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東京23区内で自然の多いエリアはどこ?首都東京で自然と共存できるエリアをご紹介!

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東京23区内で自然の多いエリアはどこ?首都東京で自然と共存できるエリアをご紹介!

東京23区内で自然の多いエリアはどこ?首都東京で自然と共存できるエリアをご紹介!




日本の首都である東京に人口が集中するのは、ごく自然なことなのかもしれません。

 

人口減少や少子高齢化を憂う声が多いこのご時世ですが、2015年の国勢調査では東京23区の人口密度は前回より上昇。

 

1平方キロメートルあたりの人口密度、東京都6,169人、大阪府は4,640人と東京都の人口密度は圧倒的に高く、全国平均の約341人をはるかに超える過密エリアになっています。

 

限られた土地に多くの方が住む状況はとても窮屈、さらに公園や空き地、緑地帯なども少なく、街のなかに癒しの空間が少ないのは精神的な圧迫感につながります。

 

都会のなかに癒しを求めて、休日になるとたくさんの人たちが都内の公園や都心から遊びに行ける登山スポット、渓谷、海浜公園などに足を運んでいます。

 

今回は自然が人にもたらすプラス効果、東京23区内で緑の多いエリアについて、さらに都内のおすすめ自然スポットなどを中心にまとめています。


【自然があるエリアを希望する人はかなり多い】


自然があるエリア


 

<森のなかを散策するだけでストレスホルモンが低下>


 

東京都内の賃貸物件を探している方のなかには「近くに公園のある物件がいい」と希望する方もいらっしゃいます。

 

公園には豊かな自然があり心が落ち着くのはもちろん、休日や早朝にジョギングや散策をして四季の移ろいを感じ、五感が刺激され体力づくりにも役立つもの。

 

殺風景なコンクリートやアスファルト、都会の景色を見ているだけではなんとなく心が荒んでいく気がしますね。

 

毎日窓から都会の景色ばかり見ている人と、緑(木々や牧草地帯など)を眺める機会の多い人とを比べると…

 

・病気になっても回復が早い ・学業での成績がよい ・犯罪の多いエリアでは犯罪行為が減る

 

これらはあくまでも「そのような傾向がみられる」レベルですが、やはり自然が人に与える影響は無視できません。

 

森のなかを散策するとストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量や血圧、心拍数が低下するという実験結果もあり、リラックスしたいなら公園や森林を散策するとよさそうです。

 

<フィトンチッドやマイナスイオンの効果に注目>


 

なぜ自然を見ると人はリラックスできるのでしょうか?

 

太古の人類は森のなかで生活しており、長い時間をかけて自然のなかで進化してきました。

 

古くから慣れ親しんできた風景のなかにいると癒されるのは、ごく自然なことかもしれません。

 

また森林が発散する化学物質「フィトンチッド」は殺菌性のある揮発物質で、森林浴で感じる独特の香りはこの物質によるものといわれています。

 

森林の癒し効果はフィトンチッドだけではありません。

 

大気中に存在するマイナスの電荷をもつイオンを「マイナスイオン」と呼びますが、このマイナスイオンは副交感神経に作用して、リラックス効果や疲労回復などの効果が期待できます。

 

森のなかではマイナスイオンが発生する場所もあり、フィトンチッドとのWの癒し効果で気持ちよく過ごせるのは大きな魅力。

 

フィトンチッドやマイナスイオンにより病気が治癒するわけではありませんが、病気予防や気分転換、疲労回復のために森林浴が活用できるのは間違いありません。

 

【東京23区内で、緑の多い区は一体どこ?】


緑の多い区


<公園の数でみるおすすめエリア>


 

東京都内には多くの公園がありますが、とくに公園の多いエリアは以下の通りです。

 

1・練馬区 公園数687か所

2・世田谷区 公園数561か所 

3・大田区 公園数557か所

4・足立区 公園数516か所

5・江戸川区 公園数475か所

 

公園は単身者からファミリー層までさまざまな楽しみ方ができます。

 

緑を見て癒される、公園でお弁当を食べる、ウォーキングやジョギングができる、遊具がある公園ではお子さんを遊ばせることができるなど。

 

有名な公園、人気公園の近くを狙って引っ越すのもよいかもしれません。

 

<緑被率でみるおすすめエリア>


 

緑被率とは「一定のエリアのなかで、緑地面積が占める割合」を計算した数値で、この数値が高ければ高いほど緑が多い場所といえます。

 

この緑被率に含まれる緑は自然にある森林だけではなく、人工的に作られた公園も含まれている点にも注目です。

 

現在、東京23区内には約4,300か所もの公園が設置され予想以上に多くの緑が区民の心を癒しています。

 

では都内でもとくに緑被率の高いエリアはどこなのでしょうか?

