目黒区にある都立大学駅周辺に不動産購入をご検討されるにあたって、その街の住環境や地価は見逃せないポイントです。
都立大学駅周辺には高級住宅地として名高い地域が複数あり、近隣には趣深い史跡も多数残っています。
この記事では、都立大学駅周辺の魅力と気になる地価変動の動向をまとめて詳しくお伝えします。
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都立大学駅は、もともと東京都立大学があったことからその名が付けられました。
かつて学生の街だった都立大学駅周辺は、現在は評判高い高級住宅地を有する地域に生まれ変わっているのです。
駅周辺からの街並み
都立大学駅の改札を出るとすぐにスーパーマーケットがあります。
駅徒歩圏内にはほかにもスーパーマーケットが点在しており、普段の買い物で不便を感じることはないでしょう。
都立大学駅の北口を出ると柿の木坂方面に行けます。
銀行やオフィスが立ち並ぶ賑やかな交差点で目黒通りを渡ると、すぐに柿の木坂エリアとなります。
周りにはおしゃれなカフェや雑貨店が立ち並び、散歩するだけで楽しめる雰囲気です。
目黒区民キャンパス
都立大学駅から柿の木坂通りを10分ほど歩くと、東京都立大学跡地に建てられた目黒区民キャンパスに到着します。
広い敷地には緑が広がり、自由に入ることのできる芝生スペースも多いため、家族連れやペット連れの近隣住民も多数訪れています。
道は舗装されているため、ベビーカーや車椅子でもゆったりとお散歩することができます。
目黒区民キャンパス内には公共施設のほかにも、オープンスペースのあるカフェやレストランも施設内にあるので、長い時間かけてゆったりすることもおすすめです。
高級住宅地「柿の木坂」「八雲」「碑文谷」
都立大学駅から北側には「柿の木坂」、西には「八雲」、東には「碑文谷」という地域が広がっており、それぞれ低層マンションと戸建てが軒を連ねる高級住宅地です。
各地域は国が定める用途地域でもっとも規定の厳しい第一種低層住居専用地域に指定されている場所が多いのが特徴です。
第一種低層住居専用地域内では内部に店舗やホテル、遊戯施設などは営業できない決まりとなっているため、その地域の住環境が守られています。
目黒区都立大学駅周辺にある史跡
都立大学駅からは歩いて行ける距離にたくさんの史跡があり、歴史の重みと趣深さを感じることができます。
小杉山常圓寺
都立大学駅から歩くとすぐに小杉山常圓寺にたどり着きます。
1590年に建てられた日蓮宗の寺で、境内には目黒区の保存樹として最初に指定された、樹齢およそ300年の大きなイチョウの木があります。
茶道教室、華道教室、ヨガ教室などもおこなわれています。
東光寺
先ほどご紹介した小杉山常圓寺の隣には東光寺という別のお寺もあります。
1365年に臨済宗のお寺として創建されましたが、江戸時代からは曹洞宗になっています。
境内にある大イチョウの木は、小杉山常圓寺の大イチョウと合わせて目黒区最大の「夫婦イチョウ」として目黒区民に親しまれています。
めずらしい七福神や、風神雷神の石像があるのにもぜひご注目ください。
八雲氷川神社
かつての衾(ふすま)村という名前だったころの鎮守で、ヤマタノオロチ退治で有名なスサノオノミコトを祀っています。
創建された年ははっきりしませんが、1757年に鳥居を立てたという記録が残っていることから、それより古い神社であると考えられています。
9月の祭礼では、ヤマタノオロチ退治にちなんで両手に剣を持って舞う「剣の舞」が神楽殿で奉納されます。
多数の庚申塔
目黒区の都立大学駅周辺には多くの庚申塔(こうしんとう)が点在しています。
中国の道教から由来した説で、寿命を縮めないために60日に1度くる「庚申(こうしん)」の日に身を謹んで過ごすことから来ています。
途中、仏教や民間信仰と混ざり合い、江戸時代ごろには庶民にも広く信じられるようになり、この庚申の日を3年間、18回続けたことの記念に建立されたのが庚申塔です。
寿命のことだけでなく、五穀豊穣や家内安全などさまざまな願いが刻まれているのがポイントです。
目黒区の都立大学駅の周辺にも多数の庚申塔が残っており、それぞれ個性がありますので、お散歩の際には庚申塔を巡ってみるのも良いかもしれません。
目黒区都立大学駅周辺の地価
不動産購入前に知っておきたい、目黒区と都立大学駅周辺の地価とその動向についてお伝えします。
目黒区のエリア地価ランキング
まずは都立大学駅のある目黒区内のエリア地価について基準地価と公示地価の総平均ランキングを見てみましょう。
●1位 上目黒:地価259万5,250円/㎡・857万9,338円/坪・変動率-0.59%
●2位 恵比寿:地価248万3,272円/㎡・820万9,166円/坪・変動率-0.74%
●3位 自由が丘:地価242万円/㎡・799万9,999円/坪・変動率-0.06%
中略
●12位 都立大学:地価93万8,909円/㎡・310万3,831円/坪・変動率-0.07%
●13位 学芸大学:地価89万4,100円/㎡・295万5,702円/坪・変動率+0.08%
●以下略
都立大学は目黒区のなかで12番目に地価の高いエリアです。
目黒区全体の地価平均は2021年のデータで118万9,625円、坪単価は393万2,644円で全国でも10番目に地価の高い地域ですので、都立大学も全国的に見ると土地の価値は高いと言えます。
都立大学駅の近隣で、なにかと比較されることの多い学芸大学駅よりも地価は少し高めですが、公示地価で見ると学芸大学のほうが高い数値となっており、見方によってはこの順位が上下することもあります。
また、都立大学の隣駅でもある自由が丘の地価は目黒区でも3番目に高い値となっており、1駅分離れただけで地価が2.5倍以上に跳ね上がります。
都立大学駅と自由が丘駅は歩いて13分程度の距離ですので気軽に訪れることもできますし、利便性にそれほど大きな差はないでしょう。
実を取るのであれば、都立大学駅周辺は近隣地域と比べても穴場とも言える地域です。
都立大学駅エリアの地価動向
2021年の総平均地価によると、都立大学は地価93万8,909円/㎡、坪単価は310万3,831円、変動率は前年比-0.07%とわずかながら下落しています。
ただし、これは基準地価と公示地価を平均した価格変動であって、一般の土地取引価格の目安になりやすい基準地価によると、都立大学エリアは地価121万円/㎡、坪単価399万9,999円で、前年比0.83%の上昇をしています。
都立大学駅周辺では、総じて安定した上昇傾向にあるととらえることができます。
都立大学駅エリアのなかでは、駅周辺がとくに高い地価となっており、この場所は主に商業地域として利用されています。
駅から少し離れた住宅街のほうが地価も落ち着いている傾向にあります。
ピンポイントな場所によっても地価動向は変わりますので、お気軽にご相談いただければご指定の場所のより詳しいデータを使いながらご説明させていただきます。
まとめ
目黒区都立大学駅周辺は、豊かな住環境でゆったりとした生活を送ることのできるエリアです。
史跡と緑が多く、低層住宅の街並みを歩けば日々心地よく過ごすことができるでしょう。
不動産購入をお考えの場合はぜひ都立大学駅周辺もご検討くださいませ。
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