多くの有名人や芸能人が住まいをかまえるなど、世田谷区の人気は根強いようで、「世田谷ブランド」の魅力は相変わらずです。
世田谷の人気度は地価にも現れており、東京23区内において西南エリア(世田谷区・目黒区・品川区・大田区)は堅調な上昇を続けています。
なかでも小田急線・井の頭線・京王線沿線に関しては、渋谷・新宿に近いエリアほど人気度は高くなっており、代田橋はそんな街の1つでもあります。
今回の記事では地価動向(トレンドと周辺との比較)・街の特徴・人気の理由などなど、世田谷区代田橋の魅力を余すところなくお伝えします。
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この章では、世田谷区代田橋の地価動向について、周辺エリアとの比較や堅調な地価推移などをまじえつつ紹介、いかに優位性が高いかを検証します。
世田谷区代田橋の地価動向1 全国的な地価動向
国土交通省の発表によると2020年1月1日時点の公示地価は、全用途平均(5年連続)・商業地(5年連続)・住宅地(3年連続)とも上昇、さらに騰勢を強めています。
近年はアベノミクスにより経済環境の改善が進んだことに加え、日銀による超低金利・金融緩和政策の継続といった要素が、堅調な地価を支えているのです。
4大地方拠点都市(札幌・福岡・仙台・広島)を除く地方エリアの地価(全用途平均)は28年ぶりにプラス反転したレベルで、マイナスから抜け出せないエリアも少なくありません。
一方で三大都市圏(首都・近畿・中京)の地価上昇は商業地・住宅地とも全国平均を大きく上回っており、なかでも東京23区は際立っています。
ちなみに東京23区の地価上昇率は全用途平均で6.3%・商業地で8.5%・住宅地で4.6%と、昨年に引き続き高い伸びを維持しています。
全国的には少子高齢化の勢いが止まらないなか、東京をはじめとした大都市への一極集中・人口流入が続いていることも、23区の堅調な地価に寄与しています。
さらに渋谷・虎ノ門・高輪・日本橋などの再開発により利便性が高まり、「街」としての魅力が増したことも、地価上昇の大きな要因とされています。
世田谷区代田橋の地価動向2 都内における地価動向
東京都区部の公示地価の調査地点は897地点、そのうち世田谷区は111と23区中トップの調査地点数で、これは23区内で2番目の面積であることも影響しています。
住宅地の地価動向について23区全体の地価上昇率は4.6%ですが、地価上昇率上位は荒川区(8.8%)・豊島区(7.5%)・北区(7.1%)と北東部に比重が移っています。
商業地の地価上昇率も平均が8.9%なのに対し、台東区14.9%・北区10.4%・荒川区10.1%と、北東部の堅調さが際立っています。
一方で世田谷区の地価上昇率は、商業地7.6%(前年7.6%)、住宅地3.5%(前年4.2%)と23区平均を下回っており、かつ鈍化傾向にあります。
23区内における地価ランキング(住宅地)では、ベスト4が㎡単価100万円超えの千代田・港・渋谷・中央とならび、世田谷区は10位で、中の上クラスです。
都区内平均の㎡あたり地価は63.1万円、世田谷区は63.6万円ですから、世田谷は真ん中よりちょっと上ぐらいの水準で、世田谷のブランドイメージからするとやや意外な結果です。
最近は高収入共働き夫婦(パワーカップル)をはじめとして、都心へのアクセスを最優先とする傾向が強く、新宿などで乗りかえなけければいけない世田谷はやや人気薄です。
いいかえれば、世田谷区の地価は北東部や都心5区に比べて比較的安定しており、これから購入を検討している立場からすると、お買い得です。
世田谷区代田橋の地価動向3 世田谷区内における地価動向と代田橋
世田谷区住宅地の地価(㎡あたり)が平均63.1万円といっても、111地点の調査地点間では格差も大きく、最高(115.0万円)から最低(27.4万円)まで4倍以上の開きがあります。
エリア的には、喜多見・祖師谷・烏山・宇名根といった、都心への通勤にも比較的時間のかかる最西部地域にランキング下位が集中しています。