 

1・練馬区 26.1%

2・世田谷区 24.0%

3・杉並区 21.8%

4・渋谷区 20.6%

5・港区 20.5%

6・千代田区 20.4%

6・大田区 20.4

7・北区 18.5

8・文京区 17.6

9・新宿区 17.5

10・目黒区 17.1

 

東京23区は「緑が少ないコンクリートジャングル」のイメージがあるかもしれませんが、意外にも自然豊かなエリアが多いのです。

 

なかでも、渋谷区の20.6%や港区の20.5%の緑被率の高さは意外!

 

渋谷区は代々木公園や明治神宮、新宿御苑の一部があり緑被率が高くなっています。

 

港区にも有栖川宮記念公園や芝公園、港区立さくら坂公園(ロボロボ公園)、お台場海浜公園、明治神宮外苑・にこにこパークなど、大人から子供まで楽しめる公園が多数。

 

子供向けの遊具がそろっているロボロボ公園や明治神宮外苑・にこにこパークなどでは、小さなお子さんが元気に遊んでいます。

 

これらエリア以外にも北区や文京区、新宿区、目黒区の緑被率、約1718%台になっている点も見逃せません。

 

住む場所さえしっかり選べば、23区内でも緑や自然に触れあえる癒しの環境で生活できるのです。

 

【リフレッシュに!癒しに!東京23区内のおすすめ自然スポット】


おすすめ自然スポット


 

<世田谷区 等々力渓谷>



 

東急大井町線の等々力駅から徒歩3分にある等々力渓谷は、都内で唯一の自然豊かな渓谷です。

 

谷沢川の流れにそって散策コースが設置されており、とくに夏場は気温が34℃低くなっています。

 

夏場は蚊に刺されないように注意しなければなりませんが、渓谷のせせらぎや緑の森、風の揺らぎ、森の香りなど五感を刺激されるおすすめスポット。

 

フィトンチッドとマイナスイオンを存分に楽しみたい方はもちろん、不動の滝見物や等々力不動尊への参拝、甘味茶屋での休憩、美味しいイタリアンレストランでのランチなど楽しみ方はいろいろです。

 

<新宿区 新宿御苑>


 

春になると桜、夏は爽やかな青葉、秋は見事な菊と紅葉が美しい誰もが知るメジャーな国民公園。

 

新宿駅から徒歩圏内なので、立ち寄りやすいのも大きな魅力です。

 

園内にはイギリス式景式庭園、フランス式整形庭園、日本庭園、大温室、紅葉山、桜園地、母と子の森、芝生公園と見どころが多く、広大な敷地にトイレや休憩所が適宜設置されているので、丸一日ゆったり楽しめますよ。

 

園内には池や木陰の小径などもあり、ちょっとしたピクニック気分が味わえるのも魅力。

 

子供向けの遊具は設置されていませんが、きれいな花や巨木、池や温室を見て楽しめる、単身者からファミリーまで幅広くおすすめできる公園です(ただし入園料が必要)。

 

<渋谷区 代々木公園>


 

原宿駅を下車すると徒歩圏内にある代々木公園は、広々とした草地公園で開放感にあふれたスポット。

 

木の生い茂った公園は癒し効果がありますが、死角が多くなりお子さん連れのファミリー層には遊びにくいもの。

 

代々木公園は大きな草地広場があり見晴らしがよく、園内にはドッグランやサイクリングコース、展望デッキ、屋外ステージ、サッカー場などの設備があり充実しています。

 

入園料が無料なのも嬉しいポイントですし、お花見や撮影会、各種イベントが定期的におこなわれおり丸一日楽しむこともできます。

 

イベントによってはたくさんの屋台が出店し賑やか、フリーマーケットや骨董市などで楽しく過ごせますよ。

 

【まとめ】


 

「東京23区はコンクリートやアスファルトばかりで寂しい」というイメージはすでに過去のもの。

 

都内では都市公園の整備がかなり進んでおり、都会にいても多くの緑や自然に触れあえる環境が整っています。

 

もちろん23区すべてが緑あふれる地域ではなく、エリアによって公園の数や広さにも差異があるので注意が必要ですね。

 

23区内で自然や緑と触れあいたいなら、緑被率の高い練馬区や世田谷区、杉並区などのエリアを狙ってみるのがおすすめ。


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