不動産購入を検討する際、室内の広さも重要ですが、屋外のスペースの利便性も重要になってきます。
とくに屋外のスペースは、どのように活用しようかワクワクするものです。
そこで今回は、住宅を選ぶ際に決め手の一つとなるであろう、アウトドアリビングとはなにかについてご説明します。
魅力やポイントも詳しくご説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
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そもそも住宅のアウトドアリビングとは、いったいどのようなものなのでしょうか。
言葉に馴染みが薄い方が多いと思いますが、日本でも普及していてよく見かけるスタイルです。
まずはアウトドアリビングの概要をお伝えします。
概要
アウトドアリビングとは、屋外をリビングのように使えるスペースのことです。
屋外というとベランダが想像しやすいですが、デッキやテラス、中庭などを想像すると良いでしょう。
最近では、可動式テントで日よけや雨よけを設けたり、木製のデッキ床で周りがガラス張りになっているサンルームのようなアウトドアスペースがあったりします。
家から離れていないのに、自然の中に身を置いた感覚を味わえるのがアウトドアリビングの醍醐味です。
アウトドアリビングの楽しみ方
住宅で日常生活を送るためだけではなく、自然が体感できる空間を求める人が増えています。
自宅にアウトドアリビングをつくれば、個性が出て、お家の雰囲気もガラリと変わるでしょう。
趣味の時間やリラックスタイムに活用するのもおすすめです。
たとえば海の近くにあれば、朝起きてアウトドアリビングで朝食を準備をすると、気持ちの良い1日のスタートを切れるでしょう。
他にも、山や夜空が見えるなど、ご自身の求める条件が揃えば、室内よりも快適な場所になるかもしれません。
海外のアウトドアリビング
日本と海外のアウトドアリビングを比較すると、共通点と相違点があります。
共通点は、もう一つのリビングルームのような空間として活用していることです。
自宅にいながら開放感を求めることや、非日常を演出する手段としてアウトドアリビングを活用するのは、国が変わっても同じなのですね。
一方、相違点としては、海外だと自宅にもともとプールがあったり、トランポリンなどを後から設置する住宅もあるようです。
日本では庭園や芝生の住宅が多いので、これからアウトドアリビングを設ける方は、どのような設備があると良いか、検討してみるのも良いでしょう。
アウトドアリビングの魅力
アウトドアリビングには魅力がたくさんあります。
親にとっても子どもにとってもメリットがあることなので、一つずつ確認してみてください。
安全に遊べる
敷地内で遊べるアウトドアリビングは安全です。
とくに、道路へ飛び出しそうになったり、走って転んだりすることの多い幼いお子さんをもつ親にとっては、安心感が高まります。
また、他人の家に迷惑をかけることが少なくなるので、近所付き合いもしやすくなるかもしれません。
また子どもだけではなく、大人も過度に周りの目を気にする必要がなく、思いっきり楽しめるのが良いところです。
代表的な例だと、家に友人呼んでバーベキューをすることが挙げられます。
海外でもホームパーティーの会場として活用されています。
ただし、設計や立地によっては、近所の人や通行人に見られやすいアウトドアリビングもあるでしょう。
その場合は、目隠し用にフェンスを設置するなど、工夫次第で解決できます。
その他、2階のバルコニーがあり、バルコニーをアウトドアリビングとして活用できる方は、良い景色を見ながら優雅に過ごすことができるのでおすすめです。
自然を手軽に楽しめる
最近は、おうち時間が長くなっていることもあり、自然の空気に触れたいというご家庭も多いかと思います。
たとえば外でバーベキューしたり、虫取りをしたいと子どもが言ったとしましょう。
自然の豊かな場所へ遠出をするとなると、食材の準備や移動時間が必要になります。
しかし、アウトドアリビングなら、手間も我慢もいらないのが良いところです。
バーベキューなら、デッキにイスとテーブルを準備して、食材は冷蔵庫から取り出したり、キッチンで下処理をしたりするだけです。
食事の準備や料理の手間は、普段とさほど変わらないでしょう。
自然に囲まれた住宅なら、なおさら好条件です。
虫取りは、芝生や植木があれば虫が見つかりやすくなります。
家から移動時間0分で、アウトドアの遊びを手軽に楽しめるのは、アウトドアリビングの大きな魅力です。
空間を自由に作れる
室内ですと、気分に合わせて模様替えをしたり、自分好みの新しいインテリアを飾ったりしますよね。
アウトドアリビングも同じで、どのような雰囲気にするかは自由です。
緑豊かな空間をつくりたいと思えば、芝生を生い茂らせ、木々を植えてみましょう。
観賞用の色鮮やかな花々を植えて、ガーデニングを楽しむのも良いですね。
他にも、たとえば家庭菜園をつくり、野菜を育て、食材を自分でつくることもできます。
自分らしいひとつテーマを持っておくと、一貫性のある雰囲気ができるので、あれこれ考えるのも楽しいでしょう。
敷地の広さと予算で叶う、ご自身らしい空間をつくってみてください。
アウトドアリビングを検討する際のポイント
ここまで、アウトドアリビングの魅力をたくさんご紹介してきましたが、注意点もいくつかあります。
最後に、アウトドアリビングを検討する際のポイントを解説します。
ある程度季節に合わせられる植栽か
アウトドアリビングの欠点として、天候が良くないと使用できないことがまず挙げられます。
とくに、梅雨の時期や真冬だと、使用する機会が極端に少なくなってしまうでしょう。
季節の変化を楽しめる植栽や、逆に季節に関係なく夏にも冬にも強い植物を植えることが、一年中アウトドアリビングを活かすためのポイントです。
たとえば、並木道にある木のように春は桜、夏は深緑、秋は紅葉、冬は葉が散って積もる雪を楽しめると良いですね。
デッキやテラスにはどのような素材が使われているか
アウトドアリビング用のデッキやテラスの素材はなにか、把握しておきましょう。
一年中、外にさらされているため、傷みやすいことに注意が必要です。
たとえば、ウッドデッキを使用したとしましょう。
雨風にさらされて塗料が剥げて、木の中に水分が入ってしまう恐れがあります。
すると、中から腐りだしてもろくなり、虫が木をかじって住みついたり、床が抜けたりすることがあります。
定期的に防水と防腐の処理をすれば問題ありませんので、時々メンテナンスをしてください。
定期的なメンテナンスをすることが難しい方は、耐久性の高いハードウッドのような素材を使うと、丈夫で長持ちします。
他にも素材によって性能が異なるため、ご自身の生活リズムや好みに合わせて、素材を探してみてください。
家具が飛ばされる危険性はないか
アウトドアリビングを設けると、ガーデン家具が増えていきます。
主にイスやテーブル、テーブルの上に置くオブジェを飾る方が多いようですが、しっかりと管理しておくのがポイントです。
たとえば、台風や突然の強風が来ると、家具が飛ばされてしまう恐れがあります。
飛ばされたものが近隣の住宅に損害をもたらした場合、賠償しなければならないかもしれません。
また、家ではなく人を傷つけてしまう可能性もあるので、外に置く家具の管理や対策は十分におこなう必要があります。
軽いものは室内にしまったり、外にしか置けないものは飛ばないように重いものと連結させたりすると良いでしょう。
まとめ
住宅のアウトドアリビングは、屋外をリビングのように使える素敵な設備です。
たくさんの魅力があり、日常生活のアクセントになるでしょう。
お子さんのいるご家族にはとくにおすすめです。
これから、住宅の購入を検討されている方は、アウトドアリビングの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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