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一戸建てに有効な防犯対策の種類は?ローカル・ネットワークセキュリティってなに?

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一戸建てに有効な防犯対策の種類は?ローカル・ネットワークセキュリティってなに?

一戸建てに有効な防犯対策の種類は?ローカル・ネットワークセキュリティってなに?

毎月管理費を払い、管理会社が防犯対策してくれるマンションと違い、一戸建てでは自分たちで防犯について考えなければいけません。
安全な暮らしと我が家を守るためには、泥棒に狙われにくく、犯罪を未然に防ぐための対策が必要となります。
そこでこの記事では、一戸建てで覚えておきたい防犯対策の種類(ローカルセキュリティとネットワークセキュリティ)と、万が一盗難にあってしまったときのための保険についてお伝えします。

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一戸建ての防犯対策の種類①ローカルセキュリティ

一戸建ての防犯対策の種類①ローカルセキュリティ

家の防犯対策全般のことを「ホームセキュリティ」と言いますが、そのなかでもまず、ローカルセキュリティについてご説明します。

ローカルセキュリティとは

ローカルセキュリティとは、人ではなく機械だけを使ったセキュリティのことです。
防犯カメラや、人感センサーなどの機械を設置することで不審者の動きを察知し、侵入を防ぐことができます。
最近は機械が異常を発見したときにはスマートフォンに自動的に通知が届く仕組みになっているものも多く、利便性が高まっています。
ただし、ローカルセキュリティではなにかあれば警備員がかけつける、などのサービスは含まれないため、異常があれば自分で警察に通報しなければいけません。

ローカルセキュリティの具体例

ローカルセキュリティにもさまざまな種類がありますので、具体的な例を交えてご説明します。

防犯カメラ
玄関や窓など、不審者の出入り口になりそうなところに設置して動きを監視します。
録画機能がついているものが多いので、あとから状況を把握するのにも役立ちます。
また、防犯カメラがあることで、防犯対策をしている家だということを不審者にアピールして狙われにくくする効果もあります。
リアルタイムでスマートフォンに映像を送れるものも発売されており、使い勝手も向上しています。

防犯アラーム
ドアや窓が開けられる、破壊されたときに、振動を感知して大きな音を出して知らせてくれる設備です。
家の中にいるとすぐ異変に気付くことができますし、音が鳴れば不審者も諦めて離れていく効果が期待できます。

センサーライト
人が通ったことを感知して、自動的にライトがつくものです。
電池式のものであれば配線の心配もなくかんたんに設置することができます。
防犯カメラと併用することで、鮮明に録画される心配から、不審者が近寄らなくなる、という効果があります。
ソーラータイプのものであれば電気代もかかりません。

一戸建ての防犯対策の種類②ネットワークセキュリティ

一戸建ての防犯対策の種類②ネットワークセキュリティ

次に、ネットワークセキュリティについてご説明します。

ネットワークセキュリティとは

ネットワークセキュリティとは、警備会社が総合的に提供しているサービスのことで、機械を設置しながら、有事のときはすぐに警備員が駆けつけてくれるセキュリティのことです。
警備会社に依頼するので、ローカルセキュリティよりもコストはかかりますが、その分高い効果が期待できます。

ネットワークセキュリティの効果

不審者が侵入しようとしたときに、機械と人を連動させるネットワークセキュリティは大きな効果を発揮することになります。
警察への通報など、素人ではあまり馴染みがなく、どうすれば良いのかわからないことにも対応してくれるので安心です。
さらに、ネットワークセキュリティの効果はこれだけではなく、犯罪の抑止力にもつながります。
警備会社と契約していることを示すシールを玄関前の目立つところに貼っておけば、それだけで「この家は防犯対策がしっかりしている」とアピールすることになり、不審者に狙われにくくなります。
それだけネットワークセキュリティは心強いサービスであるということですね。

ネットワークセキュリティの費用

効果の高い防犯対策であるネットワークセキュリティですが、費用はどの程度かかるのでしょうか。
大手警備会社の複数種類のプラン情報をもとに、大まかにかかる費用をお伝えします。
ネットワークセキュリティを導入する際の初期費用としては、機械設置の工事費と機器費用があります。
一戸建てで使用する機械は、警備会社から買い取るか、月々でレンタルするか、2種類の選択肢があります。
機械を買い取る場合は、初期費用は高くつきますが、月々に支払う金額は安くなります。
機械をレンタルにした場合、初期費用は安く抑えられますが、月々の費用が高くなります。
どれだけの機器を設置するか、どのようなプランにするかによって金額は大きく異なりますが、機械を買い取った場合の初期費用は工事費込みで20万円から40万円ほどになります。
機械をレンタルする場合、初期費用は工事費のみなので、4~5万円ほどです。
なかには月々の費用が少し高くした分、初期費用を0円にしているプランもありますので、ご希望に合わせて検討してみてください。
初期費用で設置工事が完了したあとは月額費用がかかります。
月額料金もどのようなサービスをつけるかによって大きく異なりますが、なにかあったときにすぐ警備員がかけつけてくれる基本プランで月3,000円から6,000円ほどです。
ご自宅の立地や状況によっておすすめできるプランも違いますので、複数の警備会社のプランを見比べて、実際に相談してみると良いでしょう。

一戸建ての防犯対策の種類③保険

一戸建ての防犯対策の種類③保険

このような防犯対策をおこなっていても、確実に犯罪を防げるわけではありません。
万が一のときのために、保険についても確認しておきましょう。

火災保険付帯の盗難保険

一戸建てで火災保険に加入することは義務ではないですが、ひとたび火災が起きると被害が大きいので、加入している方がほとんどです。
その火災保険に盗難の保障がついているプランが多くあります。
盗難が心配で保険に加入したけれど、知らずに二重保険になっていた、というケースもありますので、ご自身の保険プランをよくご確認ください。

建物と家財の保険がある

たとえば、泥棒が勝手口の鍵を壊して侵入し、家の中のアクセサリーが盗難にあってしまった場合、被害は家財(アクセサリー)だけでなく、建物(扉の鍵)にも及びます。
保険の種類によっては家財のみを保障するもの、建物のみを保障するもの、またはその両方を保障するものがあります。
保障範囲の広いものの方が保険料も高くなります。
どんな盗難保険でも入ったらすべてが保障される、とは限らないので、どんなプランに入るかはしっかり検討しましょう。

保険を選ぶ基準

盗難に関する保険に加入された方からはこのような意見があります。

最近治安が悪くなってきたので、万が一に備えたい

建物の盗難の保証は必要ないかと思ったが、保険料との兼ね合いで。
反対に、盗難保険に加入されなかった方はこのような意見があります。

我が家の場合、盗まれるような家財はなく、現金もほとんど置いてないから。
盗難保険は種類が多く、保証される金額、範囲、対象物によって掛け金も変わります。
盗難保障をかけておきたいものをご自宅にどの程度置いておくかなどを考慮して、加入されるプランを検討されると良いでしょう。

まとめ

一戸建てでできる防犯対策の種類や盗難保険についてお伝えしました。
機械だけでおこなうローカルセキュリティは手軽に実践することができますし、専門の警備会社の視点で防犯対策をおこない、機材の設置から警備員の派遣まで総合してくれるネットワークセキュリティは安全性が高いです。
ご自宅にはどんな防犯対策が合っているかを考え、万が一に備えて盗難保険についても検討してみてください。

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