東京都心で夢の一戸建てマイホームを手に入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
どうせ建てるならば、出来るだけ理想の形で建てたいですよね
一言でマイホームと言っても、平屋住宅や2階建て、3階建てを始め色々な種類がありますよね。
それでは、実際建てた場合には種類によってどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

東京都心で3階建てのマイホームを建てるとしたら、どんなメリットがあるのでしょうか?
まずは

東京都心などの土地の高い地域では、階数のある住宅を選択する人も増えています。
どうしても都内は土地が狭く、広い土地が売りに出ていることはほとんどありません。
10坪~20坪程度の狭い土地のケースだと、3階、もしくは4階建てなど上に伸ばすことで居住空間を広げることが出来ます。
注意点として用途地域によっても制限があり建ぺい率や容積率によって、階数が決まっている場合もあります。
これから家族が増えるかもしれませんし、二世帯住宅などライフスタイルの変化にも対応できるのはメリットですね。

都内の土地のなかでも最寄り駅から徒歩10分など、立地がよく条件のいいエリアになると特に土地代が高くなりがちです。
都内は公共交通機関も発展していてとても便利ですが、駅から徒歩圏内に住みたいと考える方も多いものです。
毎日の通勤・通学に余計な時間をかけたくありませんよね。
マイホームを購入すれば長く生活することになりますし、立地の良さも重視したいポイントです。
土地の選択肢も広がりますし、土地代を抑えることにも繋がるので、一つの大きなメリットといえますね。

階数を分けることによって、それぞれ別々の用途を持った使い方もできます。
住居として二世帯住宅にすることもできますし、住宅や事務所・店舗を一緒にするのであれば、1階を独立させ、2階・3階を居住空間にする方法もあります。
また、1階を駐車場としてガレージにする方法もありますね。
駐車場を別に借りるよりも同じ住居内にあったほうが安心ですし、毎月の固定費を抑えることもできます。
3階建てだとさまざまなプランニングが考えられる分、お得かもしれませんね。

近頃は台風や豪雨などの自然災害で浸水・洪水などの被害を受けるケースも増えています。
せっかくマイホームを購入したのに水害の被害で住めなくなってしまうリスクを考えると、1階をガレージにするなど住居空間を2階・3階にすることで冠水の被害を最小限に抑えることもできます。
中には都心部でも河川に近く、水害に弱い地域もありますので事前にハザードマップを確認するようにしてください。

マイホームを建てる場所によっても異なりますが、3階からの景色の良さもメリットと言えます。
3階部分にバルコニーを作り家族の憩いの場としてもいいかもしれません。
また、3階部分の窓を増やすことで、天窓や吹き抜けを作り外からの光をたくさん集めることができます。
家の中が明るいと、快適な住心地になりますしちょっと自慢したくなるようなおしゃれな建物になります。

ここまで、都心で3階建てのマイホームを建てた際のメリットについてご紹介してきました。
それでは、3階建てのマイホームにはどんなデメリットがあるのでしょうか?

3階の場合、1・2階建てと比較するとどうしても工期が長くなってしまうデメリットがあります。
土地代は変わりませんが、建築費が高額になったり工期が長くったりして、仮住まいの期間も長くなってしまい、家賃などの支払いが多くなってしまうこともあるのです。
そもそも3階に特化した業者でないと、余計に時間がかかったり建設したあとに不備が見つかったりして、いろいろな不具合が出てしまうこともあります。
どのぐらいの工期がかかるのかを確認しておかないと、費用面がデメリットになることもあるのです。

3階部分は太陽の光が自然に入りますし、室内の温かい空気が上に上がっていくので冬でもポカポカした快適な空間になります。
その反面1階になると冷気が下に降りてきますし、周囲が家に囲まれていると太陽の光が入りにくく寒くなりやすい特徴があります。
ご家庭の多くは1階部分をリビングにするなど、家族が集まる場所にすると思います。
いる時間の長いリビングが暖まりにくいので、寒さ対策については考えなくてはいけません。
例えばリビング部分は床暖房にするなどの対策が必要です。

建物の多くは上にいけばいくほど地震などの揺れの被害を受けやすくなるといわれています。
東京都心は将来的に直下型の地震の影響も受けると言われていますので、揺れについてはしっかりと対策をしておかなくてはいけません。
1階・2階よりも揺れの被害を受けやすいので、その対策も忘れずに相談しておきましょう。
揺れに強く倒壊の危険性を防いでくれる性能の家もありますし、揺れにくくするような家もあります。
どんな対策があるのかを知ることはもちろん、家電・家財などが倒れないようにする対策も必要です。

ここまで、メリットとデメリットをご紹介してきましたが、ここからは実際に建てることを想定してお話をしていきます。
実際に東京都心で3階建てのマイホームを建てたときの注意点には、どのようなものがあるのでしょうか。

1階・2階の建物よりも階段の数が多くなります。
構造上仕方のないことでもあるのですが、室内の空間を圧迫してしまうこともあるので、階段のデザインや配色、スケルトンなど工夫することによって、階段が視覚的な邪魔をしないように作ることもできます。
階段もインテリアの一種として考え、全体のバランスを考えるといいかもしれません。
階段も注意点として覚えておきましょう。

階数の多い住居になると最も懸念材料になってしまうのが、しまいシニア世代には足腰に負担がかかってしまう可能性があるということです。
階段の多い家ではバリアフリーにするのも難しく、若い頃はそこまで心配はありませんが、高齢になったときに住みにくさを感じてしまうこともあるのです。
階段が多いと事故が起きてしまう可能性もあるので、高齢の方がいらっしゃるご家庭では、1.2階部分のレイアウトを重点的に考える必要がありそうです。

東京都心に3階建てを建てる際のメリットとデメリットを中心にご紹介してきました。
立地のいい場所に家を建てられること、ライフスタイルに合わせて居住空間だけでなく一階をガレージにしたり、店舗や事務所にしたりすることもできる選択肢の多さもメリットです。
ただしシニア世代にとっては住みにくいことも考えられます。
階段などのリスクもありますので注意点をどのように改善していくのかを考え、長く生活するうえで後悔のないマイホームを手に入れてくださいね。