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地下室付きの家の売却!売却しにくい原因とメリットや売却のコツをご紹介

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地下室付きの家の売却!売却しにくい原因とメリットや売却のコツをご紹介

地下室付きの家の売却!売却しにくい原因とメリットや売却のコツをご紹介

洋画などでよく出てくる地下室付きの家は日本では珍しく、一見すると需要が高い物件のように感じます。
しかし、地下室付きの家は売却しにくいと言われているのです。
そのため、地下室付きの家の売却を検討している場合は、特有の強みやメリットなどをきちんと把握し、買い手に伝えることが重要になります。
そこで今回は、地下室付きの家が売却しにくい原因や地下室付きの家のメリットをご紹介します。
くわえて、スムーズに売却する方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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地下室付きの家の売却!売却しにくい原因とは?

地下室付きの家の売却!売却しにくい原因とは?

地下室付きの家が売却しにくいと言われている原因は複数あります。
地下室以外の条件がよくても、地下室があることで購入を断られるケースも少なくないことから、「地下室がある家は売れにくい」と言う印象を持たれているのです。

原因①売却価格が高い

地下室付きの家の売却価格は、地下室がない物件と比較して価格が高い傾向にあります。
なぜなら、地下室を作る際に発生した多額の費用分を売却価格に上乗せされているからです。
地下室を作るのに1,000万円近く費用が発生しているため、赤字にならないように売却しようとすると、相場価格より大幅に高くなってしまいます。
地下室付きの家が売りに出されていても、価格だけ見て諦めてしまう方も少なくありません。

原因②通気性が悪い

地下室は地上にある部屋と比較すると空気の循環が悪く、さまざまな問題が生じます。
たとえば、地下室は外の空気との気温差で結露が発生しやすく、湿度が高くなりやすいためカビも発生しやすい環境です。
また、雨や雪の影響で壁から水が染み出してしまうなど、漏水が起こるケースもあります。
買い手からすると、湿度によって物件の内部が傷んでしまうリスクや漏水対策にかかる費用が発生する点も懸念材料になるでしょう。

原因③浸水しやすい

地下室は地面より低い位置に設置されるため、浸水リスクが高い点も売却しにくい原因のひとつです。
台風や大雨などの水害によって浸水してしまうと、床や壁の修繕、リノベーションに多額の費用がかかります。
また、被害を受けないための排水ポンプや土のうなどの対策、防水・排水・除湿設備の維持管理に関しても費用がかかります。
そのため、費用負担が大きいことを懸念する買い手に敬遠されてしまう可能性が高いでしょう。

原因④解体費用が高い

中古で物件を探している方のなかには「将来、家を解体して違う用途で利用したい」と言う考えを持つ方もいらっしゃいます。
しかし、地下室付きの家を解体する場合は、地下室部分の修復だけでも300万円以上かかるケースもあり、解体費用が通常より高額になってしまうのです。
そのため、解体を考慮して購入を検討する方にとって、地下室は不要なものとして判断されます。

原因⑤需要の少ない土地である

そもそも地下室付きの家は需要の少ない土地に建てられているケースが多いです。
地形が階段状になっているひな壇状の土地や敷地面積が狭い土地を、有効活用するために地下室が設置されていることも少なくありません。
地下室自体がデメリットとなるわけではなく、土地の形状や面積の条件が悪いことが原因で売れにくくなっている場合もあります。

売却時の強みになる!地下室付きの家にあるメリット

売却時の強みになる!地下室付きの家にあるメリット

地下室付きの家は売却しにくいと言われていますが、すべての買い手が地下室をデメリットとして捉えるわけではありません。
地下室付きの家は珍しく、その希少性を強みに変換することができれば、良い条件かつスムーズな売却を叶えることができるでしょう。

メリット①有効活用できる

地下室の使用用途と言えば、収納スペースを真っ先に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、地下室の特徴でもある防音性の高さ、日が当たらない、温度が一定であることを活かして以下のような設備を備えることができます。

●ホームシアター
●書斎
●ワインセラー
●音楽スタジオ(カラオケ・楽器の練習室)
●シアタールーム
●ゴルフの室内練習場


このように、地下室は趣味を楽しむ場所として有効活用することができます。
もともと地下室付きの家自体が珍しいため、地下室を求めている方が見つかれば好条件で売却できる可能性は高いです。
しかし、地下室付きの家を探している買い手をスムーズに見つけることは簡単ではないので、売却活動が重要になってきます。
たとえば、物件の宣伝として地下室の活用方法を記載したり、内覧時にきちんとアピールしたりするなどの工夫をおこないましょう。

メリット②耐震性に優れている

意外と知られていない地下室付きの家のメリットは、耐震性に優れていることです。
なぜなら、地下室付きの家は通常よりも深い地盤に基礎を作るため、揺れに対する強度が強くなるからです。
地震の多い日本では地震に対して不安を持つ方など、家の耐震性を重視する方も少なくありません。
そのため、さまざまな用途で使用でき、かつ耐震性に優れている地下室付きの家に惹かれる買い手もいらっしゃるでしょう。

地下室付きの家をスムーズに売却する方法

地下室付きの家をスムーズに売却する方法

地下室付き物件に魅力を感じない方がいらっしゃる一方で、強く魅力を感じる方も少なくありません。
買い手の需要に合わせて売りに出すことで、スムーズかつ好条件で売却できる可能性が高くなります。
最後に、地下室のある家をスムーズに売却する方法をご紹介します。

方法①売却価格を低くする

少しでも早く売却したい方は、売却価格を下げて売りに出すことをおすすめします。
地下室付きの家がスムーズに売却されない大きな原因は、売り出し価格にあります。
購入価格が高かったからといって相場より大幅に高い価格で売りに出されていても、なかなか購入者は現れません。
早期売却を狙いたい場合は売却価格を下げて様子を見ましょう。
ただし、初めから限界まで価格を下げるのではなく、買い手側からの値下げ交渉があるケースを考慮した少し高めの価格設定をおすすめします。

方法②地下室を埋めた後売却する

売却前の時点で、地下室のカビの発生があったり水漏れがあったりするなど、すでに問題がある場合は地下室を埋めることもひとつの方法です。
地下室の状態が悪いことは買い手にとってデメリットとなるため、大幅な値下げ交渉をされたり購入を断念されたりすることになりかねません。
あらかじめ家を解体し地下室をうめてしまうことで、購入後の使用用途の幅が広がり、買い手が見つかりやすくなるでしょう。
しかし、ここで懸念されるのが売り手側の費用負担です。
地下室を埋めるには、多額の費用が必要なため、できればそのままの状態で売りたいと考える方も多くいらっしゃいます。
この場合は、売買契約成立後に家を解体する「更地渡し」の条件で売りに出す方法がおすすめです。
地下室付きの家の状態でほしい買い手には現状のままで売却、土地だけほしい買い手には更地の状態で引き渡す、と言う条件で売りに出すことで、より多くの需要に対応できます。

まとめ

地下室付きの家は解体費用や売却価格が高い傾向にあること、通気性が悪くカビの発生や漏水のリスクがあることが懸念材料となり売却しにくいと言われています。
しかし、地下室を有効活用できる、耐震性に優れているなど地下室付きの家にある特有のメリットもあるため、必ずしもデメリットになるとは限りません。
地下室のメリットをアピールする、売却価格を下げるなどの工夫をおこない、スムーズな売却を目指しましょう。


株式会社リードホーム スタッフブログ編集部

都心・城南エリアで土地・一戸建・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。


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