渋谷区と聞くと、思い浮かぶのはスクランブル交差点やセンター街など若者がたくさん集まってくる街のイメージ。
とくにテレビでもよく見る渋谷の景色から「渋谷は買い物や観光のためにある街」と考えてしまいがちですが、スクランブル交差点やセンター街は一部分にすぎません。
渋谷駅から徒歩10分にある松濤や神泉といったエリアは静かで治安もよく、子育て家族でも生活しやすいと好評です。
「渋谷は治安が悪くて住めない」と思っているならそれは思い違い、渋谷は家族で住むのに適した場所なのですね。
このページでは家族で住むのに適したエリアや渋谷区の子育て支援、お子さんの遊び場などを紹介しています。
渋谷区でも京王線・京王新線の停車駅がある初台・幡ヶ谷・笹塚駅周辺は、治安もよく駅周辺には商店街もあり生活しやすい地域として知られています。
買い物をするのにわざわざ渋谷の中心地や新宿まででかけることもなく、地元の商店街やスーパー、ドラッグストアで買い物できるのはとても便利。
とくに笹塚は東京23区の中央に位置し、都内のどこに移動するにもスムーズな立地です。
これらエリアは家賃相場も安めなので、生活費にあまりゆとりのない方でも希望にあった物件が見つかる可能性大。
街のなかは緑も多く、夜間は比較的静かで夜もゆっくり眠れるのがメリットです。
家族で生活するなら初台・幡ヶ谷・笹塚駅エリアを探すと掘り出し物物件が見つかるかもしれません。
代々木公園が近くて緑が多く、代々木上原駅南口側には交番もあり治安もよいエリアです。
小田急小田原線と東京メトロ千代田線の2路線が走っており、新宿や渋谷、大手町方面など都心へのアクセスは抜群。
閑静な住宅街が広がり街並みはとてもきれいなうえに、スーパーや上原駅前商店街など買い物スポットが豊富で生活しやすいのが特徴です。
渋谷駅から徒歩10分の場所にある神山町や松濤は「奥渋谷」とも呼ばれており、渋谷区でも屈指の邸宅街です。
芸能人や政治家、スポーツ選手など著名人が多く住んでいるので街中で有名人に出会える可能性もアップ。
渋谷駅まで徒歩圏内なので買い物は渋谷ですませることができて便利ですし、邸宅街ということで治安もよく、路地裏にはおしゃれなお店もあり家族で住んでも安心感があります。
渋谷駅から徒歩10分のところにあるベビーカー入店OKの植物センター。
入園料は100円ですが、未修学児、区内の小・中学生は無料になるのでお得です。
亀やカブトムシ、蛍、クワガタ、魚などが飼育されており、バナナ、バオバブなどの熱帯植物も植えられています。
2階には学習スペースや休憩スペースがあり、セルフサービスですがお茶も自由に飲め、お弁当の持ち込みもOK。
家族で楽しく過ごせる施設になっています。
代々木公園の近くにあるテーマパークで、NHKの人気キャラクターと出会える体験型施設です。
館内通路が広いためベビーカーでの移動も楽で、オムツ替え、授乳室が各フロアに設置されているので親子連れで遊びやすくなっています。
ニュースキャスターやアテレコ(吹き替え)体験ができたりゲームで遊べるなど小さなお子さんと一緒に楽しめる屋内型施設。
天気や気候に左右されずに通年利用できるのも便利です。
入場料も大人200円子供無料とかなりお得!
普段からNHKの番組を見ているご家族であれば絶対にはまるスポットです。
参宮橋駅から徒歩2分のところにある、渋谷区内でもかなり珍しいポニー公園。
動物園や牧場ではなく規模も小さいですが、ポニーにエサをあげたりブラッシング体験、乗馬体験ができるなどポニーとの触れ合いが楽しめると好評です。
ポニー以外に動物はいないのですが、無料で遊べるのは嬉しいポイント!
渋谷区で動物に触れ合える経験はなかなかできないので、親子で遊びにいくときっと思い出に残るはず。
敷地内にはテーブルやベンチもあるので、お弁当を食べたり飲み物を飲むこともできます。
東京メトロ千代田線 代々木公園駅下車、徒歩5分の場所にあるプレーパーク。
砂場での泥遊びや木登り、木のバイク、夏は水遊びなどができ、自然に触れる機会の少ない子供にとって新鮮な遊び場になっています。
人工的できれいに整備された公園が多いなか、土の感触を確かめながら遊べるワイルドな場所。
裸足で泥んこになって遊べるとあって喜ぶお子さんも多いですし、担当者が2~3名園内に常駐し、危険な遊びをしている子供がいると注意してくれるなど管理も行き届いています。
公園内は木が多く緑豊かで、イベントがあるととくに多くの子供でにぎわう人気スポットです。
渋谷区では中学3年生までの児童を養育している方に対して児童手当が支給されています。
3歳以上小学生以下の第1・2子と中学生には月額一人10,000円、さらに3歳未満と3歳以上小学生以下の第3子以降は月額一人15,000円が支給されます。
またお子さんを扶養している親御さんが「ひとり親家庭又は親に重度の障害がある」場合は18歳到達後の最初の3月31日までの児童1人に対して月額42,290円から9,980円を支給、第2子は月額9,990円から5,000円を加算するなどの補助制度を整備。
また障害のあるお子さんを扶養している親御さんには「特別児童扶養手当」が支給され、1級認定では月額51,450円、2級認定では34,270円が加算されます。
渋谷区ではほかにも子育て世帯向けの補助制度が充実しており、家族で住むには適した場所です。
子どもを1人出産するごとに、渋谷区から出産お祝い金10万円が支給される制度です。
健康保険に加入していると健康保険から一時金が支払われますが、それとは別に渋谷区からお祝い金がもらえるので出費の増える出産前後にはとても嬉しいですね。
ただし加入している健康保険から付加給付が支給されるときは、その額を差し引いた額になるのでご注意ください。
親子で渋谷区内に住民登録があり、国内の健康保険に加入した世帯に対して給付されるのがこの制度です。
乳幼児と小・中学生を対象にして、保険診療内の自己負担分と入院時食事療養費自己負担分が渋谷区から全額補助されます。
所得制限がありませんので、高額所得世帯であっても医療費助成制度の恩恵があるのは助かります。
渋谷区では生活保護世帯と区民税非課税世帯だけが保育料免除の対象となっていました。
ところが最近これら世帯だけではなく、低所得者層(区民税課税世帯)も保育料免除対象になり、中間所得者層も保育料負担が2~3割減っています。
保育料の負担は家計を圧迫するため、渋谷区主導で保育料が安くなるのは本当に嬉しいですね。
渋谷区は子育てしやすく、街の中心部から離れると静かで住みやすい子育て世代にピッタリのエリアです。
家族で遊べるスポットも多く、さらに渋谷区主導で多くの子育て支援がおこなわれており家族で住むには最適。
充実した子育て環境を希望する方は、ぜひ渋谷区に目を向けてくださいね。