中古住宅を購入する際には、実際に物件を内覧し、納得したうえで契約を結ぶ流れになります。
マイホームの購入は、多額のお金を支払う買い物であるため、内覧でしっかり物件を確認し、納得したうえで取引をおこないましょう。
そこで今回は、中古住宅購入時の内覧の基礎知識やチェックポイント、内覧時に売主に確認しておくべきことについて解説します。
マイホームの購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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中古住宅購入時の内覧の基礎知識
マイホームを購入する際には、物件の情報や間取り図だけで決断するのではなく、実際に現地で物件を内覧し、その状態を確認するのが一般的です。
物件を内覧することによって、間取り図だけではわからない空間の広さや物件の状態、家事動線、設備の状況などを確認し、生活をイメージできます。
充実した内覧をおこなうために、当日あると良いものや、気を付けることを事前に押さえておくと安心です。
そこで内覧の基礎知識として、当日の持ち物やマナーについて解説します。
基礎知識1:当日の持ち物
はじめて中古住宅の内覧に訪れる場合、なにを持っていけば良いのかわからない方も多いでしょう。
また、聞き忘れてしまうことや、内覧後に思い返したくても覚えていないといったケースも珍しくありません。
そこで、中古住宅を内覧するときには、以下のような持ち物を持参することをおすすめします。
●スマートフォン
●メジャー
●懐中電灯
●筆記用具
内覧した直後は、室内の状態を覚えているかもしれませんが、時間が経つと詳細を忘れてしまうことがあります。
そこで、物件の外観や室内などの写真を、スマートフォンで撮っておくことをおすすめします。
また、家具の配置などをあとでイメージできるように、室内や間口の実際の寸法、窓の高さをメジャーで測っておきましょう。
クローゼットのなかなど薄暗い部分をチェックする際には、懐中電灯があると便利です。
さらに、寸法や気になることは、間取り図に書き込んでおくことをおすすめします。
間取り図は、不動産会社で準備可能なので、内覧前に依頼しておくと良いでしょう。
基礎知識2:内覧時のマナー
中古物件の場合、売主がまだ引っ越しておらず、生活している状態で内覧をおこなうことがあります。
その場合は、売主のプライバシーを守る必要があります。
したがって、内覧時のマナーとして、室内の撮影などは、売主の許可を得てからにしてください。
また、小さいお子さんが一緒に内覧するときには、目を離さないように注意することが大切です。
売り出すとはいえ、家は売主にとって大切な資産です。
内覧時の応対で、売主が買主に対して好印象を持てば、スムーズに取引が進み、少しでも良い条件で購入できるかもしれません。
なお、内覧のときに物件のことで売主に質問するのは問題ありませんが、価格について、個人が直接売主に問い合わせたり交渉したりすることは避けてください。
なぜなら、売主は仲介を不動産会社に依頼しているため、まずは不動産会社に相談するほうがスムーズです。
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中古住宅購入時の内覧で押さえておくべきチェックポイント
中古住宅を購入する際の内覧の重要性について前章で解説しましたが、実際に内覧するときには、どのようなことに注目してチェックすれば良いのでしょうか。
事前にチェックポイントを把握して内覧したほうが、効率が良いうえに、気になる点があればその場で確認できると安心ですよね。
そこで次に、内覧するときに押さえておくべきチェックポイントについて解説します。
外観、室内、周辺環境の3つにわけて見ていきましょう。
外観のチェックポイント
外観は、屋根や外壁・基礎の損傷をチェックしてください。
たとえば、屋根の損傷や外壁のひび割れは、雨漏りの原因になる可能性があります。
雨漏りによって木材が腐食し、シロアリが発生すると、建物の躯体に深刻なダメージを与えます。
また、基礎にひび割れがある場合は、床や柱にゆがみが生じているかもしれません。
ひび割れなどを発見した場合や、外から確認しにくい箇所があれば、ホームインスペクションを依頼すると、建物の状態を把握できるため安心です。
室内のチェックポイント
室内は、まず汚れや損傷している箇所がないかを確認します。
また、室内に入った瞬間、カビのにおいを感じた場合は、雨漏りや湿気によってカビが発生していることが考えられます。
湿気が多い家は、日当たりや風通しが良くない可能性があります。
内見時には、部屋の窓を開け、採光や風通しを確認してみましょう。
さらに、使用頻度が高いトイレやキッチン、バスルームといった水回りの設備も劣化しやすいため、入念にチェックしてください。
周辺環境のチェックポイント
チラシやインターネットに掲載されている物件の情報には、多くの場合、駅までの距離や周辺にある施設などについて記載されています。
しかし、その情報を見てイメージしたものと、実際の状況は異なることもあります。
たとえば、駅まで徒歩10分と書かれていても、実際に歩くと坂道が多く、もっと時間がかかるかもしれません。
また、車が頻繁に通るため危険だったり、街灯が少ないなど、実際に現地で確認しないとわからないことが多くあります。
したがって、内覧では、実際の生活パターンをイメージしながら、住みやすさをチェックすることも大切です。
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中古住宅購入時の内覧で売主に確認しておくこと
内覧に売主が立ち会う場合は、住んでいる方に話を聞けるチャンスです。
したがって、実際の住み心地や、物件を購入するにあたって確認しておきたいことなどを聞いておきましょう。
確認する内容としては、以下のようなことがおすすめです。
近隣に住んでいる方について
一戸建ての場合は、近隣に住んでいる方が昔からいる方が多いのか、それとも新しく引っ越してきた方が多いのかによって、雰囲気が異なります。
町内会の活動や、地区のイベントなども聞いておくと、近隣住民との関わり方の参考になるかもしれません。
また、マンションの場合は、どのような世帯が多いのかも気になるところです。
たとえば、子育て世帯が多い場合、同年代の子どもが多く住んでいるという情報が得られ、引っ越し後に役立つことがあります。
過去の災害状況・避難場所
台風や地震などで被害を受けた過去がないか、マンションであれば揺れ具合なども聞いておくと安心です。
また、近くに避難場所はあるかも確認しておくようにしましょう。
ただし、売主が気分を害すほどしつこく聞くことは避け、あまり情報を得られない場合は、不動産会社に確認することをおすすめします。
引渡し希望時期
引渡し時期については、売主のスケジュールによるため、とくに居住中の物件の場合は、買主が決めることはできません。
しかし、いつ頃入居できるかわからない状態では、物件の購入を検討しにくいでしょう。
そこで、入居したい時期がある程度決まっているのであれば、希望時期を伝えることは可能です。
スケジュールが合わない場合でも、交渉することによって希望時期に間に合うように取引を進められる可能性があります。
売主が希望するスケジュールを確認したうえで、不動産会社と相談しながら交渉してみましょう。
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まとめ
中古住宅を購入する際には、内覧して物件の状態や周辺環境などを確認したうえで、購入を検討するのが一般的です。
内覧時には、チェックポイントをあらかじめまとめておくと、内覧後に検討しやすく、購入までの流れもスムーズです。
また、内覧は実際に現地で物件を見ながら売主に確認できるチャンスであるため、売主の気分を害さない範囲で話を聞いてみることをおすすめします。
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株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。