注文住宅派の皆さんは、家を建てる時はどんな設備を取り付けたいですか?
最近は高性能の設備も増えて、何を選べばいいか迷う方も多いでしょう。
あまり欲張りすぎると注文住宅の予算を大幅にオーバーしてしまう恐れがあること、また設備は一度設置するとなかなか交換しにくいものも多いため、本当に納得できるものを選びたいですよね。
今回は注文住宅を建てる予定の方向けに、人気設備をランキング形式でご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら注文住宅の人気設備ランキング 水回り編
まずご紹介するのは、キッチン・トイレ・バスルーム・洗面台など水回りの人気設備ランキングです。
水回りの人気設備ランキング①ディスポーザー
ディスポーザーとは、シンクの排水溝下に設置する生ゴミ粉砕機です。
料理後に出る生ゴミは、放置すると嫌なにおいを放ったりコバエが寄ってきたりして、あっという間に不衛生なキッチンとなってしまいます。
かといって、排水溝のゴミ受けや三角コーナーに入れた生ゴミをいちいち処理するのは面倒だし、汚れた生ゴミに直接触れてまとめるのもできればしたくないですよね。
ディスポーザーを設置したキッチンシンクなら、料理中に出た生ゴミをすぐに粉砕して処理してくれるため、自分でゴミをまとめる手間がありません。
粉砕処理された生ゴミは、においもせずコバエが寄ってくることもなく、さらに三角コーナーも不要になるため、いつでもきれいなキッチンをキープできます。
水回りの人気設備ランキング②追い焚き機能付き浴槽
時間が経って冷めてしまったお湯を短時間で再び温めてくれる追い焚き機能付き浴槽は、もはや現代の暮らしに欠かせない人気設備の一つといっても過言ではないかもしれません。
すぐに沸き直せる追い焚き機能付き浴槽があれば、お湯が完全に温まりきるまで待つ時間が短いため、体を冷やして風邪をひく心配も少ないでしょう。
また追い焚き機能付き浴槽はお湯の温め直しだけでなく、設定した量のお湯をはる機能も利用できます。
他のことをしながらスイッチ一つでお湯をはって、冷めても簡単に温め直せる追い焚き機能付き浴槽は、家族の暮らしを便利にしてくれる人気設備です。
水回りの人気設備ランキング③浴室暖房乾燥機
バスルームに設置する設備のうち、追い焚き機能付き浴槽に負けないくらい人気を集めているのが浴室暖房乾燥機です。
入浴後や掃除後のバスルーム内に残った湿気をすばやく乾かしたり、冬は温風で浴室内を温めてヒートショックを防いだりと、こちらもあると便利な設備です。
また浴室暖房乾燥機は、温風で乾かす性能を利用して洗濯物を乾かすこともできます。
雨の日や雪の日・花粉シーズンなど外で洗濯物を干しづらい時は、浴室暖房乾燥機を使って効率よく洗濯物を乾かしましょう。
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注文住宅の人気設備ランキング 電器編
次にご紹介するのは、家庭内で使用する電器設備の人気ランキングです。
電器の人気設備ランキング①IHコンロ
ガスを使わず電気で加熱するIHコンロは、ガス代がかからないことやトッププレート部分がフラットで掃除がしやすい点が人気を集めています。
またガスコンロと違って火を使わない分、小さい子どもや高齢者がいる家庭でも安心して利用できる点も魅力です。
IHコンロの火力が気になる方がチェックするポイント
IHコンロはガスコンロと比べると安全で掃除がしやすい点がメリットですが、一方で気になるのが「火力の強さ」ではないでしょうか。
IHコンロの火力が最大でどのくらい出るのかは、コンロに表示される最大消費電力で確認できます。
たとえば、チャーハンや野菜炒めなど強い火力を必要とする料理を作ることが多いなら、最大消費電力が1.4kW(1,400W)以上出るIHコンロを選ぶといいでしょう。
またIHコンロは、最大消費電力数だけでなく火力調整が何段階できるかも併せてチェックしておきましょう。
小まめに火力調整ができるIHコンロであれば、煮込み料理や蒸し料理など、時間をかけてじっくり火を通す料理も作れて便利です。
電器の人気設備ランキング②食器洗い乾燥機
家事の中でも苦手と語る方もいる食器洗い。
ごはんを食べたあとの食器や調理器具・お弁当箱などを洗って乾かすのは、意外と手間がかかりますよね。
家族の人数が多く一度に使用するお皿が多かったり、洗うまでに時間が経ちすぎて固まった油汚れやカピカピのお茶碗・お弁当箱があったりすると、きちんと汚れを落とすまでに時間がかかって面倒です。
その点、食器洗い乾燥機があれば機械の中に汚れた食器・調理器具・お弁当箱などを入れてスイッチを押すだけで、洗浄~乾燥までまとめてできます。
