バッグの中で鍵が迷子になったり、夜間の帰宅で鍵穴が見えづらかったり…。
玄関ドアの施錠・解錠には、小さなストレスがともないますよね。
そこでおすすめなのが、今話題のスマートキー。
しかし「スマートキーを玄関ドアに導入したいけど、どれを選んだらいいかわからない」といった声もあります。
そこで今回はスマートキーの基礎知識として、どんな種類や特徴があるのかを解説します。
スマートキーの防犯性やメリット・デメリットについても併せてご紹介しますので、参考になさってください。
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弊社へのお問い合わせはこちら今すぐ玄関ドアに導入したい!?スマートキーの種類と特徴
スマートキーとは従来の金属製のキーを使わず、その名のとおりスマートに玄関ドアなどを施錠・解錠できるシステムのこと。
キーレスキーとも呼ばれるものなど、さまざまな種類があるのでそれぞれの特徴とともに見てみましょう。
スマートキーの種類①かざすだけで手軽に開閉!カードキー
カードキーとは、磁気カードやICカードをカードキー対応の錠前にかざしたり通したりして、玄関ドアなどを施錠・解錠するスマートキー。
カードタイプなのでかさばらず、財布などにサッと入れておけるのが特徴です。
玄関ドアの鍵を従来のものからカードキーに変更する費用相場としては5万円から10万円ほどとなります。
スマートキーの種類②ピッと簡単!リモコンキー
リモコンキーとは、車に採用されているようなリモコンタイプのスマートキー。
近づくと開錠するセンサー機能や手もとのリモコン操作により、離れた場所からでもピッと開錠できるのが特徴です。
玄関ドアをリモコンキー対応にする費用相場は、こちらも5万円から10万円ほどとなります。
スマートキーの種類③鍵をなくす心配なし!暗証番号錠
暗証番号錠とは、任意で設定・登録した暗証番号やパスワードによって施錠・解錠できるキーレスタイプのスマートキー。
鍵を外でなくしたり室内に置き忘れたりする心配がないのが特徴です。
こちらも交換費用の相場は5万円から10万円ほど。
スマートキーの種類④指紋などで手軽に開け閉め!生体認証錠
生体認証錠とは、スマートフォンでもおなじみの指紋認証などで鍵を開ける、こちらもキーレスタイプのスマートキー。
あらかじめ登録してある指紋を読み取って施錠・解錠するため、第三者によって開錠される心配がないのが特徴です。
交換費用はほかのスマートキーよりやや高く、8万円から20万円ほどとなっています。
スマートキーの種類⑤スマートフォンと連動!スマートロック
スマートロックとは、所有するスマートフォンなどと連動させて使うスマートキー。
カードキーのようにスマートフォンをかざして施錠・解錠するのはもちろん、鍵をかけ忘れたときなど専用アプリを通じて外出先から遠隔操作することも可能。
スマートフォンを愛用していれば、鍵を別に持つ必要がないのが大きな特徴でしょう。
スマートロックに交換する費用相場は3万円から6万円ほどと、ほかのスマートキーよりややお手頃。
ただし物理的な耐久性などの面から、まだ一般家庭に広く普及する段階には達していないようです。
玄関ドアにスマートキーを導入した場合の防犯性は?
上記のようにさまざまな種類や特徴のあるスマートキーですが、玄関ドアに導入する場合、いちばん気になるのは防犯性ですよね。
ここではスマートキーのメリットのなかでも防犯性についてピックアップしてみましょう。
スマートキーの防犯性①複製の被害に遭いにくい
最近は犯行の手口も巧妙になっていて、職場のロッカーに置いている間やレストランのクロークにバッグ預けている間など、ちょっと目を離した隙に何者かに合鍵を作られるという被害も。
玄関ドアに暗証番号錠やスマートロックなどキーレスタイプのスマートキーを導入していれば、そうした被害に遭う可能性がなく高い防犯性が確保できます。
スマートキーの防犯性②ピッキング対策に有効
カードキーや暗証番号錠などのスマートキーは、そもそも鍵穴がないためピッキングの被害に遭う可能性がありません。
また鍵穴がないことで空き巣犯が早々に侵入を諦めるという犯罪心理もあり、鍵を壊して侵入されるなどの被害を受ける可能性がぐんと下がります。
スマートキーの防犯性③鍵の閉め忘れによる被害が防げる
玄関ドアにスマートキーを導入し、さらに外に出たら自動的に施錠されるオートロック機能を活用すれば、鍵の閉め忘れによる被害も防げます。
こまめな施錠は防犯性アップの基本でもあるため、ちょっとそこまで出かけるときなどついつい鍵をかけずに出かけてしまうという方も、スマートキーで対策しておくと安心です。
玄関ドアにスマートキーを導入するメリット・デメリットとは?
スマートキーは防犯性に優れているという大きなメリットがあるようですが、そのほかのメリット・デメリットもしっかり確認しておきましょう。
玄関ドアをスマートキーにする3つのメリット
メリット①施錠・解錠の手間が省ける
防犯性以外でスマートキーを導入するおもなメリットともいえるのが、玄関ドアの施錠・解錠の手間を大幅に削減できること。
慌ただしく出かける朝や疲れて帰ったとき、玄関ドアの鍵がサッと閉められたり開けられたりするだけで施錠・解錠のストレスが軽減でき、時間も節約できます。
メリット②持ち運びやすく紛失の心配がない
財布やスマホケースにも入れやすいカードキーは、軽くて持ち運びにも便利。
万一、カードキーを紛失した場合も、紛失したカードキーの登録内容やデータを無効にすることで即座に対応できるのも魅力です。
メリット③鍵の閉め忘れがなくなる
防犯性の項でも説明したとおり、玄関ドアをスマートキーにしてオートロック機能を活用することで鍵の閉め忘れが防げます。
たとえ空き巣被害に遭わなくても、日常的に「鍵をかけ忘れたかも…」と不安になることがなくなるのは、スマートキーならではのメリットといえるでしょう。
玄関ドアをスマートキーにする3つのデメリット
デメリット①バッテリー切れや電波障害の心配がある
スマートフォンを鍵代わりに使うスマートロックでは、スマートフォンを紛失したり置き忘れたり、バッテリー切れによって鍵が開けられなくなる心配も。
また停電や電池切れなどによってドアノブのセンサーが作動しなくなることもあります。
こういった場合を想定し、スマートキーの玄関ドアにも鍵穴を作って、他人にはわからないようカバーされている製品もあります。
デメリット②暗証番号やパスワード忘れの心配がある
鍵を持ち歩かずに済み、他人に鍵を盗まれることもない暗証番号錠ですが、万一、暗証番号やパスワードを忘れてしまった場合はとても厄介。
かといって暗証番号やパスワードをメモしておくのも、他人に見られる危険性があるので注意が必要です。
デメリット③オートロック機能で閉め出される可能性がある
鍵の閉め忘れを防いで防犯性を高めるスマートキーのオートロック機能ですが、カードキーやリモコンキーなどを持たずに外に出て、玄関ドアを閉めてしまうと家に入れなくなる可能性も。
オートロック機能を利用する場合は、暗証番号での解錠を併用するなど何らかの対策が必要でしょう。
まとめ
スマートキーにはさまざまな種類があり、玄関ドアに導入すると防犯性アップをはじめ多くのメリットがあるようですね。
もちろんスマートキーにもデメリットはありますが、自分に合った種類のスマートキーを選ぶことで解決できる点もありそう。
従来の鍵の扱いが煩わしいと思っている方や大切なマイホームの防犯性を高めたいとお考えの方は、スマートキー導入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか?
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