マイホームを新築したり、建築してから時間が経過したマイホームを大幅にリノベーションしたりする場合、間取りや設備と同じように、フローリングの材質にもしっかりこだわりたいですよね。
最近は手軽で安価なフローリングもいろいろありますが、とくに風合いや見た目にこだわるなら、100%天然木を使用した無垢材フローリングは外せません。
そこで今回は、上質感のある無垢材フローリングにご興味のある方に向けて無垢材の種類や特徴、広葉樹と針葉樹の違いなどを詳しくご紹介!
こだわりのマイホームを実現するために役立つ知識として、ぜひチェックしてみてくださいね。
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弊社へのお問い合わせはこちらマイホームのフローリングにおすすめ!無垢材の種類と特徴
そもそもフローリングに使用する無垢材とは、どういったものなのでしょうか?
無垢材フローリングとは、合板などを使用せず天然木をそのまま贅沢に使用したフローリングのことです。
無垢材フローリングに対し、合板と本物の木を張り合わせた挽き板フローリングや合板に木目調の化粧シートを貼ったシートフローリングなどがあり、賃貸物件などにはそうしたフローリングを用いることが多いようです。
無垢材フローリングの3つの特徴
無垢材を使用したフローリングにはさまざまな特徴がありますが、ここではとくに魅力的な特徴を3つに絞ってあげてみましょう。
特徴①風合いがよく高級感がある
無垢材フローリングは合板などその他のフローリング材と違い、天然木のみを使用しているため見た目にも質感にも高級感があります。
特徴②一年を通して快適に過ごせる
無垢材フローリングには、温もりがあって足触りが柔らかく冬でもヒヤッとしない、静電気が起きにくくホコリを吸着しないなどの特徴もあります。
さらに調湿作用によって夏場の湿度を一定に保とうとする性質があるので、無垢材フローリングの部屋なら、一年を通して快適に過ごせます。
特徴③経年変化が楽しめる
無垢材フローリングの特徴として、経年による表情の変化も見逃せません。
使い込むほど風合いや色合い、ツヤを増していく無垢材の経年変化は、長く住み続けるマイホームへの愛着をさらに高めてくれること請け合いですよ。
フローリングに使われる無垢材の種類は2つ
無垢材フローリングには、大きく分けて広葉樹と針葉樹の2つの種類があります。
それぞれに魅力ある広葉樹と針葉樹、それぞれの違いや特徴は以下のとおりです。
無垢材フローリングの種類①広葉樹
広葉樹とは枝葉を横に伸ばし、時間をかけて成長する種類の天然木のことです。
ゆっくりと成長するため木の密度が高くなり、硬さのある質感が特徴となります。
硬いということは傷に強いということなので、日々の生活のなかでフローリングに物を落としたりしても変形しにくく、美しい風合いを長く保つことができます。
そうした特徴があり、さらに成長に時間がかかることもあって、種類にもよりますが広葉樹は比較的、高価な木材が多いようです。
無垢材フローリングの種類②針葉樹
針葉樹とは上にまっすぐ伸び、成長スピードが速い種類の天然木のことです。
成長が早いことから内部に空気をたくさん含んでおり、温かみのある柔らかな質感が楽しめるのが特徴です。
柔らかいということは傷が付きやすいということですが、経年変化による色の深みや傷も味わいと感じる方には、おすすめの種類といえます。
また針葉樹は、広葉樹に比べて安価な種類が多いのも魅力の一つです。
針葉樹を選ぶ理由として、節が多いなど通常はマイナス要因となる特徴も「世界に一つの個性として愛着を感じる」という方も多いようです。
フローリングにおすすめの無垢材の種類「広葉樹」とは?
