自宅の駐車スペースには、カーゲートをつけると防犯面で安心できます。
ただカーゲートと一口で言っても種類が多く、どうやって選べばいいのか迷う方も多いようです。
そこで今回はカーゲートについて、設置するメリットや種類と特徴、選び方まで紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら戸建てにカーゲートを取り付ける目的やメリットとは
まずは、そもそもカーゲートとはどういったものなのか、設置するメリットとあわせて解説します。
カーゲートとは
カーゲートとは、戸建ての駐車スペースに取り付ける門扉(もんぴ)のことです。
車を上から守るカーポートに対し、カーゲートは駐車場の入り口に取り付けることで外からのトラブルを守る目的があります。
最近はいろいろなタイプのカーゲートが製造・販売されるようになり、車を守る以外の目的で取り付けられることも増えてきました。
戸建てにカーゲートを設置するメリット
ここでは戸建てにカーゲートを設置するメリットを、2つ紹介します。
防犯性が高まる
戸建てにカーゲートを設置する最初のメリットは、防犯性が高まることです。
カーゲートは戸建ての敷地である駐車場と、家の前の道路などとの境目に設置することで境界を明確にします。
カーゲートで仕切ることにより、第三者の進入を物理的に防ぐことが可能です。
容易に車に近づけなくなるので、車の盗難を防ぐほか、傷をつけられる、落書きされるなどのいたずら防止にも効果があります。
子どもやペットの飛び出しを防止できる
カーゲート設置の主目的は車の防犯対策ですが、子どもやペットの飛び出しを防げるメリットもあります。
家を出るとすぐ目の前が車の往来が多い道路といったケースでは、子どもやペットが急に飛び出すと大変危険です。
戸建てにカーゲートを設置しておけば、飛び出しを防ぐと同時に子どもが庭や駐車場で遊んでいるときのボールやおもちゃが道路に転がり出てしまうことも防げます。
戸建てに設置するカーゲート5種類と特徴
戸建てに設置するカーゲートには、主に以下の5種類があります。
●ポールゲート
●アコーディオンゲート
●スライドゲート
●アップゲート
●シャッターゲート
それぞれの特徴を紹介していきます。
ポールゲートの特徴
ポールゲートとは、駐車場入り口の左右の土中にポールを立てて、使用するときにはポールに内蔵されたチェーンを引き出して間に渡すタイプです。
ポールゲートには、以下の3種類があります。
●ポールを地面に内蔵して使用するときだけ引き出す「上下式」
●ポールを地面に固定して動かせない「固定式」
●地面に穴だけあけておき、使うときだけポールを差し込む「取り外し式」
ポールゲートはチェーンをまたぐと進入が容易ですが、心理的抵抗を与えることは可能です。
オープン外構の開放感は残したいけれどもとりあえず敷地を区切りたい、といった人に向いています。
アコーディオンゲートの特徴
じゃばら状になっていて、アコーディオンのように伸縮するのがアコーディオンゲートで、「伸縮門扉」「カーテンゲート」とも呼ばれます。
アコーディオンゲートはサイズが豊富で、狭小駐車場から大型駐車場まで対応が可能です。
ただし折りたたんだ扉は一定の幅をとるため、そのぶんのスペースを確保する必要があります。
アコーディオンを解放する方法は、片開きと両開きだけではなく、左右のどちらからでも開閉できるタイプもあります。
スライドゲートの特徴
スライドゲートは、駐車場の出入り口に設置したレールの上を滑らせて門を開閉するタイプで、「引き戸門扉」とも呼ばれます。
レールがないバリアフリータイプのスライドゲートもあります。
引き戸を引き込むスペースが必要にはなりますが、門扉自体はアコーディオンゲートのような複雑な形状ではないのでシンプルでスタイリッシュなことが特徴です。
スライドゲートは手動だけではなく、自動式を選ぶことも可能です。
アップゲートの特徴
アップゲートは、「跳ね上げ式門扉」「フライングゲート」とも呼ばれ、ゲートを上へ跳ね上げるタイプです。
跳ね上げるためゲートの収納スペースが不要となり、車の出し入れが簡単です。
手動と電動がありますが、手動は操作が大変なので、電動タイプを選ぶことをおすすめします。
シャッターゲートの特徴
シャッターゲートは、駐車場の出入り口に門を作り、シャッターを取り付けるタイプです。
駐車場と道路を完全に遮断するので、カーゲートのなかではもっとも防犯性が高いタイプになります。
シャッター自体にも完全に目隠しとなる「スラットタイプ」と、パイプを使用してネット状になった「グリルタイプ」の2種類があります。
手動タイプと電動タイプがありますが、リモコン操作できるタイプを選べば雨の日には便利です。
戸建てに設置するカーゲートの選び方のポイント
それでは実際に戸建てにカーゲートを取り付けるときには、どの種類を選べばいいのでしょうか。
ここからはカーゲートの選び方のポイントを4つ解説していきます。
利用目的を明確にする
カーゲートを選ぶときには、利用目的を明確にすることが大切です。
単に駐車場と道路を区切り、敷地を明確にしたいだけであればポールゲートで十分に目的を果たせます。
しかしポールゲートは、侵入自体は簡単なので防犯が目的であれば適切ではありません。
ペットの飛び出しを防ぐのも、ポールゲートでは目的を果たせないでしょう。
車や戸建てを完全に外部から遮断し守るのであれば、シャッターゲートが最適です。
つまり目的が同じ防犯であったとしても、どのレベルを期待しているのかによって選ぶゲートは異なるのです。
地形にあっているかを確認する
カーゲートを取り付ける地形によっては、希望したゲートを設置できないケースがあります。
たとえば駐車場の出入り口が傾斜している、複雑な地形をしている場合には、レールが必要なスライドゲートは設置が難しく適しません。
そういったケースでは、ポールゲートやアコーディオンゲートを選ぶのが無難です。
また敷地が狭ければ、扉を収納するスペースが必要なアコーディオンゲートやスライドゲート、門を作るスペースがいるシャッターゲートは設置が困難です。
狭小地でのカーゲートなら、ポールゲートや跳ね上げ門扉がおすすめです。
予算から選ぶ
カーゲートは種類によって費用が大きく異なります。
もっとも安く設置できるのは、ポールゲートです。
ポールゲートでは防犯性が低く目的にあわないと考えるなら、アコーディオンゲートが比較的安価に設置できます。
もっとも高額になるのは、門の設置が必要なシャッターゲートです。
あらかじめ予算が決まっているときは、金額を提示して業者にアドバイスをもらうといいでしょう。
家のイメージとマッチしたものを選ぶ
カーゲートは家のイメージも左右するので、家全体の雰囲気とマッチしたものを選ぶこともポイントです。
戸建ての外構には、「オープン外構」と「クローズド外構」があります。
オープン外構は塀やフェンスがない開放的なスタイルで、近年人気がある外構です。
開放的なイメージを損なわずにゲートを設置するなら、ポールゲートがおすすめです。
対して塀やフェンスでしっかりと覆うクローズド外構の戸建てなら、防犯性の高いシャッターゲートが向いています。
カーゲートを設置するときには、門扉や塀、フェンスといった、外構をトータルでコーディネートして、統一感を出すのもおすすめです。
まとめ
戸建てに設置するカーゲートには主に5種類がありますが、それぞれ特徴が異なります。
カーゲートを選ぶときには、土地の形状や設置する目的、また家のイメージもあわせて考えるようにしましょう。
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