注文住宅を建てる際、書斎をつくるかどうか悩む人も多いのではないでしょうか?
書斎と聞くとなんだかワクワクしますし、あったら便利に活用できそうです。
しかし書斎を設置すると、メリットだけでなくデメリットも生じます。
この記事では土地購入後に家を建てる予定の人に向け、書斎を設置するメリットやデメリット、注意点をお伝えするのでぜひご覧ください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら書斎設置のメリットとは?
まずは家に書斎を設置するメリットから見ていきましょう。
自分だけの空間ができる
1つ目のメリットとして、自分だけの空間ができるという点が挙げられます。
書斎はデスクとイスが置かれた小さな場所なので、好きなように使うことが可能です。
●毛糸や布、ビーズやミシンなどを置いた裁縫部屋
●本棚を取り付けた自分だけの図書館
●勉強するためのスタディスペース
●アイロンがけや洗濯物をたたむ家事部屋
●リモートワーク用のスペース
さまざまな用途で使用できるのが書斎を設置する大きなメリットです。
最近は新型コロナウィルスの流行にともない、外出自粛やリモートワークが推奨されています。
自宅に書斎がないため、急なリモートワークの切り替えに戸惑った人も多いでしょう。
リビングやダイニングで仕事しても集中力が続かず、効率が悪くなると言った声もよく聞きます。
書斎があればリモートワーク用のスペースにでき、集中して仕事に取り組めるのがメリットです。
オンオフの切り替えができる
リモートワークだけでなく、普段から在宅で仕事をしていると「オンオフの切り替えがうまくできない」という人もいるのではないでしょうか?
「職場に向かう」といった行動がないため、パジャマでだらだら仕事したり、没頭するあまり休憩を取らなかったり、オンオフの切り替えがむずかしいという人も多くいます。
自宅にいるとやり残した家事が気になったり、テレビをついつい見てしまったり、公私の区別がつきにくいのもデメリットです。
しかし「書斎にいく=職場に向かう」という行動をはさめば、仕事モードにうまく切り替えられるかもしれません。
リモートワークや在宅での仕事が多い人は、生産性を向上させるためにもぜひ書斎を設置してみてください。
書類やパソコンなどをその都度片付けなくて済む
書斎を設置すれば、書類やパソコンなどをその都度片付けなくて済みます。
リビングやダイニングで作業する場合、終わるのと同時に片付けなければなりません。
その都度片付けるのは意外に面倒ですし、あとでまた作業するときは片付けたものを再度出す必要があります。
また細かいものや大切な書類など、お子さまに触ってほしくないものもあるのではないでしょうか?
書斎を設置すればそのまま席を離れられ、片付けの手間を省けるのがメリットです。
書斎設置のデメリットとは?
次に書斎を設置するデメリットを見ていきます。
物置部屋になってしまう
使い方や設置の仕方によっては、物置部屋になってしまうのがデメリットです。
書斎は家のなかにある小さな空間のため、「とりあえずここに置いておこう」と、置き場所のない荷物を置きがちになります。
少しずつ荷物が溜まっていき、「気づいたら物置部屋になっていた…」というケースもあるので使い方や設置の仕方に注意しましょう。
せっかく書斎を設置するのですから、活用できる空間に仕上げてください。
こもり過ぎて家族との時間が少なくなる
書斎が居心地の良い空間なのはとても良いことですが、こもり過ぎて家族との時間が少なくなるケースもあります。
作業に集中しすぎて1日中書斎にこもってしまい、家族からクレームを受けている人も少なくありません。
家にいるのに家事をしなかったり、コミュニケーションが少なくなってしまったりするのも大きなデメリットでしょう。
自分だけの空間であることには変わりありませんが、家族が嫌な思いをしないよう、使い方を工夫してください。
使い勝手が悪く結局使わない
書斎のデメリットは、設置したものの、使い勝手が悪く結局使わなくなる可能性があることです。
リビングから遠く、いくのが面倒になったり、北側に設置したため冬は寒くて使えなかったりと、さまざまな理由で使い勝手は悪くなってしまいます。
そのため目的や作業内容、場所などをよく考えたうえで設置してください。
書斎設置の注意点
最後に書斎設置の注意点を見ていきましょう。
目的を明確に決める
書斎設置の注意点は、目的を決めるという点です。
趣味の部屋としてつくるのか勉強スペースなのか、リモートワーク用なのかを明確にすることで、無駄なスペースになるのを防げます。
先ほどデメリットでお話ししたように、目的をハッキリさせないまま設置してしまうと、物置部屋になったり使い勝手の悪い空間になったりします。
そのため書斎をどのように使うのかを明確にしておきましょう。
収納スペースをしっかり確保する
書斎設置の注意点として、収納スペースをしっかり確保する点も挙げられます。
「デスクとイスがあればいい」と思う人も多いのですが、リモートワークの場合は書類や筆記用具、パソコンや配線類、ルーターなどさまざまなものが必要です。
仕事で使うものをすべてデスクに出しておいてもいいのですが、その分作業スペースが狭くなりますし、見た目も悪くなってしまいます。
また趣味の空間として設置する場合も、収納棚や引き出しがあった方が便利です。
そのため少しでもいいので収納スペースを設けたほうがよいでしょう。
プリンター置き場や本棚があるとより便利です。
コンセントや照明を導入する
パソコンやプリンターを使う場合、コンセントを確保しておくのがおすすめです。
スマートフォンや電気毛布、ヒーターや扇風機など、季節に応じた家電を使うこともあるでしょう。
そのためコンセントの設置は必須と言えます。
また照明器具の設置もおこなってください。
窓を設ければ日中は明るい空間で作業できますが、夜は照明器具がないと作業できません。
デスクライトをあとで購入するのもいいですが、できれば書斎全体を照らしてくれる照明器具を、あらかじめ取り入れるのがおすすめです。
設置場所にも注意
設置場所をしっかり考える必要があるのも、注意点の1つです。
家事の合間に作業したい場合、リビングやダイニングから離れすぎていると使いにくさを感じてしまいます。
反対に家族の気配を感じながら作業したいのに、玄関の近くに設置してしまうと個室のような空間になってしまうのが注意点です。
使いにくい場所に設置すると書斎にいくこと自体が億劫になり、物置部屋になってしまうかもしれません。
そのため設計時はどのように書斎を使いたいのかを明確にしておきましょう。
広さ
書斎の広さも設置時の注意点です。
「仕事する場所だから狭くていい」と考える人もいますが、小さなデスクとイスだけがある狭い空間では肩や腰が疲れてしまいます。
そのためゆったりと作業できる広さを確保するのがおすすめです。
書斎にものが増えたときのことを考え、余裕のある空間にしておくと将来便利かもしれません。
まとめ
この記事では土地購入後に家を建てる人に向け、書斎を設置するメリットとデメリット、注意点をお伝えしました。
書斎を設置する場合、さまざまな注意点に気を付ける必要がありますが、リモートワークの普及により書斎の需要は高まっています。
将来を見据えたマイホームを建てるために、ぜひ書斎の設置を検討してみてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら