建売住宅では、生活に欠かせない設備がオプションとして提供されるほか、さまざまなオプションが用意されています。
やみくもにオプションを選んでしまうと、生活が不便になってしまったり、不要なオプションを持て余したりすることになりかねません。
この記事では、建売住宅で必要不可欠なオプションや、あると便利なおすすめのオプション、オプションの値引き交渉術をご紹介します。
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建売住宅では、標準装備の設備は水回りなどの必要最小限のものに限られており、生活に必要不可欠な設備がオプション設定となっていることがよくあります。
建売住宅を購入する前に、どの設備が標準装備でどの設備がオプションなのかを確認しておきましょう。
とくに、必須となる設備はないと生活に支障が出るため、入居前にオプション工事をおこなう必要があります。
建売住宅で必須となる主なオプションをご紹介します。
エアコン
夏や冬の時期に欠かせないエアコンですが、建売住宅ではオプションになっているケースも少なくありません。
エアコンの需要が高まる時期は家電量販店が混雑し、すぐに手に入らない可能性があるため、オプションで取り付けておくと安心です。
エアコンを設置するための工事費用は1台あたり2~3万円が目安で、別途エアコン本体の費用がかかります。
カーテンレール
建売住宅では、カーテンレールが標準装備でついていると好きなカーテンを選べなくなってしまうという理由から、カーテンレールがオプションになっているのが一般的です。
建売住宅のオプションのなかでも見落としがちな項目なので、忘れずに確認しておきましょう。
カーテンレールを取り付けるためのオプション工事にかかる費用は、5~10万円が目安です。
ご自身でこだわりの内装にしたいとお考えの方は、DIYで設置するのも良いでしょう。
テレビアンテナ
テレビ視聴に欠かせないテレビアンテナも、建売住宅ではオプションとして提供されることが一般的です。
一戸建てでテレビを見るには、テレビアンテナの他にケーブルテレビや光テレビなどの方法もあります。
ケーブルテレビや光テレビは利用料金が発生するため、特別なこだわりがなければ月額料金のかからないテレビアンテナの設置がおすすめです。
アンテナの設置は高所での作業になり危険なので、設置する場合は必ずプロに作業を依頼しましょう。
テレビアンテナの設置にかかる費用は、5~10万円が目安です。
建売住宅でとくにおすすめのオプション
建売住宅のオプションには、必須ではないが便利なものがたくさんあります。
生活の質を向上させるオプションもあるため、予算と相談しながらどれを選ぶか決めると良いでしょう。
建売住宅で特におすすめのオプションをご紹介します。
床暖房
床暖房があると、足元だけでなく部屋全体があたたかくなり、寒い冬でも快適に過ごせます。
エアコンのように温風を発生させないため、エアコンの風が苦手な方や空気の乾燥が気になる方にもおすすめのオプションです。
床暖房の設置にかかる費用は15畳ほどで60~250万円と、オプションのなかでも高額な部類に属します。
電気式にするか温水式にするか、床を張り替えるか直張りするかによっても費用が変わるため、床暖房を付けたい場合は種類や設置方法などを検討すると良いでしょう。
高性能な壁紙
建売住宅に使われている壁紙は、オプションでより高性能なものに変更することも可能です。
たとえば、トイレに消臭効果が高い壁紙を使用すると、より快適にトイレを使用できます。
洗面所などの水回りや玄関など、水に濡れることの多い場所を防水仕様の壁紙に変更すれば、日頃のお手入れが簡単になるでしょう。
また、機能性の高い壁紙だけでなく、より上質な壁紙に変更するのもおすすめです。
建売住宅では白をベースとしたシンプルな壁紙が多いですが、上質なアクセントクロスを使用することでより高級感のあるおしゃれな印象に仕上がります。
壁紙を変更するのにかかる費用は、面積や選ぶ材質によっても異なります。
食器洗い乾燥機
食器洗い乾燥機があれば家事の時短になるだけでなく、節水にもつながります。
食器洗い乾燥機はあとから設置することも可能ですが、キッチンの貴重なスペースを取ってしまうだけでなく、見栄えも悪くなってしまいます。
キッチンに食器洗い乾燥機を設置したいとお考えの場合は、建売住宅のオプションで付けておいたほうが良いでしょう。
食器洗い乾燥機をオプションで付ける場合の費用の目安は、10~20万円が目安です。
建売住宅のオプションが高額に!値引き交渉はできる?
建売住宅のオプションを選ぶと、不要なものを削減しても予算を超過してしまうことがよくあります。
建売住宅はそれだけでも高額な買い物なので、できるだけオプションを値引きしてもらいたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
実は、建売住宅のオプションも値引き交渉に応じてもらえるケースが存在するほか、費用を住宅ローンに含めることも可能です。
建売住宅のオプションをお得に付ける方法をご紹介します。
値引き交渉
業者によっては、建売住宅のオプションの値引き交渉に応じてくれるケースがあります。
しかし、値引きに応じてくれる場合でも、大幅な値引きを強要するのは控えましょう。
強引な値引き交渉は業者との関係悪化につながり、工事の内容に悪影響が出る可能性も否定できません。
値引き交渉をする場合は、オプション料金の1~2割程度の値引き幅で交渉するのが良いでしょう。
また、値引き交渉をするタイミングは、見積もりが定まった段階がおすすめです。
見積もりが定まった段階であれば、どの程度の利益が出るのかを担当者が把握しているため、どの程度なら値引きができるかがわかりやすくなります。
工事費用は住宅ローンに含められる
オプションの工事費用は、住宅ローンの金額に含めることが可能です。
住宅ローンの金額に含めれば、工事費用を現金で用意する必要がありません。
さらに、住宅ローンの借入額が増えれば住宅ローン控除の控除額も増えるため、減税効果が大きくなるというメリットもあります。
後から工事をおこなうと住宅ローンには組みこめないため、工事費用を住宅ローンに含みたい場合はオプション工事をおこないましょう。
ただし、オプションの工事費用を住宅ローンに含んだ場合、月々の返済額が高くなる点に注意が必要です。
住宅ローンに含むかどうかは、無理のない返済計画ができるかどうかを良く検討したうえで決めると良いでしょう。
また、すでに住宅ローンの審査を受けている場合、後からオプションの工事費用を追加するとなると、再度審査を受け直さなければなりません。
オプション費用を住宅ローンに含めるかどうかは、住宅ローンの審査を受ける前に決定しておきましょう。
まとめ
建売住宅では、生活に必要なものもオプションとなっていることがあります。
必須のオプション以外にも、あると便利なオプションも多いため、ご自身やご家族の生活で必要なものを選ぶと良いでしょう。
オプションは値下げ交渉ができる場合があるほか、工事費用を住宅ローンに含むこともできるため、予算と相談してオプションの内容を決めることをおすすめします。
株式会社リードホーム スタッフブログ編集部
都心・城南エリアで土地・一戸建・マンションをお探しの方のために結束したファミリータイプ住宅売買の専門集団です。目黒区・港区・渋谷区・世田谷区・品川区・大田区の居住用物件のみに特化しております。ブログでは不動産売却などの記事をご提供します。