白金台駅エリアは、東京都港区の南部に位置する街です。
東京都の港区のなかでも高級住宅地として知られ、「シロガネーゼ」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。
では白金台駅周辺の実際の住みやすさはどうでしょうか？
この記事では白金台駅エリアに引越しを検討中の人に向け、街の特徴や住環境、地価を詳しく見ていきます。
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弊社へのお問い合わせはこちら白金台駅周辺は高級住宅地としての特徴を持つ街
冒頭でもお話ししましたが、白金台駅エリアの特徴は高級住宅地という点です。
駅前はにぎわっていますが、路地を入ると老舗のお店や町工場、閑静な住宅地が広がり落ち着いた暮らしを送れます。
高級住宅地となった歴史
白金台駅が高級住宅地となった理由は、柳下上総介という人物に由来しています。
柳下上総介はたくさんの銀（しろかね）を所有する豪族で、室町時代に白金台駅エリアを開拓しました。
柳下上総介は白金長者と呼ばれるようになり、白金台という地名が付けられたのでそうです。
ちなみに当時白金は「しろがね」ではなく「しろかね」と呼ばれ、現在も「しろかね」と言う読み方が引き継がれています。
また江戸時代における白金台駅エリアは、武家屋敷や町家、茶畑や雑木林が混在する土地でした。
しかし明治末期ころから武家屋敷が財界人の住宅として多く利用され、高級住宅地としてのステータスが確立されていったのです。
白金台駅周辺は高低差が多い土地のため、高台があったり急カーブがあったりするため、外部の人が立ち入りにくいと言う特徴も持っています。
そのため治安も良好な街として知られ、高級感漂う街として有名です。
美しい街並みが特徴
白金台駅エリアの特徴として、街並みがキレイな点も挙げられます。
白を基調として建物が多く、緑や自然もたくさんあるので、ホワイトとグリーンのコントラストが魅力的です。
統一された美しい街並みが白金台駅エリアの大きな特徴と言えるでしょう。
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白金台駅エリアの特徴と住環境は？
次に白金台駅エリアの特徴として、住みやすさやアクセス環境を見ていきます。
買い物環境
白金台駅周辺には、商店街やスーパーなどさまざまな買い物スポットがあります。
白金商店街
白金商店街とは、昭和25年からある昔ながらの商店街です。
商店街のなかに保育園があったり、お祭りをおこなったりするのが特徴で、地域密着型の商店街と言えます。
新鮮な野菜や果物が購入できる八百屋や、魚や肉がそろうお店、飲食店や呉服店、歯科医院やカフェなどさまざまな店舗が集結しているので、毎日の買い物に便利です。
白金台駅周辺は高級住宅地のため、クイーンズ伊勢丹やピーコックストアといった高品質な商品や輸入品をそろえるスーパーが建ち並びます。
しかしリーズナブルな価格帯の庶民的なスーパーも多く、その日の気分や目的に合わせて選んでみてもいいでしょう。
白金台駅周辺にある主なスーパーとして、以下のお店が挙げられます。
●マルエツプチ白金台：24時間営業、駅から徒歩約1分
●いなげや白金台：9：00から22：00、駅から徒歩約3分
●マルエツプチプラチナ通り店：24時間営業、駅から徒歩約12分
●クイーンズ伊勢丹白金高輪店：10：00から22：00、駅から徒歩約1分
●肉のハナマサ南麻布店：24時間営業、徒歩約9分
24時間営業のスーパーも多くあるので、帰宅が遅くなったときや急な買い出しにも便利です。
どのお店も駅徒歩圏内のため、白金台駅周辺の買い物環境は良好と言えます。
アクセス環境
白金台駅には、東京メトロ南北線と都営地下鉄三田線が乗り入れています。
都営地下鉄三田線を利用すれば、三田や日比谷、官庁街である大手町へもアクセス可能です。
JR目黒駅や五反田駅、都営浅草線の高輪台駅など徒歩圏内にほかの駅もあり、時間帯や目的によって利用する駅を選べ、アクセス環境は良好ですね。
主要駅までのおおよその時間は以下の通りです。
●新宿駅：約25分
●渋谷駅：約15分
●東京駅：約25分
●上野駅：約30分
●池袋駅：約30分
●目黒駅：約2分
目黒駅までは約2分でアクセス可能です。
白金台駅は、昔は都営浅草線のみが利用可能でした。
場所によってはバスを使う必要もあり、不便を感じていた人も多いのだそうです。
しかし現在は西馬込方面や押上駅など、さまざまな方面へ路線が延長され、途中にある新橋駅にはゆりかもめを利用することも可能です。
日本橋駅で東京メトロ銀座線にも乗り換えられるので、今はとても便利な駅になりました。
その他環境
白金台に自然にあふれている自然教育園があります。
自然教育園は自然がそのままの状態で残されている場所もあれば、春には桜を楽しめるスポットとなっております。
東京にいながらも自然と触れ合うことができるスポットのある白金台はとても魅力的な街ですね。
また、町内会のかたや自治体、警察によるパトロールが定期的におこなわれているため安心した住環境が整っております。
このように白金台駅は買い物やアクセス環境が良好なので、住みやすさを実感できる街と言えますね。
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白金台駅エリアにおける地価の特徴
最後に白金台エリアの地価の特徴を見ていきましょう。
白金台駅エリアにおける直近の地価は、公示地価の平均が1㎡あたり194万5000円、坪単価は1坪あたり642万9752円、前年比はマイナス0.16％の下落です。
基準地価の平均は2020年（令和2年）時点で1㎡あたり138万円、坪単価は1坪あたり456万1983円という結果になりました。
前年比はプラス2.22％の上昇で、過去最高値となっています。
地価総平均は1㎡あたり186万7142円で、坪単価は1坪あたり617万2373円、基準地価同様過去最高値となり、前年比はプラス5.70％の上昇です。
ちなみに白金台駅周辺には1995年（平成7年）から26年分のデータが残っています。
公示地価の最高値は2020年（令和2年）の1㎡あたり194万8333円、最低値は2000年の（平成12年）時点の58万円で、両者の差は3.36倍です。
基準地価の最高値は1㎡あたり138万円、最低値は2019年（令和元年）の135万で、両者の差は1.02倍となっています。
上記の白金台駅エリアの平均地価は、東京都港区白金、白金台の基準点から算定しています。
全国の地価動向
全国の約26,000地点の地価動向（毎年調査、公表される公示地価）によると、全国の住宅地における地価は4年連続で上昇しています。
とくに3大都市（首都圏、近畿圏、中京圏）ではいずれの地域も上昇が続いているのが特徴です。
白金台駅エリアも地価が上昇し続けている
白金台駅エリアの地価は、2009年（平成21年）まで下落していたものの、2014年（平成26年）以降は上昇し続けています。
東京都港区における地価ランキングでは33位（1㎡あたり194万5000円、1坪あたり642万9752円）と下位です。
しかし最新公示地価が平均399万7349円なので、地価は比較的高いと言えるでしょう。
地価の高さはその土地の資産価値に影響します。
マイホームを持つ際や引越しする際、土地の価格を重視する人も多いのではないでしょうか？
高級住宅地としての魅力を持った白金台駅周辺は、今後も安定した地価の伸びが期待できそうです。
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まとめ
この記事では東京都港区にある白金台駅エリアにスポットを当て、街の特徴や住環境、地価をお伝えしました。
高級住宅地として知られる白金台駅周辺は、一度は住んでみたい憧れの街です。
今回ご紹介した情報や街の特徴を参考にしていただき、港区へ引越しする際はぜひ白金台駅エリアも視野に入れてみてください。
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