新築戸建ての購入を検討している方が迷うポイントのひとつに、網戸の設置や選び方があります。
実際、網戸には種類が多く、驚かれる方も多くいらっしゃいます。
そこで当記事では、網戸の種類や特徴、選び方をご紹介します。
形状や材質、メッシュにそれぞれの選び方があるので、ぜひ参考にしてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら網戸の形状は4種類!特徴や選び方とは?
網戸には、大きく分けて4つの形状があります。
形状ごとの特徴や選び方を解説します。
形状①パネルタイプ
横にスライドして使用する、引違い窓用の網戸です。
一般的な網戸をイメージしたときに、もっともイメージしやすい形状といえます。
簡単に購入できるのが特徴で、網戸の張り替えも簡単です。
種類が豊富
パネルタイプの特徴は、種類が豊富なことです。
虫がつきにくいものや、取り外しが簡単なものなど、種類が年々増加しています。
ペットが網戸を引っ搔いて破けることがあるご家庭向けに強化された網戸なども販売されていますので、自分の生活環境に合った選び方で、気に入った種類を購入すると良いでしょう。
形状②ロール式
ネットをロール状に巻き取る形状の網戸です。
ヒモやチェーンを利用して網を操作します。
室内側に設置するので、パネルタイプが設置できない窓にも取り付けることができます。
「横引き」タイプと「縦引き」タイプがあるので、窓の形状や大きさによって好みの種類を選択しましょう。
掃除しにくい
ロール式の網戸は、掃除しにくいというデメリットがあります。
掃除のしやすさを重視する方にはあまりおすすめできません。
一方で、網戸を収納することで見栄えが良くなるなどメリットもあります。
重視するポイントを押さえるのが網戸の選び方のコツです。
形状③折戸式
玄関ドアに使用されるケースが多い網戸です。
玄関ドアを開け、空気の入れ替えをしたいときに役に立ちます。
折りたたむことができるので、出入りの際も簡単に開閉できます。
「間取りの関係上、玄関を開放しておきたい」という方は、折戸式がおすすめです。
形状④アコーディオンタイプ
楽器のアコーディオンのように、折りたたむことができる網戸です。
別名「プリーツ網戸」とも呼びます。
勝手口の扉や玄関に使用されることが多いです。
外の景色を楽しめる
使わないときは折りたたみ、外の景色を楽しむことができます。
景色の良い部屋や、客室にもおすすめの網戸です。
デメリットが多い
スタイリッシュな「アコーディオンタイプ」ですが、デメリットが多いことも特徴の1つです。
掃除しにくかったり、価格が高いなどのデメリットがあります。
ネットの張り替えができない種類もあるので、購入時はよく確認することをおすすめします。
4つの形状の選び方とは
形状の選び方をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
既存の網戸を取り替えたい方
取り換えが簡単な「パネルタイプ」がおすすめです。
新しく網戸を取り付けたい方、一般的な網戸を設置できない窓をご利用の方
室内側に設置する「ロール式」、「アコーディオンタイプ」がおすすめです。
玄関に網戸を設置したい方
玄関に最適な「折戸式」がおすすめです。
網戸のネットの「材質」の選び方とは?
網戸のネットの材質は、大きく分けて4種類あります。
種類ごとの特徴を確認していきましょう。
材質①ポリプロピレン
一般的に使用されている材質で、「PP」と表記されていることもあります。
カッターを利用することで、網戸の張り替えを簡単にできるのが魅力です。
価格が安いので、1番購入しやすい材質と言えるでしょう。
他の種類に比べると耐久性が低く、推奨使用期間は5~10年となっています。
ポリプロピレンのなかでも、虫が入りにくいものや、クリアに見えるものなど、さまざまな種類が発売されています。
製品を見比べて気に入った種類を購入すると良いでしょう。
材質②ポリエステル
ポリエステルは、強度の高さが特徴です。
「ペットの引っ掻きで網戸が破れるのが心配」という方は、ポリエステルの網戸を試してみると良いかもしれません。
線が太く、簡単には破れません。
材質③グラスファイバー
耐熱性を求めるなら、グラスファイバーがおすすめです。
日差しの強い部屋や、キッチン周りに最適な材質と言えます。
見た目が綺麗なため、海外では高級網として人気の材質です。
ワンランク上の網戸をお探しの方は、グラスファイバーを検討してみてはいかがでしょうか。
材質④ステンレス
4種類のなかで1番価格が高いステンレスですが、たくさんのメリットがあります。
もっとも大きなポイントは、耐久性に優れていることです。
推奨使用期間は15年~20年と言われており、他の種類より長期間使用できます。
他にも、「汚れにくい」「錆びづらい」など、掃除が楽になるメリットもあります。
網戸のお手入れに時間をかけたくない方は、ステンレスがおすすめです。
耐久性だけでなく強度もありますので、防犯対策をしたい方や、ペットを飼っている方も安心して使用することができるでしょう。
4つの材質の選び方とは
安くて一般的な網戸をお探しの方
価格が安い「ポリプロピレン」がおすすめです。
ペット対策として、強度のある網戸に自力で張り替えたい方
強度があり、自分で張り替え可能な「ポリエステル」がおすすめです。
少し高級な網戸を利用したい方、キッチンの網戸をお探しの方
耐熱性に優れて高級感のある「グラスファイバー」がおすすめです。
耐久性と強度のどちらも兼ね備えた網戸をお探しの方
高い耐久性と強度をもつ、「ステンレス」がおすすめです。
簡単には破れないため、防犯対策にもなります。
網戸のネットの「メッシュ」の選び方とは?
網戸は、網の目の細かさを「メッシュ」という単位で表します。
数字が大きければ大きいほど、網の目は細かくなるのです。
ここからは、代表的なメッシュの種類を3つご紹介します。
18メッシュの特徴
一般的な網目は、18メッシュと言われています。
風通しがよく価格が安いのが魅力的なポイントです。
しかし、コバエなど小さな虫だと入ってこれるので、虫の多い地域にお住まいの方にはあまりおすすめできません。
24メッシュの特徴
18メッシュに比べて、網目が2倍細かくなっています。
24メッシュほどの細かさがあれば、コバエなどの小さな虫は侵入しづらいです。
風通しもそれほど悪くなく、価格面を見てもバランスの良い種類と言えるでしょう。
防虫対策のできる網戸をお探しの方は、24メッシュ以上のものがおすすめです。
30メッシュの特徴
微小な虫でも侵入するのが難しいのが、30メッシュの特徴です。
コバエよりさらに小さい虫が多い地域では、30メッシュを設置するとで防虫対策ができるでしょう。
しかし、網目が細かいぶん風通しが悪くなるというデメリットがあります。
風を通そうと窓を開けて網戸にしても、30メッシュだと思うように風が入ってこないかもしれません。
また、網目が細かくなると、値段が高くなります。
コストを重視する方にとっては、値段の高さはデメリットになるでしょう。
網戸のネットのメッシュの選び方とは
網戸のネットのメッシュは、「風通しを重視する」か、「虫対策を重視する」で選ぶのがおすすめです。
風通しを重視したい方は、20メッシュ以下のものを選ぶと良いでしょう。
防虫対策を重視したい方は、24メッシュ以上のものを選ぶようにしましょう。
どうしても選べない方は、バランスのとれた「24メッシュ」がおすすです。
まとめ
網戸の種類と選び方について解説しました。
形状や材質、メッシュのそれぞれの種類ごとに、特徴と選び方が異なります。
お住まいの生活環境に合った種類の網戸を選ぶようにしましょう。
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