最西部エリアで例外なのがお屋敷町としても知られる成城で、成城6丁目の地価は86.7万円で、三軒茶屋・等々力・奥沢に次ぎベスト4に入っています。
なお代田(2丁目)の地価は75.4万円で111地点中23位と上位ランクに入り、かつ世田谷区平均の63.1万円を10万円以上上回っています。
ちなみに代田2丁目の前年地価は73.4万円ですから上昇率は2.7%であり、世田谷区の地価上昇率平均3.5%よりやや落ち着いた状況です。
ちなみに代田2丁目の地価は、23区内の多地点、下目黒(75.6万円)・西新宿(75.3万円)・東中野(75.0万円)・高田馬場(74.9万円)などと肩を並べる水準です。
つまり代田橋という土地を地価面から考察すると、世田谷の中でも比較的高根の花ではあるけれど、地価動向は落ち着いていて比較的買いやすいといえそうです。
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世田谷区代田橋の街の魅力
ではなぜ世田谷区代田橋の地価は、安定的ながら世田谷区内でも相対的高水準を維持し続けられ、かつ鈍化傾向ながらも上昇を続けるのでしょうか。
この章では、世田谷区代田橋の地価を下支える要因を、都心部や副都心部への公共機関によるアクセス、商業施設や公共施設の集積度といった視点から解説します。
世田谷区代田橋の街の魅力1 世田谷区の人口
現在の京王線が新宿を起点として延伸を続けた1910年-20年代頃から、世田谷区はベッドタウン住宅地として発展してきました。
今では世田谷区の人口は94.5万人と、政令指定都市の熊本市(74.0万人)・岡山市(71.9万人)などはもちろん、鳥取県(57.3万人)・島根県(69.4万人)などをも上回ります。
世田谷区代田橋の街の魅力2 世田谷区内でも人気が高い代田橋
世田谷区は全部で40あまりの街で構成されますが、一般的には世田谷(東北)・玉川(南部)・北沢(東南)・砧(西南)・烏山(西北)の5地域に区分されることが多いようです。
代田橋のある北沢地区は下北沢を核とする閑静な住宅地域で渋谷区・新宿区に隣接していることから利便性も高く、玉川地区や世田谷地区と並んで高い人気を誇っています。
世田谷区代田橋の街の魅力3 アクセス抜群の代田橋
京王線代田橋駅と井の頭線新代田までは距離にして1km・歩いて10分ほどですし、そこから小田急線世田谷代田駅までも10分ほどで到着します。
つまり代田エリアに住んでいれば、小田急線・京王線・井の頭線の3路線が徒歩圏内で利用できるわけで、代田橋周辺の高い利便性を証明しています。
ちなみに小田急線世田谷代田駅を利用すれば、都心部(霞ヶ関駅)まで千代田線直通のりかえなしで、20分ほどの所要時間で到着します。
最近は副都心の再開発もすすみ、新宿への通勤も増えていますが、京王線代田橋から新宿駅まではのりかえなし7分と抜群の利便性を誇ります。
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世田谷区代田橋は街として暮らしやすい
最後に、世田谷区代田橋の商業施設の集積度・治安や面白スポットなどを少しご紹介します。
京王線代田橋駅の北口を出ると代田橋商栄会という名の商店街が続いており、飲食店や小さな商店が軒をつらね、さらにディープスポット沖縄タウン和泉商店街もすぐ近くです。
にぎやかな下北沢や三軒茶屋とは違ってこじんまりとした雰囲気ですが、付近は落ち着いた住宅地で、ひったくりやけんかなどの犯罪・事件もほとんどなく治安面では安心です。
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まとめ
地価もやや高めながら高騰はしておらず、ベッドタウンとして都心・副都心へのアクセスも抜群でかつ暮らしやすい世田谷代田、購入物件としておすすめです。
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