雨の日や花粉が気になる時期の洗濯物は、できれば室内干ししたいですよね。
しかし室内干しの設備にはさまざまな種類があり、「どれを選べばいいかわからない…」という人もいるでしょう。
そこでこの記事では、洗濯物の室内干しに便利な設備について、室内物干しとサンルームの特徴やデメリットをお伝えします。
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まずは洗濯物の室内干しに便利な設備である、室内物干しを詳しく見ていきましょう。
室内物干しとは、その名のとおり洗濯物を室内に干す設備です。
さまざまな種類があるので、それぞれ見ていきます。
折りたたみタイプ
どこにでも設置でき、収納時はコンパクトに折りたためる室内物干し。
室内干しはもちろん、簡単に移動できるので外干しにも利用できます。
天井や壁を傷つけることなく利用できる設備なので、賃貸に住んでいる人にもピッタリでしょう。
また折りたたみタイプと一口にいっても、さまざまなタイプがあります。
布団干しできたりタオルがたくさん干せたり、洗濯物以外の室内干しにも役立つので、ライフスタイルや家族の人数などに合わせて選んでみてください。
突っ張りタイプ
天井や壁を傷つけずに済むタイプとして、突っ張りタイプもあげられます。
床と天井に突っ張り棒を使い、室内干しを可能にする設備です。
一般的に横幅を調整できるため、室内干しする部屋の大きさや洗濯物の量に合わせて選べます。
基本的に折りたたみタイプよりたくさんの洗濯物を干せるので、家族が多い人やお子さまのいる家庭にもおすすめです。
また突っ張りタイプは、壁や日当たりの良い窓にそって取り付ける人が多くいます。
一度設置すれば片付ける手間が不要なのも、大きなメリットでしょう。
天吊りタイプ
天吊りタイプとは、天井に室内干しの設備を取り付けるタイプです。
使わないときは天井に収納しておけるので、空間を有効活用できます。
また天吊りタイプは手動と電動から選べるので、より快適性を求める人は電動を選ぶといいでしょう。
また天井に設置するため、折りたたみタイプの室内物干しに比べて場所を取りません。
そのため狭い場所にもおすすめです。
このように室内物干しにはたくさんの種類があり、設備の特徴がそれぞれ異なります。
どれも洗濯物の室内干しに役立ちますが、選ぶ際は使い勝手の良さを重視するのがおすすめです。
室内物干しを外やいろいろな場所で使いたい人は折りたたみタイプがおすすめですし、狭いスペースに室内物干しを取り入れたい人は天吊りタイプがいいでしょう。
どのくらいの量の洗濯物を干すのか、予算はどのくらいなのかも考慮し、選んでください。
洗濯物の室内干しに便利な設備!「サンルーム」ってなに?
洗濯物の室内干しに便利な設備として、サンルームもおすすめです。
サンルームとは1階の掃き出し窓から外に続く設備のことで、天井と壁がガラス張りになっています。
バルコニーのように家からせり出すように設置され、さまざまな用途に利用できるのがメリットです。
日差しがたっぷり入る
サンルームとはその名のとおり、太陽光をたくさん取り込める設備です。
そのため晴れた日は洗濯物がしっかり乾き、布団や毛布など、厚手のものも干せます。
天井と壁がガラスのためさまざまな方向から日差しが差し込むので、サンルーム内のどこに干してもOKです。
また冬は晴れていても、日照量が少なく厚手のものは乾きにくいかと思います。
サンルームのなかは冬でも暖房がいらないくらいあたたかくなるので、冬でもカラッと乾かすことが可能です。
急な雨でも安心
「朝は晴れていたのに午後になって突然の雨…」そのような経験はありませんか?
急に天気が崩れてしまうと、外干ししていた洗濯物を再度洗濯しなければなりません。
とても面倒ですし、天気の急変が多発する時期はストレスになることもあるでしょう。
しかしサンルームで室内干しすれば雨が降っても安心ですし、曇りで外干しが心配なときも便利に活用できます。
花粉や虫から洗濯物を守ってくれる
また雨だけでなく花粉やPM2.5、排出ガスから洗濯物を守ってくれるのも、サンルームのメリットです。
ほこりや汚れもつきにくいので、清潔な状態で取り込めます。
また季節によっては洗濯物にハチやカメムシなどの虫が付くことがあり、外干しが苦手という人もいるのではないでしょうか?
取り込むときに虫の有無を慎重にチェックしなければなりませんし、付着したままクローゼットに収納したらあとが大変です。
サンルームで室内干しすれば虫の被害にもあいにくいので、快適に洗濯物を干せます。
このように室内干しを快適にしてくれるサンルームは、たくさんのメリットがある設備です。
室内干しメインで洗濯する人は、ぜひ設置を検討してみてください。
洗濯物を室内干しできる設備のデメリット
最後に洗濯物を室内干しできる設備、室内物干しとサンルームのデメリットを見ていきます。
室内物干しのデメリット
●生乾きが心配
●洗濯物が丸見えになる
●設置するスペースが必要
室内物干しのデメリットは、生乾きの心配がある点です。
部屋のなかに干すため、季節や天気によっては乾きにくく、生乾き臭がするかもしれません。
そのため室内干し用の洗剤を使ったり適度に換気したり、生乾きを防ぐ工夫が必要です。
また室内物干しを採用した場合、干しているあいだは洗濯物が出しっぱなしになります。
そのため来客があった際は丸見えになるのがデメリットです。
カーテンなどで隠してもいいですが、そのぶん風通しが悪くなってしまうので注意してください。
さらに折りたたみタイプや突っ張り棒タイプの室内物干しは、設置スペースが必要です。
設置しても邪魔にならない場所を選ぶ必要があり、家の広さや間取りによっては邪魔になることもあるでしょう。
洗濯物を干しているあいだは出しておくことになるので、普段あまり使わない部屋などを選んで利用してください。
サンルームのデメリット
●設置費用がかかる
●夏は暑くて使わない人もいる
●メンテナンスや掃除が大変
代表的なデメリットは、設置費用がかかるところです。
メーカーやグレードなどによって異なりますが、一般的には100万円前後かかります。
「室内干しの設備のためにそんな高いお金は出せない」と思う人もいますが、サンルームは洗濯物を干すだけの空間ではありません。
お子さまやペットの遊びスペースとして、またガーデニング、読書やお茶をする場所としても利用できます。
さまざまな使い道があることを念頭に置き、導入を検討してみてください。
またガラス張りのため、夏は室温が上昇しすぎるのもデメリットです。
40度を超えることもあり、夏は使わない人も多くいます。
一般的にはオプションになりますが、窓や換気口を設けると暑さを軽減できるでしょう。
そしてサンルームは、メンテナンスや掃除が大変な設備です。
窓は掃除しやすいですが、天井は手が届きにくいので、メンテナンスがおろそかになってしまうこともあります。
ガラス張りのため、定期的に掃除しないと見た目の印象が悪くなるため注意が必要です。
また、サンルームは家屋の一部とみなされることが一般的なので、固定資産税に影響するでしょう。
まとめ
この記事では洗濯物の室内干しに便利な設備、室内物干しとサンルームの特徴やデメリットをお伝えしました。
梅雨や花粉の時期の洗濯物は室内干しになることが多いですが、室内物干しやサンルームがあればより便利になりそうです。
メリットとデメリットをおさえたうえで、ぜひ取り入れてみてください。
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