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台所のディスポーザーとは?仕組みや注意点についてもご紹介

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台所のディスポーザーとは?仕組みや注意点についてもご紹介

台所のディスポーザーとは?仕組みや注意点についてもご紹介

生ごみを粉砕させ、シンクの衛生を保つためのディスポーザーですが、具体的な仕組みや設置のメリットとはどういったものなのでしょうか。
設置を考えているけれど、どんなデメリットがあって、使用する際の注意点も一緒に知りたいという方のために、今回はディスポーザーについてご紹介していきます。
仕組みとメリット・デメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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台所にあるディスポーザーとは?仕組みについて説明

台所にあるディスポーザーとは?仕組みについて説明

生ごみを粉砕するものとして聞いたことがある方も多いかと思いますが、具体的に説明すると、台所のシンク排水口部分に設置して、生ごみを粉砕しながら下水に流す装置です。
切った野菜などの食材の破片などの生ごみが水と一緒に流れることで、内部に設置された刃で細かく粉砕して流します。
製品によって使用方法は多少異なりますが、多くは水を流しながら生ごみをディスポーザーに投入し、蓋をしてからスイッチを押すことで切り刻みます。
この、水を入れて粉砕というステップを踏むことで、粉砕された生ごみについてはそのまま下水に流れていくような仕組みとなっています。
粉砕して流された生ごみについては浄化処理の際に取り除かれますので、下水を汚しながら排水するのではないかといった心配は不要です。
生ごみを集めて取り出したりなどの手間がいらないので、不衛生な生ごみをシンクより上に持ち出す必要がありません。
さらに、忙しい時間帯にあとでやろうとして生ごみの処理を忘れてしまい、悪臭が立ち込めてしまったり、虫が湧いてしまったりといったトラブルも防ぐことが可能です。
ディスポーザーの仕組みはシンプルで、使い方も簡単です。
近年新しく建てられたマンションやアパートであれば、最初から導入されている物件も見られるようになりました。
しかし、設置をするには適切な排水処理設備が必要ですので、設置がない物件で導入しようと考えているのでしたら注意が必要です。
設置ができるのであれば魅力的ですが、東京23区に関しては導入にあたって届出が必須となっています。
戸建てで導入を検討している場合は、自身が住んでいる地域で届出が必要かどうかの確認も先にしておきましょう。
場合によっては排水処理機能がついていないという理由で設置できない可能性がありますので、購入前に調べておく必要があります。
さらに築年数が古い物件の場合、住宅の排水設備の関係で設置自体できない可能性もあります。
どんな物件であっても、設置の前の確認は忘れずにおこないましょう。

台所にディスポーザーを設置するメリット・デメリットとは

台所にディスポーザーを設置するメリット・デメリットとは

続いてはディスポーザーを設置する上でのメリット・デメリットをご紹介します。
まずメリットについては、やっぱり掃除の手間が少なく衛生的という部分です。
ディスポーザーを設置することで、生ごみは溜まったままになりませんので、ぬめりや黒ずみ、カビといった汚れも発生しなくなり、夏場には悪臭の心配も要りません。
通常の掃除のように取り出してゴミに捨てて、といった手間がなく、ゴミ箱に生ごみが溜まるわけでもないというのも衛生的な理由のひとつです。
このようにいつも綺麗にしておくことによって、害虫やネズミも発生しなくなります。
通常おこなう生ごみ処理よりも遥かに楽で、いつでも綺麗な状態を維持できるというのが最大のメリットです。
一方で台所にディスポーザーを設置する上でデメリットも存在します。
性質上、水を流しながら電動でカットしていくので、その分水道料金や電気代は多少なりとも上がります。
メーカーによって使う水の量や電力に差が出て来るので一概には言えませんが、高くても600円前後で済むようです。
当然維持するにはメンテナンスも必須となるので、そうした管理費も必要となりますが、これにかかる費用は月数百円程度です。
費用の面では極端に大幅な上昇はないものの、それでも適切な管理は必要となるので、注意が必要です。
そしてなかには導入することでかえって環境に良くない製品も存在しています。
直接投入型ディスポーザーについては、砕いたゴミが処理されずにそのまま流されてしまいます。
地域によってはこの直接投入型ディスポーザーを禁止する条例が存在しますので、選ぶ際は気を付けましょう。
取り付け前の注意といえば、台所や家庭によっては設置ができない可能性があります。
ディスポーザーの単体の価格は5万円から10万円程度と決して安い買い物ではありません。
購入後に取り付けができなかったとなってしまってはいけませんので、ここはしっかりと確認しておきましょう。
水を流しながら電動でカットする性質上、どうしても騒音が出てしまいます。
そうした騒音がご近所トラブルになる可能性もあるので、深夜など音が気になる時間帯は使用を控えるなどの配慮が必要となります。
設置する前にはこうしたメリットやデメリットはよく把握し、自宅に設置しても問題ないかよく確認しておきましょう。

ディスポーザーを台所で使用する上での注意点とは

ディスポーザーを台所で使用する上での注意点とは

設置したディスポーザーを使用する上で注意するべき点もいくつか存在します。
実際に使用する上での注意点は、アサリの貝殻といった貝類などの硬いもの、トウモロコシなどの極端に芯の硬い野菜の芯などを流してはいけないということです。
これは設置されている刃に悪いので想像がしやすいですが、さらに繊維質なものや同じ食材を一度に大量に流すという動作にも弱いので注意が必要です。
繊維質なものは切れずに刃に絡まってしまったり、同じ食材が大量に入ってしまうと上手くカットされずに詰まりの原因になってしまいます。
繊維質のものは流す前に少し細かく切っておいたり、同じものは小分けにするなどの工夫が必要です。
そして構造上、熱湯にも弱いので、熱湯を流す時は一度冷ましてから流すようにしましょう。
使える洗剤も塩素系はゴムやパッキンを劣化させる可能性があります。
こうした洗剤を使用した後は劣化防止のためにしっかりと水で流すようにする必要があります。
ほかにも使用している最中には水をしっかり流す必要があるので、勿体ないからと少量にしないように気を付けましょう。
粉砕した生ごみを流すためにある程度の水量が必要となるのですが、自動給水装置が付いていないと水が足りずに詰まりの原因になってしまいかねません。
動作が停止したあとでもちゃんと流す工程が必要なので、使う際は水に気を付けましょう。
さらにディスポーザーはメーカーによっては大きな音が出てしまいます。
使用時間も深夜帯などの就寝時間は控え、日中に使うように心がけましょう。
最後に使用が終わった後の注意点です。
中のゴミがなくなったと思って電源を切ってしまうと、細かいゴミが残ってしまっている可能性があります。
生ゴミの粉砕が終わったあと、そのゴミを流すためにディスポーザーは動きつづけます。
これが途中で止まってしまうことでディスポーザーの中で腐敗し、悪臭やカビの原因になります。
それだけでも不快ですが、こうした腐敗は機械の劣化、腐食もさせてしまうため、ゴミが無くなっても機械は無理に停止させないようにしておきます。
ディスポーザーを使用する上で、メーカーが出している注意点を守らないと故障や悪臭の原因になってしまいます。
こうした注意点を守り、正しい方法で使用し、台所の清潔を保つようにしましょう。

まとめ

ディスポーザーとは清潔な台所を維持するために、水を流して排水口で生ごみをカットするものです。
たくさんのメリットがあるのと同時に、東京23区なら申請しないと設置ができない等の注意点も存在します。
設置の際は、購入前に自治体の決まりをよく確認しましょう。

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