整った街並みで景観も綺麗な大規模分譲地は、これから住宅を建てる予定の方にもたいへん人気です。
綺麗な景観とともに整った住宅がお手頃な価格で購入できるだけではなく、自分で土地探しなどをする必要がないのも魅力です。
今回は、こうした大規模分譲地の購入にあたってのメリットやデメリット、そして大規模分譲地の購入に向いている世帯とその理由についてご紹介していきます。
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弊社へのお問い合わせはこちら大規模分譲地を購入するメリット
大規模分譲地の購入のメリットは、広い土地と住みやすく綺麗な住宅をお手頃な価格で購入できるという点と、ライフラインがすでに整備されていて自分で工事費用を出さなくて良いという点です。
大規模分譲地は街づくり計画が丁寧にされているので、地域全体のバランスが良く、景観も綺麗なことが多いです。
さらに近年の大規模分譲地に関しては、少し前の分譲地と比較して家同士の間隔も十分に取られています。
そのため、もし火災などが発生したとしても、延焼のリスクも低くなっていることが特徴です。
家族や自身のプライバシーも守られるので、安心して新居で過ごすことが可能となっているのです。
さらに本来住宅を購入する場合は、ライフラインがないのであれば自身で工事費用を負担して引き込む必要があります。
大規模分譲地に関してはすでにそうしたライフラインも整えてあるので、余計な工事費用のことを考えなくてもいいというメリットがあります。
さらに大規模分譲地は開発されたばかりのものであれば、ほとんどの人がほぼ同時に住みはじめることになります。
知らない街に一人浮いてしまうというよりは、皆が協力してひとつの街をつくっていくので、街に慣れるのも早くより居心地もよくなります。
自分だけが一から関係地を築いていくわけではないので、安心できる点もありますね。
さらにこうした分譲地は防犯面にも力を入れており、各所に防犯カメラを設置したり、警備員が巡回したりなどするので、子どもたちの安全を考えてもメリットは大きいです。
常に整備されている街や住宅というのは空き巣などの犯罪が発生しにくいので、治安の良さも魅力です。
また、街並みは開発の段階で丁寧にデザインされているので、街全体がおしゃれに完成している分譲地が多いのも特徴です。
綺麗な場所で安心して生活をはじめたいし費用も抑えたい、という方にはメリットの多い分譲地の購入です。
大規模分譲地を購入するデメリット
そんな大規模分譲地にもデメリットは存在します。
街並みは綺麗に整備されていても、それが必ずしも交通の便が良いとは限らないという点と、人付き合いが濃くなってしまいがちなので、人付き合いが苦手な人には少し居心地が悪くなる可能性があります。
まずは交通の便についてですが、大規模分譲地は駅近ではなく、どちらかと言えば車があることが前提の土地にあるので交通の便が良くないというデメリットがあります。
普段から車を運転していた人なら気にならない部分ですが、車を持っていない世帯は不動産の購入費用に加えて車の購入代も費用に計上することも検討しないといけません。
ご近所同士の付き合いが濃くなりがちですが、周囲と適切な距離を保てるような人付き合いの得意な人なら気にならなくても、あまり周囲と密接に関わることが苦手な人にとっては苦痛に感じてしまいます。
人付き合いは特にその後の住みやすさにも大きな影響がでてきますので、購入前にそうした人間関係に不安が出てきてしまうと少し購入をためらってしまいます。
また、景観のバランスが良いといのは、裏を返せば住宅設計に制限があるということです。
購入する土地に建築条件があるかどうかの確認が必要です。
分譲地では施工会社があらかじめ決められていることがあり、そのような場合は自ら建築会社や施工会社を選ぶことができないため、注意する必要があります。
庭に思いっきりスペースを使いたい、大きなエントランスやバルコニーを作りたいといった細かい要望が通らないというデメリットもあるので、こだわりのある家を建てたい人にはあまり向いていません。
また、メリットの部分でライフラインが整えられていることを挙げましたが、整備費用が土地代に含まれていることもあるため、他に気になる宅地があればライフラインの整備費用を加味したうえで比較することが重要になってきます。
さらに分譲地内でも人気区画はすぐに売れてしまいますので、悩んでいる間に買い手がついてしまったということもあります。
大切な新居の購入でゆっくり決めたいのに、そうした競争があるので焦って決めてしまっては自分の思った住宅購入が出来ない可能性も出てきます。
大規模分譲地は綺麗で整っていて安全性に優れている反面、こうしたデメリットも存在していますので、購入の際には家族や夫婦間でしっかり相談の上決めたほうが納得のできる購入ができます。
大規模分譲地の購入に向いている方とその理由について
防犯面にすぐれていて、景観もよく近所との繋がりも作りやすいということから、大規模分譲地にはファミリー層にたいへん人気です。
近年では高齢の夫婦からの人気も集まっており、特定の層だけではなく多くの方に人気が出てきています。
こうした大型分譲地の購入に向いている方は、メリット・デメリットを考慮して、メリットのほうが大きく住みやすいと感じている方となります。
こうした大規模分譲地には景観が綺麗で防犯面にすぐれていても、駅からは遠いので交通の便は悪いなどのデメリットがあります。
さらに人付き合いも多くなるので、人と関わるのが苦手な方にとってはどんなに綺麗で広い住宅であっても息苦しさを感じてしまうかもしれません。
そうした理由から、車を持っていて駅が近くなくても移動に困らない、ご近所さんとのお付き合いも適切な距離を保ってストレスを感じないようにできる、といった方は大型分譲地に向いていると言えるでしょう。
また、大型分譲地は細かい住宅の希望が通らない可能性がありますが、住宅にそこまで思考を巡らせている暇もないようなファミリー世帯も、すぐに広くて綺麗な住宅に住めるので購入して損はありません。
このように、大規模分譲住宅の購入には向き不向きが存在し、どんなに良い環境でも向いていない人からすれば居心地の悪い空間になってしまいます。
しかし向いている人、メリットのほうが多い人にとってはこれほど便利で済みやすい街はありませんので、自分にとってメリットがデメリットを大きく越えるのでしたら一度検討してみるのも良さそうです。
以上のことから、大型分譲地は特定の層に向いているというわけではなく、実際にそこで暮らす人がメリットを感じられるかどうかということになります。
自分にとって過ごしやすい街が、デザイン性にも優れていて防犯面もしっかりしているのは、安心以上の何ものでもありません。
まとめ
大規模分譲地の購入のメリットやデメリットについてご紹介いたしました。
これから新生活をスタートさせるために、新居を大規模な分譲住宅にしようか考えているのでしたら、購入前にぜひメリットとデメリットを並べて、家族皆で意見交換をしてみてください。
大規模分譲住宅が持つメリットとデメリットをしっかり相談して、家族内でそれでも大規模分譲住宅が魅力的なのであれば、購入は急いだほうが良さそうです。
気になる大規模分譲地をみつけたら、ぜひ家族同士で相談してみてください。
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