建売住宅を選ぶ際に、部屋の数や設備の配置など間取りを重視する方も多いのではないでしょうか。
建売住宅では簡単に間取りの変更ができない分、どのような間取りの住宅を選ぶのかは重要なポイントです。
この記事では、建売住宅で人気の間取りや内見時に確認したいポイントにくわえ、建売住宅の間取りが変更できるのかどうかをご紹介します。
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どんな間取りが良いかはその家に住む方によっても異なりますが、間取りにも流行があり、人気のある間取りは一定数存在します。
人気の間取りはすぐに契約が決まってしまう可能性があるため、注意しましょう。
建売住宅でとくに人気のある間取りをご紹介します。
仕切りがない一体型のLDK
近年では、LDKに仕切りがない一体型の間取りが人気を集めています。
かつての一戸建てでは、LDKの隣に仕切られた和室があり、応接間や仏間として使われるのが一般的でした。
この名残で建売住宅でもLDKから和室が離れている間取りが一般的でしたが、現在ではLDKに洋室1部屋を隣接させた間取りが人気です。
一体化すると空間が広く感じられるだけでなく、間仕切りを有効活用することで空間を区切れるなど臨機応変な使い方ができるというメリットがあります。
食料品を収納できるパントリー
パントリーとは、キッチンに隣接した収納スペースのことで、調理に使う道具をはじめ常温保存ができる食料品も保存可能です。
まとめ買いをする家庭に人気があるほか、災害用の非常食を保管するスペースとしても注目を集めています。
パントリーをリフォームで設置するのは難しいため、パントリーがほしい場合はパントリー付きの建売住宅を探すのが良いでしょう。
パントリーの位置は、まとめ買いした食料品を収納しやすい玄関の近くか、食料品を取り出しやすいキッチンの近くがとくに人気です。
対面式のキッチン
これまでのキッチンは壁に向かって設置されるのが主流でしたが、近年では対面式のキッチンが設置された建売住宅が増えています。
キッチンという独立した区画ではなく、LDKが一体となっているのが特徴です。
家事をしながらリビングやダイニングにいる子どもの様子を確認できるため、子育て世帯にとくに人気があります。
料理や片付けをしながら家族と会話ができ、コミュニケーションがより取りやすくなるのも魅力だといえるでしょう。
建売住宅の内見で確認したい間取りのポイント
実際に建売住宅を確認できる内見では、間取りの確認は欠かせません。
快適に住み続けるために確認しておきたい間取りのポイントをご紹介します。
動線に問題はないか
実際に生活を送る際のことを考えて、動線に問題はないかを確認しましょう。
たとえば、玄関からリビングまでの距離が長いと、買い物の荷物を運ぶ際、特に重いものを運ぶのは困難です。
また、洗濯機と洗濯を干す場所が離れていると、洗濯物を干しに行くまでに手間と時間がかかります。
このように、その家で生活したときのことをイメージして日常生活や家事で不便に感じる点がないかを確認するのは、内見時にしかできないことです。
実際に室内を歩き回ってみて、不便に感じる点や遠回りをしていると感じた点がないかを確認すると良いでしょう。
収納スペースは十分にあるか
収納スペースの広さや数は、生活の質に大きく関わります。
現時点ではそこまで荷物の量が多くなくても、生活を続けていくうえで荷物が増える可能性は否定できません。
とくに、子どもがいる家庭や多趣味な家庭では、荷物が増えやすい傾向にあります。
収納スペースが足りない場合、収納家具を設置しなければならず、その分部屋が狭くなってしまうため、収納はなるべく多めにあると良いでしょう。
近年では、収納スペースとしてウォークインクローゼットを設置した間取りも人気を集めています。
収納スペースはそれほど必要ではないのではと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、入居時に余裕があるくらいの収納スペースがあると安心です。
窓の位置
窓の位置も、建売住宅の内見時に確認しておきたいポイントです。
窓を開けても風が抜けない間取りでは、湿気が溜まりやすくカビの原因になるだけでなく、夏場もジメジメして暑く感じます。
間取り図を見ただけではイメージがしにくいので、内見時に実際に窓を開けて確認してみると良いでしょう。
また、窓の位置によって日当たりも変わってきます。
日当たりが良いと部屋全体が明るくなるため、光熱費や暖房費が節約できます。
窓の採光を確認する際には、昼間に部屋の電気を消して確認してみましょう。
さらに、忘れてはいけないのがプライバシーの問題です。
窓を開けるとすぐに隣の家の窓があるような住宅では、お互いに窓を開けにくくなってしまいます。
建売住宅の内見時には実際に窓を開けて、気兼ねなく窓を開けられるかどうかも確認してください。
建売住宅の間取りは変更できる?
気に入った建売住宅が見つかったものの、間取りに気になる点があるので変更したい場合、変更してもらえるのかどうか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
建売住宅の間取りの変更は基本的にはできないものの、一定の条件を満たせば変更できる場合もあるため、不可能ではありません。
建築前なら変更できるケースがある
建売住宅を建築する前であれば、ハウスメーカーによっては間取り変更に応じてくれるケースもあります。
近年では、間取りを自分たちのライフスタイルに合わせたいというニーズに応えるため、間取り変更プランを売りにしている建売住宅も増えてきました。
間取り変更プランのある建売住宅は、建築前であればプランの範囲内での間取りの変更が可能です。
どの程度間取りが自由に変更できるかは業者によっても異なるので、ハウスメーカーや工務店に確認しておくと良いでしょう。
間取り変更プランがない建売住宅でも、間取りの変更によって生じる費用を全額負担することで変更に応じてもらえることもあります。
軽微な変更であれば受け入れてもらえる可能性は比較的高いですが、建築確認の申請の出し直しが必要なケースでは変更が難しく、追加費用も高額になりやすいため注意しましょう。
さらに、間取りを変更したことによって家の動線などにどんな影響が生じるかについても検討することが重要です。
建売住宅の間取りを変更したいときには、どの程度の予算でどの程度間取りが変更でき、その変更によって家全体にどのような影響が出るかを検討したうえで変更することをおすすめします。
建築後の建売住宅の間取りを変更したい場合
すでに建てられている建売住宅の間取りを変更したい場合は、大規模なリフォームをおこなえば間取りの変更が可能です。
間取りの変更を伴うリフォームには時間と予算がかかるため、気軽にはおすすめできません。
しかし、どうしてもその建売住宅がほしいと考えていて、家族構成などの都合で間取りを変更せざるを得ない場合は、リフォームによる間取り変更は選択肢の1つになります。
住宅の構造上問題がなければ間取りの変更ができるため、建築後の建売住宅の間取りを変更したい場合はリフォーム業者に相談すると良いでしょう。
まとめ
時代の変化とともに、近年では一体型のLDKや対面型のキッチンなどがある間取りの建売住宅が人気を集めています。
どんな間取りが良いかはその家に住む方によっても異なるため、実際に内見して家族にとって使いやすい間取りかどうかを確認しましょう。
株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。