
目的は学童クラブと同じく、放課後保護者が不在で保育できない状態を防ぐためであり、習い事の時間のみ預かるなど一時的な利用はできません。
2021年度では目黒区内にある16か所の全児童館がランドセル来館を実施していました。
学童クラブとは別の子育て事業として扱われているため、学童クラブでの利用条件を満たしていなくても申請可能です。
ランドセル来館の対象児童と登録方法
対象児童は区内在住または区内の小学校在学の小学生です。
放課後の時間帯に保護者全員が不在であることが登録要件ですが、仕事以外でも特別の事情があれば認められる場合もあります。
利用希望の児童館窓口で申請を受け付けており、保護者・児童・児童館職員の三者面談にて登録可能です。
学童保育クラブとのちがい
もともと目黒区には放課後保護者が不在である子ども向けに、児童館の学童クラブや放課後小学生があそぶために校庭や体育館などを利用させる「ランドセルひろば」など、子どものあそび場が多くありました。
しかし学童クラブはそれぞれの児童館に受け入れ人数が定められており、定員を超えると待機児童として受け入れを待つ状態になってしまいます。
ランドセル来館も、そんな放課後の居場所をつくる子育て活動の一環です。
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目黒区児童館全体の概要
現在目黒区には民営を含め16か所の児童館があり、平日の場合9:00~18:00、土・日曜日は9:00~17:00が基本の開館時間です。
延長保育に対応した児童館では19:00までの保育、民営では中高生を対象に20:00まで開いている児童館も見られます。
休館日は第2日曜日と第4日曜日、祝日、年末年始で、保護者が仕事で不在でも安心して預けられる子育て場所として利用されています。
夏休みや冬休みなど長期休校日でも預かり可能であるため、共働き世帯にとっては利用しやすい施設の一つです。
あそび内容や取り組みについて
どのようなあそびや行事をおこなっているか、詳しい内容は児童館によりさまざまです。
共通していることは季節の行事に力を入れていることで、1月には羽根つき大会が開催されたり夏祭りの時期にはお店屋さんごっこや出し物を披露するなど、子どもにとって非日常的な体験も。
たとえば上目黒住区センター児童館では、テーマを決めて工作やゲームをつくる「かみメイトフェスティバル」といった独自のお祭りを例年開催しています。
また子ども会議として、児童館で取り組みたいことややってみたいことなど意見を出し合うなど、子どもの意見を取り入れる場を作る児童館が多く見られます。
児童館の感染症対策について
●1日1回以上遊具を消毒する
●室内の換気をこまめにする
●飲食時には対面とならないよう留意
●職員の健康チェックを徹底
現在目黒区の全児童館では、このような感染症対策に力を入れています。
そのほか手洗いや消毒など基本的な感染対策もしっかりおこなっており、家庭での対策も呼びかけています。
今までのあそび内容が変更になったりイベントなどは中止になることもありますが、基本的に児童館自体は開館しており、預け入れが可能です。
また一般利用の児童や乳幼児は定員が設定されますが、学童クラブに所属している児童は普段どおり通える方針となっています。
今後の状況により行事の中止や臨時休館する可能性もあるため、逐一ホームページやおたよりを確認しましょう。
児童館の利用料について
児童館として利用するには料金はかかりませんが、放課後の学童クラブ利用の場合は保育料として月額8,000円がかかり、さらに延長保育の場合は1,000円が加算されます。
ただ、子どもがすでに学童クラブに在籍しており、2人目の子も参加させる場合は4,000円に、3人目の子どもは免除になるなど負担軽減措置もあるため、積極的に利用しましょう。
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まとめ
乳幼児や小学生に向けた子育て活動が多く見られた目黒区の児童館。
とくに乳幼児向けの活動は、保護者同士で交流できる、とても貴重な情報交換の場ともなるはずです。
子どもが小学校に上がっても放課後の居場所として支えになる児童館、ぜひ子育てで有効活用していきましょう。
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