マイホームの印象を決める外構工事は、土地の広さなどによって費用が異なります。
高額になるケースもありますが、DIYが可能な場所もあり、やり方によっては節約になるかもしれません。
しかし、自分で工事する場合はいくつかの注意点があります。
この記事ではマイホームの外構工事をテーマに、費用が高くなりやすい土地やDIYが可能な場所、工事する際の注意点をお伝えするのでぜひご覧ください。
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弊社へのお問い合わせはこちらマイホーム購入時は注意?外構費用が高くなりやすい土地
まずは、マイホームで外構費用が高くなりやすい土地を見ていきましょう。
注文住宅でマイホームを建てる際、玄関や開口部の位置、境界などを明確にしてから外構工事がはじまります。
そのため、建物の完成後に開始されるのが一般的です。
外構工事の費用は依頼する業者によって異なりますが、100万円から200万円、場合によっては300万円近くなることもあります。
また土地の状態によっても費用が大きく変わってくるので、「思っていたより高かった」と言うケースもあるでしょう。
そのためマイホームを建てる際は、どのような土地なのかを把握し、場合によっては外構費用をおさえる対策をおこなう必要があります。
費用が高くなりやすい土地
では具体的にどのような土地は費用が割高になるのでしょうか?
高低差がある場合
道路との高低差がある場合、間口から玄関までのアプローチに階段を設置しなければなりません。
庭に入るための階段や、ブロックを設置する必要もあり、平坦な土地よりたくさんの費用がかかります。
高低差がどのくらいあるかによってブロックやタイルの数が異なるため、使用するグレードによっては予算オーバーになることもあるでしょう。
角地の場合
南東角地や南西角地は、前面が道路のため日当たりや開放感があります。
分譲地でも人気がありますが、角地の場合、外構工事が割高になるのがデメリットです。
道路が2方向にあるということは、そのぶん塀やフェンスをたくさん使います。
また道路に面している土地は車や通行人の目線が気になるため、プライバシーを重視した外構となるでしょう。
背の高い木を植樹したり、高さのある目隠しフェンスを設置したり、外から見えにくくする工夫が必要です。
また人目にさらされるぶん、見た目やデザイン性を気にする人も多いのではないでしょうか?
使用する材料をグレードアップすれば、そのぶん費用も高くなります。
平屋や広い土地の場合
平屋は2階建てと異なり、すべての生活スペースがワンフロアにあります。
そのため横に広がるかたちで設計・建築されるので、広い土地が必要です。
土地が広いぶん塀やフェンスを多く設置しなければならず、費用が割高になります。
最低限の塀やブロックでいいと思っても、「広くて立派な土地と不釣り合いになってしまった…」という事態になりかねません。
平屋や土地が広い場合は、外構費用が割高になることをおさえておきましょう。
外構費用の節約にも!マイホームでDIYが可能な場所とは
次に、マイホームの外構でDIYが可能な場所を見ていきます。
初心者におすすめなのは砂利敷き
初心者におすすめしたいDIYは砂利敷きです。
一般的な外構工事では防犯性を考慮するため、家の周りに砂利を敷き詰めます。
防草シートを敷いたうえに砂利を置くだけなので、初心者でも比較的簡単にDIYが可能です。
和風や洋風、防犯用など砂利にも種類があるので、マイホームのイメージに合わせて選んでみてください。
レンガを使ってアプローチをつくる
アプローチも、マイホームの外構工事でDIYが可能な場所です。
敷地の入り口から玄関までのあいだにレンガを敷き詰め、オシャレなアプローチをつくりましょう。
土地を平らにしたあと転圧し、モルタルやコンクリートを塗ったあとにレンガを敷いていきます。
レンガはホームセンターなどで購入でき、色や形もさまざまです。
かわいらしいものからスタイリッシュなもの、モダンなど多彩な種類があるので、デザインや予算に応じて選んでみてください。
芝を植える
マイホームにお庭がある場合、DIYで芝を植えることも可能です。
庭を平らにしたあと、ホームセンターなどで購入した芝を敷き詰めていきます。
定着するのに数カ月かかることもあるので、こまめに水やりをおこない、枯れないよう注意してください。
天然芝にもたくさんの種類がありますが、刈り込みが面倒な人は伸びにくい芝を選んだり、人工芝を選んだりするのも1つの手です。
オシャレなガーデンライトを設置する
外構工事にはライトの設置も含まれますが、DIYでも取り入れることが可能です。
ガーデン用のライトはホームセンターやインテリアショップで購入できます。
植栽を照らしたり、防犯のためにセンサーライトを採用したり、さまざまなライティング方法があるので、目的に合わせて選んでみましょう。
またガーデンライトはソーラータイプと電池タイプ、コンセントタイプがあります。
ソーラータイプなら太陽光を使うので、費用面でも安心です。
マイホームで外構工事を実施する際の注意点
最後に、マイホームで外構工事する際の注意点を見ていきます。
高低差がある場合は着工日に注意
まず1つ目の注意点は、高低差がある場合です。
高低差がある土地にマイホームを建てた場合、外構工事を早く完了させないと引越しできない、できても生活しにくくなります。
玄関の階段ができないと家のなかに入れませんし、基礎やブロック塀がないと不便な生活を強いられてしまうでしょう。
そのため建物ができあがる直前や完成と同時に工事を開始できるよう、入念な打ち合わせが必要です。
オープン外構はトラブルが多い
注意点として、オープン外構はトラブルが多い点もあげられます。
オープン外構とは敷地と道路の境目に塀やフェンスを設けず、開放感を求めたものです。
見た目がオシャレのためマイホームに取り入れる人も多いですが、車のすれ違いに乗り入れられたり、ボールや子どもが侵入してきたり、さまざまなトラブルが懸念されます。
前面の道路と地続きのため、使い勝手や防犯面でも優れていますが、このような注意点があることをおさえておきましょう。
水道やコンセントの位置が悪い
水道やコンセントの位置を考えずに設置した結果、使い勝手が悪くなってしまうのも注意点の1つです。
樹木や花に水やりしたり駐車場で洗車したり、家の外に水道があると便利ですし、高圧洗浄機などを利用する際、コンセントがないと室内から電源を確保しなければなりません。
そのため外構工事では、水道やコンセントを設けておくのがおすすめです。
しかし設置場所をしっかり考えないと、使い勝手が悪く「まったく使っていない」ということになってしまいます。
外回りでの作業を快適にするためにも、設計時は水道やコンセントの位置も入念に打ち合わせするのが得策です。
後付けする予定だったカーポートが付けられない
カーポートを設置する場合、丈夫な柱を駐車場に埋め込む必要があります。
そのため後付けしようと考えている人は、後付けできるよう設計段階で業者や工務店に相談しておいてください。
柱を埋める場所に給排水管などが埋まっている場合、設置できない可能性があります。
まとめ
この記事ではマイホームの外構工事をテーマに、費用や注意点、DIYが可能な場所を詳しくお伝えしました。
土地の状態によっては割高になるため、DIYが可能な場所はチャレンジしてみるのもおすすめです。
今回ご紹介した内容を参考にしていただき、費用をおさえながら使い勝手の良い外構をつくってください。
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