世田谷区にお引っ越しで、お子さまの近隣での進学を希望されている方は、駒沢大学を検討してみてはいかがでしょうか。
駒澤大学では、学部や学科を越えた「ワンキャンパス」の教育や充実した就職支援を特徴としています。
今回は、世田谷区にある駒澤大学の概要とキャンパス、特徴についてご紹介します。
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世田谷区にある駒澤大学の概要
駒澤大学は、仏教の教義と曹洞宗立宗の精神に則った教育をおこなっている大学です。
駒澤大学の概要として、建学の精神と沿革をご紹介します。
建学の精神
駒澤大学では開学以来、釈尊の教えにもとづいた「智慧と慈悲」の探求と実践を礎としています。
曽洞宗の基礎を築いた瑩山禅師は、社会の変化に柔軟に対応しつつ後継者の育成に努めていました。
駒澤大学ではその精神を受け継ぎ、時代に適した柔軟な知性と、社会に活かす実践力を持つ人材の育成に力を入れています。
駒澤大学の建学の理念を簡潔に表現すると「信誠敬愛」や「行学一如」です。
教えを信じ、また自らを信じること、自分自身と他者の尊厳を尊重することなどが「信誠敬愛」に込められています。
「行学一如」は、自らを高めるための学びと実践は一体であることを示す言葉です。
沿革
駒澤大学の歴史は、1592年以前に江戸駿河台の「吉祥寺」に創設された「学林」から始まりました。
学林は、江戸時代に入って「旃檀林」と命名され、旃檀林は北原白秋氏作詞の校歌の中にも織り込まれています。
旃檀林は明治時代の1882年に「曹洞宗大学林専門学本校」として大学林になり、大正時代の1925年に現在の名称「駒沢大学」になりました。
2022年には開校140周年を迎え、記念式典がおこなわれました。
同年には開校140周年を記念して「駒澤大学図書館」も落成されています。
駒澤大学の長い歴史の中では、駒澤大学苫小牧短期大学や法曹養成研究科の開設、廃止などさまざまな変化もありました。
しかし、その理念は変わることなく、現代に至るまで旃檀林の真理の探究の姿勢が受け継がれています。
●所在地(駒沢キャンパス):東京都世田谷区駒沢1-23-1
●アクセス方法:東急田園都市線「駒沢大学」駅を下車、徒歩10分
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世田谷区にある駒澤大学のキャンパス
駒澤大学には、3つのキャンパスに7学部・17学科、大学院が9研究科・15専攻開設されています。
ここでは、それぞれのキャンパスの特徴についてご紹介します。
駒澤キャンパス
駒澤キャンパスは、大学院・大学のすべての学生が学ぶ中心的なキャンパスです。
駒沢オリンピック公園に隣接しており、緑豊かな環境で大学生活を楽しめるでしょう。
キャンパス内には、2022年に開校140周年を記念して建てられた駒沢大学図書館や、都の歴史的建造物の指定を受けている禅文化歴史博物館があります。
開校130周年で建てられた「種月館」は、最大400人収納の教室や放射線治療人材教育センターなどを備えており、優れた学習環境が整えられた建物です。
種月館内の学生食堂には1200席があり、飲食店舗やコンビニエンスストア、書店の出店もあります。
大学周辺から駅までの道にも多くの飲食店や商業施設があり、食事や生活用品の買い物にも便利な立地です。
学生支援センターやキャリアセンターなどの各事務窓口も駒澤キャンパスに集中しており、学生たちの生活を支えています。
深沢キャンパス
深沢キャンパスは、駒澤キャンパスから徒歩5分程の距離にあります。
大学院の講義室や各研究室、公開講座に使用されるホールがあり、地域社会貢献にも役立てられています。
春と秋の年2回一般開放される、キャンパス内の日本庭園では、四季折々の花木の表情を楽しむことが可能です。
日本庭園内にある「日本館」には、115畳、130人収容可能な大広間があり、文化系サークルの活動に使用されています。
また、近代数寄屋建築の創始者の吉田五十八氏が建設した旧三越シルバーハウスもキャンパス内にあり、歴史ある建築物の趣を楽しめます。
深沢キャンパスは主に大学院の教育に使用されることが多く、静かな環境に各附置研究所が設けられているのも特徴です。
玉川キャンパス
玉川キャンパスは、東急田園都市線「二子玉川」駅からバスで10分の距離にあるキャンパスです。
グラウンド、体育館、テニスコートなどがあり、全学共通科目の一部の授業やクラブやサークルの活動拠点として使用されています。
2011年には、玉川オアシスパークの頭文字とアスリートとして頂点を目指すとの意味を掛け合わせた「TOP駒大部室棟」が建設されました。
部室棟には、各サークルの部室の他、ボクシング部や卓球部の練習場とトレーニングルームが備えられています。
また、2014年に大学父母等の会「教育後援会」の支援により建てられた学生食堂もあります。
食堂内には332席が設置されており、2階ではイベント開催も可能です。
中心地から少し離れた静かな環境で、サークル活動に専念できるのが玉川キャンパスの魅力です。
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世田谷区にある駒澤大学の特徴
駒澤大学では、建学の理念にもとづいた独自の取り組みがおこなわれています。
ここでは、ワンキャンパスと駒澤教養パスポート、就職支援の3つについてご紹介します。
特徴①ワンキャンパス
駒沢大学では、すべての学部・学科における教育課程の大部分を駒沢キャンパスで実施しています。
学年や学部を超えた交流の場を持つことにより、さまざまな価値観に触れたり、柔軟な思考力を身に付けたりできます。
さまざまな専門分野の先生や他学部の学生と日々顔を合わせ、7学部17学科の「知」が集結する環境に身を置くことが可能です。
駒澤キャンパスは最先端の情報・文化に触れる機会の多い東京の都心にあるため、一歩大学の外に出ればさらに多くの体験もできます。
自分自身で答えを導き出し、成長を実感できる環境があるのが「ワンキャンパス」の特徴です。
特徴②駒沢教養パスポート
2024年度より駒澤大学では、多様な教養科目をバランスよく学ぶ「駒澤教養パスポート」を開始しました。
文理融合人材の育成を目指し、全学共通科目を幅広く設定する取り組みです。
学生が履修選択できるプログラムの例を挙げると、以下のとおりです。
●多文化理解教育
●日本語リテラシー教育
●教養ゼミ
●複数言語教育
●数理教育
文理を融合した学びの機会により、学生たちが考える引き出しを増やし、人生を豊かにすることを目指しています。
特徴③就職支援
充実した就職支援は、駒澤大学の特徴です。
個別相談の待ち時間「ゼロ」を目指しており、学生はいつでも気軽な相談が可能です。
また、就職活動は企業との対面が重要であるとの考えから、業界研究講座や合同企業説明会を積極的に開催しています。
2020年度には約300社の企業を招聘し、企業と学生との接点を多く創出した実績があります。
1年次からキャリア関連の講座を実施し、3年次にはエントリーシート対策や面接対策、グループワークなどの具体的支援も豊富におこなわれるのは、学生にとって安心できるポイントです。
毎年約300講座ほど開講しており、就職活動に積極的に取り組む学生に多くの学びの場を提供しています。
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まとめ
世田谷区にある駒澤大学は、仏教の教義をもとにした「信誠敬愛」や「行学一如」を建学の理念としています。
駒澤大学には、駒澤キャンパス、深沢キャンパス、玉川キャンパスの3つのキャンパスがあります。
全学部・学科が共に学ぶ「ワンキャンパス」や駒澤教養パスポート、充実した就職支援は、駒澤大学の特徴です。
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株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建て・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。