戸建て住宅の2階にトイレを設置することは考えていますか?
2階にトイレがあるとさまざまなメリットがあります。
ここでは、2階にトイレを設置するメリットやデメリット、ポイントについて解説していきます。
ぜひ参考にして、設置を検討してみてください。
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まずは、上の階にお手洗いを設置するメリットをいくつかご紹介していきます。
夜中に降りなくていい
夜中に尿意で目が覚める、といったことはありませんでしょうか?
もしも寝室が上の階にある場合、下の階まで下ってから用を足すというのは非常に面倒くさいと思います。
しかし、上の階に設置しておけばそのようなわずらわしさから解放されます。
渋滞
他の人が入っているから、すぐに用を足すことができない、ということは今までありませんでしたでしょうか?
上の階にも下の階にもお手洗いがあれば、そのような人待ち問題が解消されます。
もう渋滞で悩まされることはなくなるでしょう。
壊れたとき
もしもどちらかのお手洗いが壊れてしまったとき、修理で使用できなくなっても、もう片方を使用することができます。
なにかのトラブルがあっても問題なく用が足せるのは安心できますね。
もしものときのための予備というのはどのようば分野でも必須と言えるでしょう。
ゆっくりできる
ついついお手洗いの中で新聞を読んだり、スマホでゲームなどをしたり、といったことはありませんか?
そのままお手洗いを独占してしまい、家族に怒られてしまうといったことも少なくないと思います。
しかし、お手洗いが複数あるのであれば、どんなにお手洗いを独占していようともうひとつのお手洗いを利用してもらえばいいのです。
狭い空間で一人でゆっくりする時間もときには必要です。
これで気兼ねなくお手洗いでゆっくりできるでしょう。
来客用に
お手洗いというのはどうしても汚れなどの問題が起きてしまいがちです。
そのため、来客にお手洗いを使用してもらうときは若干緊張してしまいますよね。
しかし、お手洗いが複数ある場合は、どちらかを来客用として、あまり使用しないようにすれば、来客が使用したときでもきれいな状態で使用してもらえます。
このように、お手洗いが複数あるというだけで、さまざまなメリットが挙げられます。
次は、お手洗いが複数あることによるデメリットについて解説していきます。
戸建て住宅で2階にトイレがあるデメリット
メリットがあれば当然デメリットもあります。
建設費用
増やすということは、当然建設費用も高くなるということです。
お手洗い本体もそうですし、2階まで配管を通したりなどの工事費などもかかります。
全体になると、30万円から50万円ほどかかると言われています。
設備によってはさらに高額になってきますので、メリットと照らし合わせて費用対効果があるかを確認しておきましょう。
メンテナンス費用
複数あるとメンテナンス費用も当然かかってきます。
修理代や点検代など、さまざまな費用がかかってくるので、そこもよく確認しておきましょう。
面積と場所
2階に設置するとして、どれくらいのスペースで、どこに設置するかを考えることも非常に重要です。
場所によってはほしかった設備が置けなくなったり、場所によっては排水音がうるさくなってしまったりといったデメリットもあります。
どこにどれだけのスペースを用意するかはよく考えておきましょう。
掃除
掃除する箇所が単純に2倍になると思っておいたほうがいいでしょう。
お手洗いの掃除はそれなりに手間がかかるし、頻繁に掃除しないとすぐに汚れがたまってしまいます。
そのため頻繁に掃除する場所が二か所になるということも認識しておきましょう。
コミュニケーション
1階が基本的な家族の会話の場所だとすると、上の階に設備が充実してしまうと1階に降りてくる頻度がさがってしまいます。
結果的に、家族との会話の時間が減ってしまう可能性があります。
食事などを上の階で摂ってしまい、上でお手洗いも済ませてしまうと、いよいよ1階に降りてくる理由がほとんどなくなってしまいますので、注意しておいたほうがいいかもしれません。
におい
せっかく設置したのに結局片方のお手洗いしか使ってないという事になった場合、上の階のお手洗いが臭くなる可能性があります。
においの原因は長時間使用しなかったことによる中の水の蒸発が原因だと考えられます。
結局片方だけで十分ではないか、と考えて、本当に使用するのであれば2階にも設置するなど、しっかり考えてから設置しましょう。
戸建て住宅で2階にトイレを設置するポイント
お手洗いの環境を整えるためには、さまざまなポイントがあります。
窓に関して
お手洗いの窓の位置に関してはポイントがあります。
というのも、立地によって窓からほかの家庭が見えてしまったり、逆の立場になったりしてしまう場合があるのです。
設置の際に大丈夫でも、隣に家が建ったときに見えてしまうなどであれば事前に防ぎようがありません。
なので、お手洗いの窓にはカーテンを用意するなどの対策が必要になります。
収納に関して
トイレットペーパーの置き場所など、お手洗いのなかの収納にもポイントがあります。
上の階に設置するだけでもスペースのことを気にしていたのに、このうえ収納の場所まで気にしてられない、という場合には、「ニッチ」を用意するのも手です。
ニッチとは、お手洗いの中にあるくぼみスペースのことです。
これがあればスペースを余分に作ることなく、収納としても利用することができます。
ニッチの用意も検討しておきましょう。
防音に関して
お手洗いである以上、排水音などはどうしても聞こえてしまいます。
上の階に設置したのであれば、ほかの部屋に聞こえてしまう音も大きくなることでしょう。
そのようなときには、防音ドアを採用するのもひとつの手です。
もちろん1階のお手洗いにも防音ドアを採用してみてもいいと思います。
その際には工事費用も上がることが予想されるので、見積もりのチェックは入念にしておきましょう。
内装に関して
これは1階のお手洗いにも言えることなのですが、お手洗いというのは基本的には狭いスペースという印象が強いです。
閉塞感が平気な人もいれば、そうでない人もいるでしょう。
もしも閉塞感が苦手な人であれば、なかの壁紙は白やパステルカラーなどの膨張色にしておくと解放感が増します。
壁紙以外にも、床材も防水加工のものを採用するなど、機能性のことも考えておくとよいでしょう。
タンクに関して
上の階のお手洗いにはタンクが必須になります。
最近はスタイリッシュなタンクレストイレがありますが、一戸建ての上の階は水圧を加えることが難しいので、タンクの設置がほとんど必須になります。
一応、業者に確認しておいたほうがいいでしょう。
まとめ
ここまで、戸建て住宅で2階にトイレを設置するときのメリットやポイントなどについて解説してきました。
多くのメリットがある半面、不便に感じてしまうときもあるかと思いますので、よく検討したうえでの設置が必須になってきます。
設置してみると、意外と使わなかったということも珍しくありません。
しかし、設置してみたら本当に生活レベルが上がった、という声があることも事実です。
十分検討したうえで、必要だと感じたのであればぜひ設置してみましょう。
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