食器洗い乾燥機を稼働させている間は別のことができるので、家事の時短を目指す方にはおすすめです。
食器洗い乾燥機を使用した時の汚れ残りを防ぐ方法
便利な食器洗い乾燥機ですが、時々「食器洗い乾燥機を使ったのに汚れが残っている」という声を聞くことがあると思います。
実は万能な食器洗い乾燥機でも、油分が多く残りすぎている汚れや手洗いで落としにくいほど強くこびりついた汚れは、簡単に落とせません。
そのような食器や調理器具などを洗う場合は、あらかじめ使い捨ての紙や布などで大まかな汚れを拭き取ったり、水やお湯にしばらく付けおいて汚れをふやかしたりしておきましょう。
このひと手間を行うと、食器洗い乾燥機で落ちない汚れがだいぶ少なくなるはずです。
他にも、お箸やスプーン・フォークなどを食器洗い乾燥機の中に入れる時の向きや食器の並べ方などに気を付けることも、汚れ残り防止につながります。
電器の人気設備ランキング③玄関の電子キー
家電のIoT化やキャッシュレス決済など、身の回りのものをスマート化する動きが高まってきている現代の注文住宅では、玄関のカギも電子キーを選ぶ方が増えつつあります。
カードやリモコンなどを玄関ドアの取手にかざすだけで施錠・解錠できる電子キーは、両手いっぱいに荷物を持っていたり子どもを抱っこしていたりと、カギ穴にカギを差し込んで開け閉めすることが難しい時にこそ便利な設備です。
リモコンタイプの電子キーの中には、直接取手にかざさなくて服のポケットやバッグの中に入れたリモコンが近づくだけでセンサーが反応して施錠・解錠できるものもあります。
スマートフォンで施錠・解錠できるタイプの電子キーもあるので、そちらのタイプを設置するとスマホ一つで出かけることもできますよ。
電子キーの防犯性やカード・リモコンをなくした場合はどうする?
電子キーを取り付ける際に懸念されるのは、やはり防犯性とカードやリモコン紛失した場合です。
まず防犯性ですが、電子キーは基本的に施錠・解錠にカギを使用しないため、カギ穴が見えにくい構造になっています。
玄関から空き巣に入られるケースの多くはピッキングで解錠されてしまいますが、カギ穴が見えない電子キーはピッキングがされにくく、防犯性は問題ありません。
そして施錠・解錠に使用するカードやリモコンを紛失してしまった時は、再発行して玄関ドアとペアリングし直すことで今までどおり使えます。
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注文住宅の人気設備ランキング番外編 設置する前に要検討した方がいい設備
注文住宅に憧れの設備を取り付けたものの、いざ新居で暮らし始めたら意外と使う機会が少なく宝の持ち腐れになってしまった…と後悔する方もいらっしゃいます。
そこで最後は、注文住宅に取り付ける設備のうち、設置を要検討した方がいい設備もご紹介します。
要検討の設備①キッチンの吊り戸棚
シンク上の吊り戸棚は、設置するとその分キッチンの収納スペースが広がるため、便利に思えるかもしれません。
しかし吊り戸棚は、基本的に踏み台を使わないと棚の奥まで見えない・手が届かないため、毎回踏み台を出して物を出し入れする手間がだんだん負担になることがあります。
キッチンの収納スペースがシンクとコンロ下の引き出しやカップボードで足りるようであれば、吊り戸棚の設置は見送ってもいいでしょう。
要検討の設備②バスルーム内の収納ラック
シャンプーやボディソープなどのボトル・それらの詰め替えパック・子ども用のおもちゃ・その他お風呂中に使用するグッズなど、バスルームは意外と物が多くなりがちです。
そうした物を整理するために必要だと思って、バスルーム内に収納ラックを取り付ける方もいます。
しかしいざ使ってみると、ラックに置いた物の下に水気が溜まって「ぬめり」が発生し、掃除が面倒になってだんだん不要に感じる方もいるようです。
ボトルや詰め替えパックはタオル掛けに吊るして使う収納方法もあるので、ラックを使わずともバスルーム内の整理整頓ができそうかじっくり検討するといいでしょう。
まとめ
注文住宅の設備は選ぶだけでも楽しいものですが、候補がありすぎると何を選んだらいいか迷いやすいのも事実です。
せっかくお金をかけて選んだものの、実際は使う機会が少なくて「これはいらなかったかも」と後悔するのも避けたいですよね。
これから注文住宅を建てる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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