子育て中の方が引っ越し先を探すとき「教育環境に恵まれた場所を選びたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。
教育水準が高いエリアなら、適した学習環境を与えることができます。
また、引っ越しをしたいところの周辺に、どのような学校があるのかもあらかじめ知っておくと安心です。
今回は港区にある慶応義塾大学について、概要や学部、特徴を解説します。
港区に引っ越しをお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
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港区にある慶応義塾大学の概要
まずは、港区にある慶応義塾大学の概要について解説します。
概要1:教育理念
概要の一つとして知っておきたいのが、教育理念です。
港区にある慶応義塾大学では、下記を教育理念として掲げています。
独立自尊・実学・気品の泉源・半学半教・自我作古
独立自尊とは、慶応義塾大学が掲げる基本精神です。
心身の独立をまっとうしつつ自他の尊厳を守り、なにごとも自分の判断・責任のもとにおこなうことを意味しています。
実学とはすぐに役立つ学問ではなく、科学(サイヤンス)のことです。
実証的に真理を解明し問題を解決していく、科学的な姿勢が義塾伝統の、実学の精神となります。
また、港区にある慶応義塾大学は、学問を修得していく過程で、智徳とともに気品も重視する大学です。
人格を備えた社会の先導者となることが、慶応義塾大学における教育理念の一つとなります。
半学半教とは、教える者と学ぶ者との師弟の分を定めず、先に学んだ者が後で学ぼうとする者を教えることです。
教員と学生も半分は教えて、半分は学び続ける存在という、慶応義塾大学の草創期からの精神となります。
自我作古は、我より古を作す(われよりいにしえをなす)という意味です。
前人未踏の新しい分野に挑戦し、たとえ困難や試練が待ち受けていても、それに耐えて開拓に当たるという、勇気と使命感を表した慶応義塾大学の信条となっています。
概要2:歴史
概要の一つとして、歴史も挙げられます。
港区にある慶応義塾大学は、福沢諭吉によって、1868年に蘭学塾として開塾しました。
そのときの年号が慶応4年だったため、学塾に慶応という名前を付けています。
開塾当初は、江戸築地鉄砲洲の中津藩中屋敷内(現在の東京都中央区明石町)にありました。
これが慶応義塾の起源となっており、現在はこの場所に創立100年を記念した慶應義塾発祥の地記念碑が建てられています。
概要3:福沢諭吉による目的
概要として、創立者である福沢諭吉による目的があることも挙げられます。
その目的の文章の最後を結ぶ言葉は「以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり」です。
これは、全社会の先導者になるためには世界の舞台に立ち、自分や日本が置かれた現状を理解することが大切だということを意味しています。
自分や家族、仲間や地域、国や世界のためにすべきことを定義し、実行する必要があるということです。
港区にある慶応義塾大学は、この目的を達成するための塾生と教職員、塾員、卒業生の独立自尊の集まりとなります。
自分で考えて人間の尊厳を重んじ、他人の考えにもしっかりと耳を傾けることにより、真の友情が芽生え困ったときには助け合うことができると考えています。
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港区にある慶応義塾大学の学部
続いて、港区にある慶応義塾大学の学部について解説します。
三田キャンパスの学部とアクセス情報
慶応義塾大学の三田キャンパスは、文学部の2~4年生、経済学部・法学部・商学部の3・4年生が学ぶキャンパスです。
文学部・経済学部・法学部・社会学部・商学部・法務研究科の大学院生も、日々勉学に励んでいます。
三田キャンパスは、慶應義塾の代名詞にもなっている、創立以来の歴史と伝統が刻まれている場所です。
とくに国の重要文化財である三田演説館や赤レンガの図書館旧館は、明治の息吹を今の時代に存続させ、アカデミックな雰囲気を漂わせています。
構内には福澤諭吉終焉之地の記念碑や、佐藤春夫の詩碑など数多くの文学碑や美術作品が散在しているのも特徴です。
慶應義塾の代表的な応援歌のひとつに、丘の上と題されているものがあります。
キャンパスへ続く道が、すべて坂道となっているからです。
●所在地:東京都港区三田2-15-45
●アクセス方法:JR山手線・JR京浜東北線「田町駅」より徒歩約8分、都営地下鉄浅草線・都営地下鉄三田線「三田駅」徒歩約7分、都営地下鉄大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩約8分
三田キャンパスは、3駅が利用できる、便利な立地にあります。
芝共立キャンパスの学部とアクセス情報
港区にある慶応義塾大学の芝共立キャンパスは、主に薬学部の2~6年生(1年生も一部の授業で利用)と、大学院生が学ぶキャンパスです。
キャンパス内には教育棟や高層研究棟、学生厚生棟があり、実習室や附属薬局、屋上庭園などの憩いの空間も設けられています。
また、東京タワーや増上寺などから近く、都心にありながら落ち着いた雰囲気となっているのが特徴です。
●所在地:東京都港区芝公園1-5-30
●アクセス方法:JR山手線・JR京浜東北線「浜松町駅」より徒歩約10分、都営地下鉄三田線「御成門駅」より徒歩約2分、都営地下鉄浅草線・都営地下鉄大江戸線「大門駅」より徒歩約6分
芝共立キャンパスへは4路線が利用でき、どの駅からも徒歩10分以内に位置しています。
交通アクセスに優れた、都市型キャンパスといえるでしょう。
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港区にある慶応義塾大学の特徴
最後に、港区にある慶応義塾大学の特徴について解説します。
特徴1:半学半教の精神
特徴としてまず挙げられるのが、半学半教の精神です。
先述のとおり、港区にある慶応義塾大学では、教える者と学ぶ者との師弟の分を定めず、先に学んだ者が後で学ぼうとする者を教えることを大切にしています。
教員と学生も半分は教えて、半分は学び続ける存在という、慶応義塾大学の草創期からの精神です。
多様な領域をカバーする10学部が、それぞれ自由な発想に立ち、個性と特色ある教育・研究活動を進めています。
良好な就職と進路実績
良好な就職と進路実績があることも、港区にある慶応義塾大学の特徴の一つです。
慶応義塾大学における就職・進路状況は、毎年好調を維持しています。
塾外からも注目されており、社会から高い評価を得ていることが伺えるでしょう。
慶応義塾大学では、学生が社会に出たときの能力は、教育環境のなかで培われると考えています。
良好な教育環境のなかで過ごすことが、良好な就職と進路実績につながっています。
特徴3:生涯学習につながる公開講座や講演会の実施
慶応義塾大学では、生涯学習の場の提供は、社会における使命であると考えています。
そのため、たくさんの方に幅広い分野の知識や、教養に気軽に触れられる場を提供しているのが特徴です。
公開講座や講演会は、年間をとおして、各キャンパスや学外の会場で開催されています。
社会人向けにもさまざまなプログラムを展開しているので、何歳になっても学習を始めたり続けたりすることが可能です。
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まとめ
港区にある慶応義塾大学は、福沢諭吉によって開塾され、独立自尊・実学・気品の源泉などを教育理念としています。
三田キャンパスには文学部や経済学部、法学部や商学部などがあり、芝共立キャンパスで学んでいるのは、主に薬学部の学生です。
良好な就職と進路実績があることや、生涯学習につながる公開講座や講演会などをおこなっているのが特徴となります。
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株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建て・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。
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