戸建てを建てる時、太陽光発電をつけるかどうか悩まれるかたが多いのではないでしょうか?
太陽光発電で売電制度がはじまった頃に比べ、価格は下がる一方。
今から太陽光発電をつけてもメリットがあるのか気になるところです。
そこで今回は太陽光発電の導入を悩まれているかたへ向けて、メリットやデメリットと設置費用についてご紹介します。
戸建ての新築やリフォームをお考えのかたはぜひチェックしてみてくださいね。
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弊社へのお問い合わせはこちら戸建に最適!太陽光発電とは?
太陽光発電とは、太陽の光エネルギーを太陽電池により直接的に電力に変換する発電方式のことです。
太陽の光はたくさん使ったからといって減るわけではないため、再生可能エネルギーの1つとも言われています。
戸建ての太陽光発電を導入する際のメリットとデメリットとは?
これから新築の戸建てやリフォームを考えているかたにとって、太陽光発電のメリットとデメリットは、きちんと把握しておきたいですよね?
ここからは、売電価格が暴落している今から太陽光発電を設置するメリットはあるのか?
またどんなデメリットがあるのか?についてみていきましょう。
戸建てにはつけたほうがいい?太陽光発電メリットとは?
メリット①電気を発電するため、電気代が安くなる
高い太陽光発電を設置するメリットといえば、何といっても電気代が安くなること!
年々電気代が値上がりしているため、電気を自給自足できるのは大きなメリットではないでしょうか。
また昨年からのコロナの影響で、在宅ワークが増えたことから、思いがけない嬉しいポイントも。
これまで一番供給量が増える日中には利用できなかったのですが、在宅ワークで日中家にいるため、太陽光発電の恩恵を受ける機会が増えています。
自宅でお仕事するスタイルが増えた現代だからこそ、太陽光発電はますます有効活用できそうですね。
メリット②使いきれなかった電気は買い取ってもらえるのでお得
太陽光発電が一大ブームとなったのは、この売電システムがあったからこそ。
売電制度が始まった2009年当時1kWhあたり48円だったのに比べ、現在の売電価格は半額以下の20~10円程度にまで下がっています。
とは言え使いきれない電気を買い取ってもらえるのは、最大のメリットといえるでしょう。
メリット③災害時の停電に非常用電源として使えるので便利
災害発生時の停電は、暗闇からの不安や温度の調整も難しいため、心身ともに消耗してしまいます。
災害時において復旧の目途が立たない中、せめて電気だけでもつけば心強いのに…と誰もが思うのではないでしょうか。
そんな時に役立つのが太陽光発電です。
蓄電池も備えていれば、昼間の電気を夜使用することも可能!
決して起きてほしくないのですが、災害時に電気が使える安心感は見逃せないメリットといえるでしょう。
メリット④ソーラーパネルの断熱効果で家の中が快適になる
太陽光発電をつけたあと、地味に効いてくるのが断熱効果!
ソーラーパネルが太陽の熱や光を吸収してくれるため、夏は遮熱効果でお部屋が暑くなることを防ぐ効果もあるのです。
また冬はソーラーパネルの存在が、屋根からの冷気の侵入を防ぎます。
さらにはお部屋の暖かい空気も逃がさないため、室内の温度を快適に保つ効果があり、設置された方から喜ばれているそうですよ。
戸建てにはつけないほうがいい?太陽光発電デメリットとは?
デメリット①お得度は天候に左右される
太陽光発電の弱点といえば、発電量は日照量に左右されること。
雨や曇り、梅雨の時期はどうしても発電量が下がります。
また当然のことながら太陽光発電は日没後、発電できません。
夜間しか家にいない場合や、ソーラーパネルに日の光が当たりづらい物件にとってはデメリットといえるでしょう。
デメリット②修繕やメンテナンス費用がかかる
太陽光発電に使われる機器類は永久的に壊れないわけではありません。
ソーラーパネルは日差しの影響を受けやすい、屋根の上に年中さらされているため、どうしても劣化していくのは避けられません。
またソーラーパネルで集めた光を家庭で使える電流に交換する機器、パワーコンディショナーも経年とともに劣化していきます。
劣化により、発電効率が下がる場合もあるため、定期的なメンテナンスは必要となるでしょう。
デメリット③10年経過後の売電価格は約束されない
固定買取期間である、10年を過ぎると売電はできなくなるのでしょうか?
