ハウスメーカーの建てた家は、売却がしやすいとされています。
そのため、ハウスメーカーの建てた家にはどのようなものがあり、なぜ売却しやすいのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、ハウスメーカーとはなにか、ハウスメーカーの建てた家が売却しやすい理由や、売却時に重要視されるポイントを解説します。
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ハウスメーカーとは?ハウスメーカーが建てる家の種類も解説
ハウスメーカーとは、具体的にどのような会社を指すのでしょうか。
まずは、不動産売却をお考えの方に押さえていただきたい基礎知識として、ハウスメーカーとはなにか、ハウスメーカーが建てる家の種類とあわせて解説します。
ハウスメーカーとは?
実は、ハウスメーカーを定める厳密な定義はありません。
一般的には、ハウスメーカーとは建築資材の生産から設計、施工までを規格化し、家を販売している会社を指します。
この場合、家を建てるためのパーツは自社の工場で安定して生産し、一定の品質を保った家を提供できるように効率的なシステムを採用している会社であることが多いです。
販売エリアも、特定の地域ではなく全国を対象としています。
また、広い意味でのハウスメーカーとは、全国で家を建築し、販売する会社の総称です。
住宅メーカーといわれる場合も、ハウスメーカーのことを指しています。
ハウスメーカーが建てる家の種類
ハウスメーカーが建てた家は売却がしやすい傾向にありますが、実際にはどのような家があるのでしょうか。
一般的には、注文住宅のイメージがあるかもしれません。
しかし、ハウスメーカーの建てる家には、ほかにも建売住宅や規格住宅も含まれます。
売却しやすい傾向にあるハウスメーカーの家ですが、それぞれの種類ごとに違った特徴を備えています。
「注文住宅」とは、家を建てる施主のこだわりや要望に合わせて建てることができる家のことです。
設計やデザインだけでなく、家の構造や工法まで細かく要望を反映することができます。
「規格住宅」も、施主のこだわりや要望を取り入れて建てられる家のことです。
具体的には、決まった規格範囲のなかから、好みのデザインや間取りを選択し、こだわりを組み合わせて建築をします。
「建売住宅」とはハウスメーカーや建築会社が設計を手掛け、建築し、販売されている家のことです。
土地と建物がセットで販売されており、同じ資材をまとめて仕入れるため、比較的価格が安いといった特徴があります。
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ハウスメーカーの家が売却しやすい理由を解説
売却しやすい傾向にあるハウスメーカーの家ですが、それには高い技術力が関係しています。
ここでは、ハウスメーカーの建てた家が売却しやすい3つの理由を解説します。
売却しやすい理由①技術力の高さ
ハウスメーカーごとに、採用している構造や工法はさまざまです。
たとえば、住宅の構造には木造や鉄骨造などの種類があります。
会社ごとに採用している構造や工法は異なっていても、ハウスメーカーは高い技術力をもって、構造計算を緻密におこなっています。
そのため、住宅性能の高い家を実現することが可能です。
また、家を建てる材料の品質が安定していることも、売却しやすい理由につながっています。
寒冷地向けなどは、地域性にあわせた仕様になっていることもありますが、基本的には、どこで家を建てる場合でも同じ部材を使用します。
規格に基づいて生産されたハウスメーカーの材料は、安定した品質が特徴です。
その材料を使って建てる家も、おのずと品質の安定した家となります。
売却しやすい理由②デザイン性
ハウスメーカーは部門や部署を分け、専門性の高い担当者がそれぞれの分野の業務に従事しています。
家のデザインにおいても、担当するのは専門家である設計士やデザイナーです。
そのため、ハウスメーカーが建てる家は、住宅性能だけでなくデザイン性にも優れています。
間取りなど、流行も取り入れたスタイリッシュなデザインの家が多く見られます。
さらにデザイン性だけでなく、快適な暮らしのために生活動線や機能性も兼ね備えて設計されている点も、売却しやすい理由です。
売却しやすい理由③充実したアフターメンテナンス
ハウスメーカーの建てた家は、アフターメンテナンスが充実していることも売却しやすい理由のひとつになっています。
新築住宅の場合は、品確法と呼ばれる「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の適用対象です。
引き渡しをされてから10年以内は、基礎の重要な部分に瑕疵が発見されたら、売主によって無償で補修されることが義務付けられています。
ハウスメーカーでは、品確法よりも長い、長期保証制度を導入しているケースが多いです。
なかには、引き渡しをされてから無料で保証する初期保証を30年、条件付きでの最長保証を60年とするケースもあります。
ほかにも定期点検をおこなっている場合もあり、長期にわたって安心して住めることがハウスメーカーの家が売却しやすい理由です。
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ハウスメーカーの家を売却!重視されるポイントを解説
家を売却するときの売却価格は、いくつかのポイントを重視して決められます。
ここでは、ハウスメーカーの建てた家を売却する場合に、重視されるポイントを解説します。
構造・工法
構造は建材の種類を指し、工法とは家の建て方のことです。
これらは家の資産価値に影響する重要なポイントです。
ハウスメーカーで採用されている構造には木造、鉄骨構造、鉄筋コンクリート構造の3種類があります。
それぞれ、税務上の資産価値がなくなる法定耐用年数が定められています。
木造は20年から22年、鉄骨構造は19年から34年、鉄筋コンクリート構造は38年から47年です。
法定耐用年数を超えた家でも売却は可能です。
しかし、資産価値は低下するため、ハウスメーカーの家を売却するときには耐用年数がどれくらい残っているかという点も重視されるポイントになります。
一般的に資産価値が高く下がりにくいのは、耐用年数が長く、頑丈に建てられている家といえます。
メンテナンス
家の資産価値に影響するポイントとして重視されるのが、適切にメンテナンスをおこなっているかどうかという点です。
当然ながら、家に破損や不具合があると資産価値は低下します。
もしも不具合があれば、すぐにメンテナンスをおこなうことが重要です。
とくに不具合がない場合でも、資産価値をできるだけ下げないために、定期的に点検をおこなうと良いでしょう。
ハウスメーカーは、長期保証制度や定期点検などのアフターメンテナンスが優れている傾向にあるため、資産価値も低下しにくいです。
メンテナンスをしていることが、直接的に売却価格を上げるということはありません。
しかし、メンテナンスの状況が良ければ、家の資産価値を低下しにくくする可能性があるため、重要なポイントといえるでしょう。
リフォーム
先述したように、定期的なメンテナンスによって、資産価値の低下を最小限にできる可能性があります。
しかし、しっかりと建てられ、メンテナンスが行き届いた家でも、経年劣化を止めることは困難です。
そこで、経年劣化が出やすい箇所に対して効果的なのが、リフォームです。
たとえば、キッチンや浴室などの水回り、フローリングや壁紙などは、手入れをしていても経年劣化しやすく、リフォームが有効的な箇所といえます。
内装の雰囲気を大切にし、統一感のある仕上がりがリフォームに求められるポイントです。
また、リフォームにかかった費用は、売却時の価格にそのまま上乗せできるというわけではありません。
そのため、家を売却することを決めた後に、売却額をアップする目的でリフォームをおこなうことは避けましょう。
リフォームは、快適な暮らしを送れるようにするために取り組み、資産価値を低下しにくくするものとして捉えることが大切です。
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まとめ
ハウスメーカーは、自社の工場で生産した建材を使用し、安定した品質の家を建てることが特徴です。
しっかりと構造計算をおこない、高い技術力で建築されていることが、売却しやすい理由につながっています。
また、アフターメンテナンスも充実しており、資産価値も低下しにくいでしょう。
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株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。