東京都渋谷区はお子さんがいる家族、「子育てファミリー」におすすめの街です。
若者が慣れ親しんでいる街として認識している方も多いかもしれませんね。
そんな渋谷区が、なぜ子育てファミリーが住むのにおすすめの街なのか、その理由を今回の記事で詳しくご紹介していきます。
おすすめの高級住宅街や、渋谷区の最新地価なども余すことなくお伝えしていきますので、もし渋谷区で土地を購入したい方がいたら是非参考にしてみてくださいね。
子育てファミリーが渋谷区に住むことをおすすめする理由はこの2つです。
それは、子育て環境と教育環境の良さにあります。
つまり、渋谷区は子育て支援が充実している街とも言えるのです。
子育て環境と教育環境のどちらも、渋谷区に住む子育てファミリーにとっては大事なポイントですよね。
さて、具体的にどのような環境が整っているのか、ご紹介していきましょう。
渋谷区に住むことをおすすめする理由の1つ目は、待機児童向けの保育施設があることです。
保育園に入所申請を出していても、人数の関係などで入園することができず定員の枠が空くまで入園待ちとなってしまう待機児童問題。
全国的に問題視されていることはご存知かと思います。
2016年には待機児童が増えたために、ネガティブワードを含めた流行語が飛び出るなど社会問題となりました。
さて、渋谷区の待機児童数はというと、平成29年度で266人。
約270人の待機児童がいたわけですが、前年度に比べ49人減少しています。
これも、渋谷区が待機児童問題解消に向け積極的に働きかけているためです。
待機児童問題への対策として、区立保育園やベビーホテルなどといった、認可外の保育施設を提供しているので待機児童を少なく抑えることに成功しています。
実際に、渋谷区に住む方で、入園できなかった場合はこういった認可外保育室にお子さんを預ける方は多くいます。
渋谷区に住むことで待機児童問題はほぼ心配ないと言っても過言ではないでしょう。
小さいお子さんのいる家庭ではとても心強いですね。
子育てファミリーが渋谷区に住むことをおすすめする理由の2つ目は、学校選択制を導入していることです。
渋谷区では学校選択制を導入しています。
通常小学校や中学校に通う場合、指定された学校に通うことになりますよね。
つまり、住んでいる地域によって、通う学校を指定されるため自分では学校を選べないことが多いです。
しかし、学校選択制が導入されている場合は、対象者に該当されているお子さんであれば、指定外の学区の小学校・中学校に通うことが許可されるのです。
ただし、希望校の受け入れ可能人数を超えた場合は抽選になりますが、この制度のいいところは、お子さんに合った学校を選べることです。
例えばお子さんの成績や得意なことに合った学校を選ぶことで、お子さんの能力を効率よく伸ばしてあげることができます。
また、中学校の部活動などでも、「A校にはない部活動がB校にはある」といったように、好きな部活動のある学校を希望することができることも学校選択制の大きなメリットです。
お子さんに合った学校に通わせたい方は是非渋谷区に住むことをおすすめします。
子育てファミリーが渋谷区に住むことをおすすめする理由の3つ目は、新しい教育方法を実践していることです。
渋谷区は教育にも力を入れており、様々な新しい教育方法を実践しています。
今渋谷区が実践している教育方法は7つです。
・都市型中高連携教育校
・理数教育重点校
・教科教室型教育校
・英語教育重点校
・小中一貫教育校
・コミュニティ・スクール
・ICT教育
この中からいくつか説明しましょう。
まず、「都市型中高連携教育校」というのは、東京23区内初の試みで、区立中学校と都立普通科高校を連携した中高連携教育校のことです。
23区内初の試みのため、注目を集めています。
「理数教育重点校」はその名の通り、理科・数学の教育に重きを置いた学校のことです。
知的好奇心や論理的思考判断、表現力を高める新しい教育方法です。
そして最後になりますが、「ICT教育」というのは区立の公立小中学校に通う生徒に対し、1人1台タブレット端末を貸し出し、タブレット端末により学習する環境を作る取り組みのことです。
最も近未来的な教育方法となっています。
渋谷区の新しい教育方法の取り組みについて3つのみ簡単にご紹介しました。
このように積極的に様々な教育方法を実践しているため、渋谷区に住むと、お子さんの能力を生かしつつのびのびと成長させることができるのです。
渋谷区にある高級住宅街を3つご紹介します。
子育てファミリーが住む街としておすすめのエリアなので、是非ご覧ください。
松濤は宇田川町や道玄坂、神泉町、歓楽街に隣接している街です。
一見マンションかと思うほどの大きさの豪邸が建ち並ぶ高級住宅街・松濤。
美術館や博物館、さらには有名人の大邸宅も多く建っています。
準備入居金が3,900万から1億円というとても立派な老人ホームもあります。
この立派すぎる建物の数々が立ち並んでいることから、日本のビバリーヒルズともいわれています。
松濤の地価は、2019年時点で1㎡あたり 173万円で、一坪あたり571万円9,008円となっています。
南平台は鉢山町や青葉台、円山町に隣接している高級住宅街です。
気候条件がいいことが特徴で、大きな敷地を持つ住宅が建ち並んでいます。
また、街の雰囲気はというと全体的に落ち着いており、カトリック教会やキリスト教会などの宗教施設も多く、国際色豊かな街並みです。
そんな南平台の地価は、2019年時点で1㎡ あたり166万円で、一坪あたり548万円7,603円となっています。
広尾は渋谷区東や恵比寿、港区南麻布、港区西麻布、南青山などと隣接している高級住宅街です。
外国人の富裕層にも人気のあるエリアですよ。
広尾駅前まで行くと、活気づいた商店街があり下町のような雰囲気を楽しむこともできます。
広尾の地価は、2019年時点で1㎡あたり 204万3,000円で、一坪あたり675万円3,719円となっています。
ここまで、子育てファミリーが住む町としておすすめの渋谷区の子育て環境・教育環境などをご紹介してきました。
高級住宅街などもあり、住みやすい環境が整っているエリアだということが分かりましたが、渋谷区の地価がいくらなのかが気になるところですよね。
渋谷区の最新の地価と前年度からの変動、また、渋谷区は東京都心の中でも資産価値が下がりにくい理由などについても紹介していきましょう。
渋谷区の最新の地価(2019年)は1㎡あたり 392万2,142円で、一坪あたりは1,296万円5,761円となっています。
地価は前年度から7.85%上昇しています。
東京の中でも資産価値が下がりにくいエリアとされている渋谷区。
代官山周辺の不動産の希少性が高いこと、マンションの価格が高騰していることが大きな理由となっています。
子育てファミリーが渋谷区に住むことをおすすめする理由などをご紹介しました。
子育て支援が厚く、教育環境や子育て環境が整っているため、小さいお子さんのいるご家族でも安心して暮らすことができる街になっています。
金銭的に余裕のある家庭では落ち着きのある雰囲気が魅力的の高級住宅街に住むのもおすすめです。