2021年5月の現時点では、売電価格を引き下げて継続しています。
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」という制度のもと運用されているこの仕組みですが、期間終了後は電力会社自身がすべての費用を負担しなければならないため、高い金額で購入すると電力会社にとって損失になってしまうのです。
デメリット④太陽光パネルだけでは、電気を貯めておくことはできない
太陽光発電は電気をつくることはできますが、つくった電気をためておいて使いたい時に使うことはできないというデメリットも。
太陽光発電の威力が発揮される日中に共働きで家にいないご家族の場合、あまりメリットを感じられないかもしれません。
日中貯めた電気を使えないということは、結局一番使う夜に電力会社から電気を買うことになります。
電力会社からの買電を避けるためにも、太陽光発電を導入する際は蓄電池システムとの併用がオススメです!
また蓄電池システムについては、このあとの補助金制度の項で解説します。
戸建てに太陽光発電をつける場合の設置費用はどれくらい?
太陽光発電について、2021年に設置してもまだまだメリットは感じられそうですね。
ここまで読み進めると、費用はどのくらいかかるのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここからは太陽光発電の設置費用についてみていきましょう。
太陽光発電の設置費用は?
各ご家庭で、選定するメーカーや容量はさまざまなため、概算でお伝えします。
設置する際の工事費を含めると、目安として100~250万円ほど。
ただし同じ商品を選定しても、業者によって見積もり金額に100万円前後のひらきが出てしまう場合もあるそうです。
施工費用の設定は各業者にゆだねられているため、数社から相見積もりを取り、施工費や商品代の相場を把握しましょう。
太陽光発電のお得な補助金制度を知りたい!
太陽光発電の供給が盛んに行われていた頃は、売電価格も高く、国からの補助金制度もありました。
しかしながら現在国からの補助金は終了し、各自治体が運用していることがほとんどです。
また、最近注目を浴びている「蓄電池システム」に補助金をつけている自治体もあります。
蓄電池システムとは、太陽光発電で日中につくった電気を蓄電池システムにためておける機器。
蓄電池システムに電気をためておくことで、太陽光発電が使えない夜間や朝方に蓄電池内の電気を使用し、電力会社からの電気購入を減らします。
たとえば東京都では、自給自足および防災力向上を目的として、下記補助制度を行っています。
●募集期間:令和2年度~令和4年度
●対象機器:蓄電池システム(都内の住宅に新規に設置する機器)
●補助率 :機器費の1/2(太陽光発電を同時利用の場合)
※住宅の居住用として電気を供給できない蓄電池は対象外
●補助金単価:1kWh当たり7万円(令和2年度は10万円)
●補助金上限額:42万円(令和2年度は60万円)
●助成対象機器の要件:1kWh当たり17万円以下の機器(令和2年度は20万円)
太陽光発電は蓄電池システムと同時利用することで、その効果を最大限に発揮します。
補助額自体は昨年から下がっていますが、補助金制度の有無は大きな利点といえるでしょう。
高額なことが理由でためらっていた方は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
戸建てに太陽光発電をつけるのはお得?設置するメリットとデメリットとは?はいかがでしたか?
10年前に比べ、売電価格は大幅に下落する一方で、太陽光発電自体は日々進化し、機器代金も大幅にお求めになりやすい価格まで下がっています。
地球環境への配慮と、いつ起こるともわからない災害への備えは今や全人類の大きな課題です。
これからの戸建て計画の必須材料として、太陽光発電と蓄電池システムの採用を検討してもいいかもしれません。
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