家事のなかでも苦労するのが、毎日やらなければいけない「食器洗い」です。
「食洗機」を設置することで、毎日大変だった食器洗いが楽になるでしょう。
当記事では、食洗機の種類ごとの特徴や、食洗機を設置するメリット・デメリットについてご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら食洗機を設置する前に知っておきたい!種類ごとの特徴とは?
食洗機には、「ビルトイン型」と「据え置き型」の2種類があります。
食洗機を設置する前に、種類ごとの特徴をよく理解しておきましょう。
ビルトイン型の特徴
ビルトイン型の食洗機は、キッチンカウンターやシンクの下に設置するのが特徴です。
すでに食洗機が設置されている場合、食洗機を取り外して交換することができます。
そんなビルトイン型の特徴や、おすすめのケースは下記のとおりです。
大容量
ビルトイン型の特徴は、大容量であることです。
まとめて洗いたい方や、5人以上のご家族で利用する方におすすめです。
キッチン周りを広く使える
ビルトイン型の食洗機を設置すれば、キッチンスペースを広く使うことができます。
また、食洗機を設置しても見た目を損なうことがありません。
「キッチンスペースを広く使いたい」「見た目を重視する」という方は、ビルトイン型を検討すると良いでしょう。
性能が良い
ビルトイン型の食洗機は、音が静かで耐久性に優れているのが特徴です。
設置費用は20万円前後と言われており、値段は高めですが、それだけ長く使える食洗機と言えるでしょう。
性能にこだわる方は、ビルトイン型の食洗機を検討してみてください。
持ち家や分譲マンションにおすすめ
ビルトイン型は、新築時やリフォーム工事で取り付けることが可能です。
そのため、持ち家や分譲マンションの方におすすめの種類です。
キッチンのリフォームを検討されている方は、一緒に食洗機の設置を考えてみてはいかがでしょうか。
据え置き型の特徴
据え置き型は、キッチンシンク周辺に置く「卓上タイプ」の食洗機です。
据え置き型の特徴やおすすめのケースは下記のとおりになります。
手軽に設置できる
据え置き型の特徴は、手軽に設置できることです。
業者に依頼することも可能ですが、分岐水栓を用意すれば自分で取り付けることができます。
分岐水栓は数千円で購入できるので、設置費用を節約することが可能です。
値段が安い
据え置き型の食洗機は、ビルトイン型に比べて値段が安いです。
性能が高い食洗機でも、6万円あれば購入できます。
「食洗機の設置を悩んでいる」という方は、据え置き型を設置して使い心地を試してみるのも良いでしょう。
性能が劣る
ビルトイン型と比較すると、据え置き型のほうが性能は劣ります。
とは言っても、最近は「静音」タイプや「バイオパワー除菌付き」のタイプなど、多くの種類が発売されています。
据え置き型のなかでも、高機能な種類を購入することで対策をとると良いでしょう。
賃貸物件での設置が可能
据え置き型の魅力は、賃貸物件でも設置が可能なことです。
「賃貸物件だから食洗機を諦めていた」という方は、据え置き型の食洗機を購入すると良いでしょう。
その際はキッチンスペースが必要になるので、収納を工夫する必要があります。
食洗機を設置するメリットとは?
食洗機を設置することで発生する「メリット」をご紹介します。
メリット①節水になる
食洗機は、手洗いより節水になるというメリットがあります。
「洗い物でつい水を出しっぱなしにしてしまう」という方は、食洗機を設置することで大きな節水効果が期待できるでしょう。
あくまで目安ですが、食洗機を設置することで「1日140リットル」の節水ができると言われています。
また、お湯を利用している方は水道料金だけでなくガス料金の節約にもなります。
食洗機を設置することは、経済面でのメリットがあるのです。
メリット②時間短縮できる
食洗機を設置することで、洗い物の時間が短縮され自由な時間が増えます。
食器を軽くすすいで食洗機にセットするだけなので、精神的的にもかなり余裕が生まれるでしょう。
子育てや仕事で忙しいご家族にとって、食洗機はありがたいアイテムです。
メリット③高温で汚れを落とす
食洗機のメリットは、「高温で汚れを落としてくれる」ことです。
食洗機は、水やお湯をヒーターで約50度~60度まで温めて洗浄します。
手洗いでは取れないようなしつこい油汚れをしっかりと落としてくれるのです。
食洗機の種類によっては、さらに除菌機能が高いものもあります。
機能を確認しながら、よく選んで購入してくださいね。
メリット④菌の繁殖を防ぐ
食洗機の多くには、乾燥機能がついています。
食洗機の乾燥機能を使うことで、菌の繁殖を防ぐ効果があるのです。
手洗いの場合、洗った後は布巾でお皿を拭くことになります。
そうすると、布巾についた菌がお皿に付着してしまいます。
食洗機を使うことで、拭く手間が省けるだけでなく、菌の繁殖を防ぐことができるのです。
メリット⑤手荒れしない
手洗いすると、どうしても避けられないのが「手荒れ」です。
食洗機を使えば、手荒れの軽減が期待できます。
お皿を軽く流すだけなので、水に触れる時間を短縮できるからです。
手荒れで悩んでいる方にとって、手荒れを防げるのは大きなメリットと言えるでしょう。
食洗機を設置するデメリットとは
なにかと便利な食洗機ですが、デメリットもあります。
メリットだけでなく、デメリットも事前に把握しておきましょう。
デメリット①動作音が大きい
食洗機を設置するデメリットは、動作音が大きいことです。
水が噴射する音や、乾燥中のファンの音など、基本的に動作中はずっと音が鳴っています。
食洗機の種類によっては静音機能のついた物もあるので、音が気になる方は購入時によく確認しましょう。
タイマー機能を利用して、キッチンの音が気にならない日中や深夜に食洗機を動かすのも対策の1つです。
デメリット②設置スペースがいる
食洗機を設置するスペースが必要になるため、キッチンが狭くなるデメリットがあります。
とくに卓上タイプの「据え置き型」食洗機の場合、キッチンスペースがかなり必要になるでしょう。
設置するスペースがキッチンにあるのか、よく確認してから購入するのがおすすめです。
据え置き型の食洗機の場合、必要なスペースは「横55cm×奥行35cm」と言われています。
ちなみに、すっきりして見える「ビルトイン型」の食洗機でも、収納部分が減るという意味でキッチンスペースは狭くなります。
食洗機を設置した際は、食器を減らしたり、収納スペースを工夫する必要があるでしょう。
デメリット③コストがかかる
食洗機の大きさや種類によって差はありますが、食洗機を設置するのにはコストがかかります。
少なくとも、据え置き型の食洗機で4.5万円以上、ビルトイン型の食洗機で13万円以上は必要になるでしょう。
据え置き型の場合、業者に設置を依頼するのか、自分で設置をするのか、どちらかによって費用は1万円ほど変わってきます。
少しでもコストを抑えたいのであれば、自分で工事をするのがおすすめです。
また、食洗機を設置すると、「食洗機用洗剤」が必要になります。
手洗い用の洗剤は利用できないので注意しましょう。
食洗機用洗剤は、粉末タイプ、液体タイプ、タブレットタイプがあります。
それぞれ値段が異なるので、コストを重視する方は洗剤選びも重要です。
まとめ
食洗機の種類ごとの特徴や、食洗機を設置するメリット・デメリットについてご紹介しました。
デメリットはありますが、家事の負担を削減できる食洗機は家庭にとってありがたい便利アイテムです。
「据え置き型」にするのか、「ビルトイン型」にするのかよく検討したうえで、気に入った食洗機を購入しましょう。
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