前述のように、ゆっくり成長することから木の密度が高く硬いのが特徴の広葉樹。
ここではフローリング材としておすすめの広葉樹として、具体的にどのような種類と特徴があるのか見てみましょう。
広葉樹の種類と特徴①オーク(ナラ)
フローリング材としていちばん人気の高い種類で、そのなかにもホワイトオークやレッドオークなど多くの種類があります。
オーク(ナラ)材の特徴としては木目が美しく丈夫であることがあげられ、フローリングのほかにも家具や洋酒の樽などに使われています。
広葉樹の種類と特徴②ビーチ・ブナ
原木の中心部分に当たる淡褐色の心材と、原木の外周部分に当たる白っぽい辺材があり、細かい斑点状の紋様が特徴の木材です。
硬く粘りのあるビーチ・ブナ材は、構造材や家具などにも好まれています。
広葉樹の種類と特徴③メープル(カエデ)
傷や衝撃に強く耐摩耗性に優れたメープル材は、きめ細かな表面感が楽しめるのが特徴です。
フローリング材としてはもちろん、家具や楽器の材料としても重宝されています。
広葉樹の種類と特徴④チーク
強度が高く収縮が少ないチーク材は、こっくり落ち着いた色合いと高級感のある質感が特徴です。
フローリングのほか内装材や家具、船の甲板などにさまざまな用途に使用されています。
広葉樹の種類と特徴⑤ウォールナット(クルミ)
広葉樹のなかでもとくに高級とされるのが、こちらのウォールナット(クルミ)です。
重厚感のある深い色味と美しい木目が特徴で、フローリングとして使えば大人っぽい雰囲気に仕上がり、高級家具や扉にもぴったりの木材といえます。
マイホームなどを新築される際には、モダンでシックなお部屋づくりの主役として、ウォールナットを選ぶ方も多いようです。
フローリングにおすすめの無垢材の種類「針葉樹」とは?
一方、成長が早く柔らかで温かみのある質感が特徴の針葉樹には、どのような種類があるのでしょうか?
ここでは、フローリング材としておすすめの針葉樹の具体的な種類と特徴について見てみましょう。
針葉樹の種類と特徴①スギ
端正な木目が特徴のスギ材は日本を代表する木材であり、比較的安価なフローリング用の無垢材として人気です。
和のイメージが強い木材ですが洋風建築にもしっくり馴染み、自然の節も味わい深く無垢材ならではの温もりが存分に感じられます。
針葉樹の種類と特徴②ヒノキ
ヒノキはスギと同様、日本でなじみの深い高級材です。
独特の香りや光沢が珍重され、耐久性に優れていることから家を支える柱や長年の愛着に応える家具などに使われています。
またヒノキ風呂があるように、水に強いのも大きな特徴の一つです。
針葉樹の種類と特徴③パイン
パイン材は針葉樹であるマツ科の木材で、個性的な木目があるのがポイント。
ナチュラルテイストやカントリーテイストのお部屋に似合う木材としても愛されています。
柔らかな素材感で足触りがよく、衝撃を吸収する特性は子ども部屋にもおすすめですが、柔らかいことから傷が付きやすいのがデメリットともいえます。
針葉樹の種類と特徴④アカマツ
アカマツも日本を代表する木材として重宝されている木材で、油分が多く弾力性に優れているのが特徴です。
また耐久性にも優れているため、無垢材フローリングのほか構造部材にも使われています。
まとめ
今回はこだわりのマイホームに、ぜひ取り入れたい無垢材フローリングの種類についてご紹介しました。
広葉樹や針葉樹の無垢材は天然木の風合いを楽しめるだけでなく、フローリングに適したさまざまな特徴があるのですね。
こだわりのマイホームに導入するなら、温かみがあって風合いがよく、長年愛着の持てる無垢材フローリングが断然おすすめです。
素材によって価格帯も特性もさまざまですが、数年後の味わいも含めて木材選びから楽しめるのは無垢材ならでは。
これからマイホームを新築する方、マイホームのリノベーションを予定されている方は、魅力あふれる無垢材フローリングの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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